暑い夏に嬉しい「麺のお弁当」を紹介します。
冷たくて、つるつるとのど越しの良い「麺のお弁当」は夏の暑さで食欲がない時にお勧めです。でも、時間が経つと麺はくっついて固まり、食べにくいと感じる方も多いはず。
そこで、「時間が経っても麺がくっつかないコツ」や、「冷えた麺の保存法やアレンジ」「麺のお弁当箱」などを紹介しています。
まずは、夏に嬉しい麺のお弁当「北海道民食ラーメンサラダ風★豚しゃぶ冷やし中華」レシピの紹介です。
夏に嬉しい「麺のお弁当」レシピ ★時間が経っても麺がくっつかない/固まらないコツ
ちょっと古い話しですが、阿部寛主演のドラマ「ゴーイングマイホーム」。
ドラマで宮崎あおいさんが作っていた『 ラーメンサラダ』 がとても美味しそうと、娘のリクエストに答えて作ってから 我が家の定番料理になりました。
「サラダ感覚で味わえるラーメン」として、 札幌グランドホテルの料理長が考案して以来、 北海道民食として人気だそうです。
北海道民食ラーメンサラダ風★豚しゃぶ冷やし中華★材料
Today’s menu 北海道民食ラーメンサラダ風★豚しゃぶ冷やし中華 |
材料 1食分 | |
流水麺 冷やし中華 | 1食ぶん |
豚肉 しゃぶしゃぶ用 | 100g |
ゆで卵 | 1個 |
プチトマト | 2個 |
きゅうりスライス | 1/3本分 |
紫キャベツスライス | 少々 |
レタス | 少々 |
イタリアンパセリ | 飾り |
ブルーベリー | 2個 |
◆調味料他 | |
ドレッシング | |
胡麻ドレッシング | 大さじ5 |
マヨネーズ | 大さじ5 |
麺つゆ2倍濃縮 | 少々 |
酢 | 少々 |
その他 | |
オリーブオイル | 小さじ1 |
昆布つゆ | お玉に半分 |
北海道民食ラーメンサラダ風★豚しゃぶ冷やし中華★レシピ
野菜を麺に入れ、タレをかけたら 全部よくかき混ぜて、つるつるといただきます。
夏の「麺」「そば・うどん」のお弁当を美味しく食べるには
「麺」がくっつかない/固まらないコツ
お弁当に麺を入れたいけれど、茹でてから時間が経ってしまと、「麺同士がくっついてしまう」「固まってしまう」という心配があります。これは小麦粉のグルテンが冷えて固まるからです。
でも麺のお弁当は工夫することで固まりにくくすることが出来ます。
麺同士がくっついたり固まるのを防ぐコツは、以下の通りです。
(パスタの場合は、ショートパスタやマカロニを使います)
・うどんや蕎麦は、表示時間通りに茹でた後しっかり「ぬめり」を冷水で洗い流す
・水切りもしっかり行うこと
・ぬめりを落とした後は、サラダオイル/オリーブオイルなどをたらして麺と絡めておく
特に、うどん/ひやむぎ/蕎麦の場合ぬめりが多いので、しっかり水でぬめりを落としましょう。
面倒な方は、市販されている流水麺を使いましょう。麺つゆですっとほぐれます。
麺のお弁当/巻きす・スノコを利用
どうしても麺にオイルを絡めるのに抵抗がある方は、食べやすく「1口サイズ」にしておくと固まっても食べやすいです。
フォークでくるりと巻いていれたり、指にくるくる巻きつけて入れると詰めやすいです。
麺の下に巻きすを敷いてスノコにする事で、水気を切って食べやすくなります。
上の写真は、蕎麦ざるについていた小さな巻きすを使っています。100均で売っているミニ手巻きずしセットでもいいですね。
意外と手持ちの巻きすが、お弁当箱にスポッと入ってしまうので試してみてください。
新たに購入するなら、衛生的に良い樹脂製(ビニール)の巻きすが売っています。ビニール製なので簡単にハサミでカットできるのでお勧めです。
スノコが付いたお弁当箱も販売しているようです。
夏の麺のお弁当/保冷剤を利用
夏のお弁当に食欲をそそるのは何といっても「冷えた食感」です。
保冷材や保冷バッグを利用して、時間が経っても冷えた「麺のお弁当」を食べましょう。
お勧めは、保冷剤一体型のお弁当箱です。
保冷材一体型のお弁当箱は、フタに保冷剤が内蔵されています。
フタを冷凍庫で一晩凍らせ、翌日いつもどおりにお弁当を詰めるだけでOK。麺の時だけでなく傷みやすい夏のお弁当のおかずにも最適でお勧めです。
夏のお弁当の傷まない工夫や、冷え冷えレシピはこちら。夏のお弁当グッズも紹介しています。
麺つゆは氷を入れて冷やして持っていこう
もちろん、タレや麺つゆも冷やして持っていきます。
ビンに入れて、保冷材や保冷バッグで固めるのも良いですが荷物がかさばりますよね。
麺つゆは食後に残る事が多く、捨てる場所がな時は持ち帰らなければなりません。
そんな時は麺つゆを小さな水筒に入れていくと密閉性が保たれますし、荷物もかさばらずすっきりです。
また、スープポットやランチジャーは保温効果だけでなく保冷効果もあります。
せっかくの「麺のお弁当」・・・麺つゆはキンキンに冷やし氷を浮かべて「スープポット」または「ランチジャー」で持っていきましょう。
※ただし、氷は解けるので麺つゆは濃い目に作りましょう。
麺のお弁当アレンジレシピ「蕎麦いなり」
我が家の、夏の「麺のお弁当」に比較的喜ばれるのはそば稲荷です。
そば稲荷は、山梨の一部地域でお盆に食べられている郷土料理です。
稲荷の皮の中に、酢飯の代わりに茹でた蕎麦を入れて食します。蕎麦だけてでなく、「素麺」や「冷や麦」を入れる事もあります。
食べ方は、稲荷の皮をつかんでそまま大きな口でパクリと食べます。
蕎麦の上に乗ったワケギやワサビの香りが鼻をぬけ、とても美味しいです。麺つゆや醤油を少々たらしていただいても美味です。
写真の蕎麦いなりの隣は、「酢飯」が入った「三色稲荷」です。
「蕎麦だけでは物足りない。夕方にはお腹がすいちゃう」なんて人には、ご飯と麺のセットが良いですね。
いつと違う「麺のお弁当」ぜひ挑戦してみてください。
きっと「また、作ってね」っと喜ばれるお弁当になるでしょう。
まとめ 夏の麺のお弁当/美味しく食べる工夫
夏の麺のお弁当/美味しく食べる工夫 |