cocoonAMPの設置方法を1から解説。
AMP設置後に必ず届く「AMPエラーの対処法」もケース事に紹介しています。
エラーが届いたら、とにかくコツコツ修正しましょう。
↓今回修正したampエラーはこちら
・タグ ‘style amp-custom’のCSS構文エラー
・許可されていない属性または属性値が HMTL タグにあります。
・属性「scope」はタグ「td」で使用できません。
・タグ「a」の属性「href」に不正な形式のURLが見つかりました。
などなど
cocoonのAMP設置と、サーチコンソールAMPエラーの対処法★初心者向け
1.AMP機能を有効化する
ますまずは、cocoon設定で→amp→AMP機能を有効化するにレ点をつけるます。
参考サイト cocoonわいひらさん
https://wp-cocoon.com/amp/
他サイトでは、レ点をつけるだけという書き込みが多かったですが、その後にもする事がいっぱいあります。
2.Contact form7対策を行う
レ点をつけた後は、cocoonのAMPと相性が悪いプラグインContact form7の対策をします。
Contact Form 7の「お問い合わせフォーム」でAMPエラー/不具合が出るそうなので、ワードプレスの固定ページ→「お問い合わせフォーム」のページを開き、右側の下の方にある「AMPページを生成しない」にレ点を付けます。
詳しくはこちらの参考サイト
https://gobgoblog.com/2018/10/cocoon-amp-google-bokoboko.html
3.Google XML Sitemap 対策を行う
Google XML Sitemapのプラグインが入っている場合は、プラグイン→Google XML Sitemap→設定→HTML形式でのサイトマップを含めるのチェックを外します。
これはAMPでは不必要でエラーの原因になります。
レ点を外したら更新を押すのを忘れないように。
4.Googleタグマネージャーの設定
次は、「Googleタグマネージャー」の設置です。
AMP化するとAnalyticsが計測してくれないので、「Googleタグマネージャー」の設定を行ってAnalyticsと連携させなければなりません。
Googleタグマネージャーはこちら
Googleタグマネージャーは、Googleから提供されているタグマネジメントツールで、計測タグや広告タグなどが簡単に作成できるものです。
1.タグマネージャIDをcocoonに設定入力
グーグルタグマネージャーにログイン、通常トラッキングID設定を設定。コクーン設定→「アクセス解析・認証」 で、タグマネージャIDをcocoonにも設定入力します。
こちらが、解りやすいです↓
参考
https://wp-cocoon.com/google-tag-manager-id/
2.AMP用 タグマネージャID入力
次に、グーググマネージャーのAMP用を同じように設定し、コクーン設定→「アクセス解析・認証」 で「AMP用 タグマネージャID」欄に入力します。

5.ダブルカウントを防ぐ
お疲れさま、もう一息です。
次に、ダブルカウントにならないようcocoonの「Google AnalyticsトラッキングID」を削除します。
コクーン設定→「アクセス解析・認証」→ 「Google AnalyticsトラッキングID」欄に、以前にAnalyticsとさせたときに入力した AnalyticsのトラッキングIDが入力されているはずです。
ここを入れたままにしておくと、Googleタグマネージャーの計測に加え、ここでもPVがカウントされて2倍のPVになってしまいます。
コクーン設定→「アクセス解析・認証」→ 「Google AnalyticsトラッキングID」欄を空白に戻して出来上がり。
アナリティクスのアクティブリアルタイムユーザーのグラフを見て、ちゃんと1人でカウントされているか確認。1人カウントや3人カウントなど奇数カウントがあったから大丈夫です。
cocoonのAMP設置 直後の変化
cocoonのAMPを設置直後の変化は、自分のサイトのURL+「?amp=1」を加えて確認できます。Google推奨AMPで聞いたような不具合はなく胸をなでおろしました。
ただ、AMPを入れたら、H3.H4の見出しのデザインが変わりました(笑)
前は、H3.H4がデフォルトとされているものと違うので不思議だったのですが、皆さんと同じような見出しデザインに変わりました。それ以外には特に変化はありませんでした。
cocoonのAMP設置後 AMPエラー対処法
cocoonのAMP設置後、3日目くらいからAMPエラーがど~んとGmailで届きますが、慌てずに対処していきましょう。
まず、エラーメールが来たら、どの場所がエラーなのか調べて直します。
◆どうやってエラーの場所を見つけるのか |
を、ケース別に詳しく説明していきます。
ケース1.タグ ‘style amp-custom’のCSS構文エラー
1.問題の修正をクリックし、サーチコンソール画面を開く
まず、googleから来たエラーメールの「AMPの問題の修正」をクリックします。
2.サーサーチコンソールでエラーページを確認
メールの「AMPの問題を修正」部分をクリックすると、サーチコンソール画面に飛びます。すると下のような画面になります。
2つもエラー記事があったんだ・・・と凹む(笑)
Googleメールによると、この2つの記事で私が何かを間違って入力しているのでAMPエラーになり、スマホでAMP高速表示されないよということらしいです。
3.GoogleAMPテストを使って悪い部分を探す
GoogleのAMPテストというツールを使います。こんな↓画面。このツールはAMPエラーを修正するのに必須です。
サーチコンソールでエラーが出ている①のURLを入力して、「URLをテスト」をクリックします。
ここのURLにふつうのURLを入れてしまい失敗。/?amp=1を追加してテストをクリック。
やはりAMPエラーのマークが出ました。そこで、下の方の赤枠の部分をクリックします。
↓するとこんな画面です。
どうやら、ページのソース80行目が悪い箇所の様です。(ページのソースとは、普通に表示して右クリック→「ページのソース」で出てくるあれです)
次に、1つ目のエラーをクリックします。すると右側にページのソースか表示され、悪い箇所が赤くマーキングされます。
赤い部分は
h3{border-bottom:double・・・・・・・・・・・・・
とあります。
h3というのは、「見出し」の事です・・・・
「見出し」の書き方が悪いのかな・・・・と、見当がつきます。
その下のエラーも同じようなエラー内容でした。
そこで、実際のページを表示してみると「見出し」がいつも使っているのと違います。
そういえば、このページだけh3の見出しをカスタマイズして、編集画面の一番下にある「カスタムCSS」欄に入力していたのを思い出しました。きっと、このカスタマイズ方法が間違っていたのですね。
そこで「カスタムCSS」欄の入力をすべて消しました。
見出しはデフォルトに戻っちゃったけど、仕方ないですよね。
それから再びAMPテストを行うと、2つのエラーがいっぺんに解消されていました。おお~やった~
この後、サーチコンソールに訂正したよと報告します。
報告の仕方はこちら
ケース2.cocoonのAMPを設置タグ ‘style [amp-keyframes]’の親タグは ‘body’でなければなりません
「 ‘style [amp-keyframes]’の親タグは ‘body’でなければなりません」をcocoonフォーラムでも検索してみるとフォーラムに相談した方が2人いました。
相談者2人は</div>が原因で、</div>の書き間違い</divだったり、変なところに</div>を入れたりしていたようです。これを訂正したら改善されたと書いてありました。
</div>は囲った部分をブロックレベル要素としてグループ化することができるタグです。
それでは、直していきましょう。
今回も、上記の1~3までは同じに進めます。
1.問題の修正をクリックし、サーチコンソール画面を開く
2.サーサーチコンソールでエラーページを確認
3.Google AMPテストツールを使って悪い部分(赤いライン部分)を探す
すると私の場合も、</div>の書き間違いと、変なCSSをページ下部の「カスタムCSS」欄に入力していたことが原因でした。
赤いラインの</div>の書き間違い部分は、cocoonで作ったスタイルボックスが原因でした。
この赤く囲んだ部分が、なぜか3重にもなっていたんです。これを訂正したら、エラーがなくなりました。
また、ページ下部の「カスタムCSS」欄を消したらエラーがなくなりました。
「カスタムCSS」は、正しく入力しないとAMPは作動してくれないようで、AMPエラーになってしまうようです。
訂正後はサーチコンソールに訂正したよと報告し、クロールしてもらい合格をもらいましょう。
報告の仕方はこちら
ケース3.許可されていない属性または属性値が HMTL タグにあります。
またきたー!!!
前記の amp訂正後、深夜に再び6件のエラーメールが届いていました。対処法はケース4と同じ。
ケース4.属性「scope」はタグ「td」で使用できません。
ケース3と同じようにエラーの出ていると報告があったURLで、Google ampテストをしました。
「scope」という単語で3つもエラーが出ています。
調べてみると、どうやら表の作り方のエラーのようです。テーブルのセル(th、td)に使える属性に、「scope」属性というものがあるらしく、AMPでは「scope」はエラーになるということらしいです。
私の作った表のソースを見ると「scope」だらけ。
これが、実際にエラーが出た私のブログの表です↓ 少し複雑な表です。
他の表は問題なかったので、複雑な表を作る時は気を付けなければなりません。といっても、どう気を付けるのか解らんが、複雑な表は作らないほうが良いと言う事ですね。
「scope」を除いた表を新たに作るなんて、面倒なので表を全部削除しました。せっかく表を作ったのにもったいないですよね。でも仕方ない。。。とほほ
削除後は、コクーン設定→キャッシュ削除をしてから、再びAMPエラーテストをすると有効となり解決。3つのエラーが一気に解決です。やった~
消してしまった表の代わりに、表を画像で貼り付けて対処しました。
対処後は、サーチコンソールで直したよと、報告しなければなりません。
修正を検証を押すと、下の画面になり1分ほど待ちます。
詳細を表示を押します。
すると、保留になります。
少し経つと、「Googleから修正したのを確認するよ~」というメールが届きます。
次のクロールが回ってきて検証してくれるまで待ちます。
このページが、合格になったのは翌日くらいでした。
ケース5.タグ「style amp-custom」の CSS 構文エラー – 宣言が無効です。
サーチコンソールで次のエラーを開けてみると、なんと4ページも。
タグ「style amp-custom」の CSS 構文エラー – 宣言が無効です。
とありますからCSS 構文エラーなのでしょう。
同じエラーが出ている4つのページを表示してみると、またまた、すべての見出しをカスタマイズしていました。
見出しが地味だったので、二重線にしてみたり、茶色くしたり、自分なりにカスタマイズしたページばかりでした。
投稿ページ下部のカスタムCSSに、↓のように入力してありました。
良く解らずぐぐってコピペ、試行錯誤してとりあえず成功したんでしょうね。
padding: 0.6em;/*余白*/
: none;/*背景色をリセット*/
}
.article h3 {background
background: none;/*背景色をリセット*/
}
.article h2{ border-bottom: double; 3px solid black;
1px solid black;
}.article h3{border-bottom: solid 1px #deb887;
}
さっそく4ページとも、この入力を削除。削除後は、コクーン設定→キャッシュ削除をしてから、再びAMPエラーテストをすると4ページとも有効となり解決。4つのエラーが解決しました。先ほどのようにサーチコンソールで報告して終わりです。
ケース6.タグ「a」の属性「href」に不正な形式のURLが見つかりました。
こちらも前記と同じ、ampテストで同じように検証できます。
エラーが出ているURLを入力し間違っている行を探します。
私の場合、電話番号のリンクがエラーになっていました。
改行しなかったことが原因。電話番号とリンクを設定し直し、もう一度ampテストを行うと有効。前記したようにサーチコンソールで報告して終わりです。
ケース6.推奨サイズより大きい画像を指定してください
推奨サイズより大きい画像を指定してくださいと警告が来たら、ほとんどアイキャッチ画像が原因です。
これは、アイキャッチ画像に小さな画像を入れるとすぐに警告されます。
アイキャッチ画像のおすすめサイズは、1200×630pxなので、このサイズのものに変えるとOKです。
その他のエラー
◆アドセンス広告でエラー
エラー訂正から半年。急にまたGoogleからメール。この覚書ブログが役に立ちました(笑)
エラー箇所を上記と同じように探ってみると・・・
cocoonの便利機能「ショートコード」のアドセンス広告が原因の様です。
長文の記事のみH4の上あたりに<ad>を入れたら、ことごとくAMPエラーを食らいました。広告が多すぎるってこと?
アドセンス広告は、文頭・H2上・文末に入れてもエラーにならないのに、なぜダメなのか不明。H4上の「ショートコード」を消したらすべて合格になりました。
まとめ
AMPエラーがあったら、根気よく訂正しましょう。慣れてくるとエラーを出さないように記事が書けるようになります。
再びエラー訂正があるようでしたら、その都度またUPしていきたいと思います。