山梨県南アルプス市で、安くて美味しいうなぎ屋さんを探している方に、ぜひ紹介したいお店を見つけました。
南アルプス市芦安にある、
「うなぎ食事処 伊勢屋」
です。
私はうなぎが大好き。
関東風のふっくら蒸したうなぎも、関西風の香ばしく焼いたうなぎも、どちらも好きで、主人と60代夫婦であちこち食べ歩いています。
ただ、最近はちょっと忙しくて遠出する時間がありません。
「近場に、美味しいうなぎ屋さんはないかな?」
とGoogleマップなどで探していたところ……
あら、近くにあるじゃないですか。
しかも口コミを見ると、
「安い」
「美味しい」
「こんな山の中に?」
という評判。
これは行ってみなくては!
ということで、南アルプス市芦安にある「うなぎ食事処 伊勢屋」へ、夫婦で行ってきました。
- 南アルプス市芦安の山の中にある「うなぎ食事処 伊勢屋」
- 車で行くときは要注意!最後の道がかなり細い
- 「これがお店?」という古民家。でも外にはうなぎのいい匂い
- 駐車場は?私たちは近くの広い駐車場へ
- 店内は昭和の時間が残る古民家
- 太い梁と昔の「命名書」。この家で暮らした人たちの歴史を感じる
- 伊勢屋のメニューと値段
- 待つこと約20分。うな重がやってきました
- うなぎは少し小ぶり。でも量は十分
- 副菜の多さにもびっくり
- 大きな肝が入った肝吸いまで付いてきます
- 「丁寧に作っている店」って、食べるとわかります
- おじいちゃんとおばあちゃんの雰囲気も、この店の味
- 次は関西風の「地焼き定食」を食べてみたい
- 芦安は温泉と一緒に楽しむのもよさそう
- 孫たちとならウエストリバーオートキャンプ場も
- 帰り際、もっとおばあちゃんと話したかった
- 南アルプス市で安くておいしいうなぎを探しているなら
- うなぎ食事処 伊勢屋の店舗情報
南アルプス市芦安の山の中にある「うなぎ食事処 伊勢屋」
伊勢屋があるのは、南アルプス市の芦安地区。
北岳方面へ向かう、山深い場所にあります。
住所は、
山梨県南アルプス市芦安芦倉446
です。
現在確認できる店舗情報では、営業日は金・土・日・祝日、営業時間は11:00〜15:00となっています。食べログ
私たちは日曜日に伺いました。
予約してから行くのがおすすめ
口コミを見ると、予約して行ったほうが確実とのこと。
そこで前日に電話してみました。
電話に出てくれたのは、とっても明るいおばあちゃん。
その対応がまあ、気持ちいいこと。
声もかわいくて、私にはなんだかアニメ声のように聞こえるおばあちゃんでした(笑)。
無事、翌日の12時30分で予約完了。
この電話だけでも、
「なんだかいいお店そうだね」
と主人と話していました。
遠方から行く場合や休日は、先に電話確認しておくと安心です。
車で行くときは要注意!最後の道がかなり細い

伊勢屋へ行くには、基本的には車が便利です。
ただし、お店の直前で、
「えっ、本当にここ入るの?」
と思うような細い道に入ります。
大きな車は特に注意
かなり道幅が狭いので、大きめの車で行く方は気をつけてください。
私たちも、
「ここで合っているよね?」
と少々不安になりました。
そして、たどり着いても……
ものすごく民家です。
看板のある一般的な飲食店を想像して行くと、見落としてしまうかもしれません。
ただ、外にうなぎの「のぼり」が立っていたことと、Google口コミで外観写真を見ていたので、
「ここだ!」
とわかりました。

「これがお店?」という古民家。でも外にはうなぎのいい匂い
外観だけ見ると、本当に普通のお宅。
「これじゃ、初めて来た人はわからないよね」
と主人と笑ってしまいました。
でも、外にはすでに……
うなぎを焼く、とてもいい匂い。
これだけで期待が高まります。

駐車場は?私たちは近くの広い駐車場へ
店先には、車を停められる小さなスペースがありました。
私たちが行ったときには、すでにバイクが停まっていました。
そこで少し先まで登ると、近くにあった広い駐車スペースへ。(役場の駐車場のようでした)
日曜日だったので車は少なく、伊勢屋のお客さんかな?と思われる車が2〜3台停まっていました。
店舗情報上は駐車場ありとなっていますが、店前は広くありません。特に大きな車の場合、予約時に駐車場所も確認しておくと安心だと思います。
店内は昭和の時間が残る古民家

玄関を開けると、
電話で聞いた、あの明るいおばあちゃんの声。
そして奥では、おじいちゃんがうなぎを調理していました。
ご夫婦で切り盛りされているのでしょう。
なんだか、この時点ですでにほっこりします。
店内は畳のお部屋。
その上に、いくつかテーブルが置かれています。
私たちが着いた12時30分ごろには、すでに2組のお客さんがいました。
台風のあとだったこともあり、この日は比較的静かだったのかもしれません。
先に食べていたお客さんが、
「美味しいねえ」
と言いながら食べているのを見て、ますます期待が膨らみます。
太い梁と昔の「命名書」。この家で暮らした人たちの歴史を感じる

料理を待っている間、店内をゆっくり見てみました。
とにかく印象的なのが、立派な太い梁。
昭和初期ごろの古民家でしょうか。
そして壁には、子どもが誕生したときに書かれたと思われる、名前と生年月日の入った昔の命名書がたくさん貼られています。
20枚くらいあったでしょうか。
昭和初期から中期ごろのものもあり、
「ここで何世代もの家族が暮らしてきたんだろうな」
と、この家の歴史を感じます。
ピカピカに作られた観光用の古民家ではありません。
本当に人が暮らしてきた家。
だからこそ、温かみがあるんですよね。
縁側のような窓の向こうには、芦安の山。
ぼーっと眺めているだけで癒やされます。
伊勢屋のメニューと値段
訪問時のお品書きはこちら。
※価格は私たちが訪問した際の税込価格です。今後変更になる可能性があります。
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| うな丼 | 1,750円 |
| 白焼き丼 | 1,700円 |
| うな重 | 3,150円 |
| 白焼き定食 | 3,100円 |
| 地焼き定食 | 3,150円 |
| うなぎ御膳 | 5,950円 |
| かぶと唐揚げ | 550円 |
| 骨せんべい | 380円 |
| きも焼き | 350円 |

お品書きには、
「当店のうなぎはすべて国産品のみ使用」
と書かれていました。
さらに、
注文を受けてから裂くため、多少時間がかかる
とのこと。
これは期待してしまいます。
うな重3,150円はかなり良心的
今回、私たちが予約時にお願いしていたのは、
一番人気の「うな重」3,150円。
国産うなぎを1匹使ったうな重で3,150円。
最近のうなぎの値段を考えると、かなり良心的ではないでしょうか。
現在公開されている2025年の食べログ口コミにも、うな重3,150円で「丸々一匹分でこの値段と味なら◎」という投稿があります。食べログ
さらに、夫婦とも肝が好きなので、
きも焼き350円
も追加注文しました。
関西風「地焼き定食」も気になる!
メニューを見ていて、もうひとつ気になったものがありました。
地焼き定食 3,150円。
説明には、
「蒸さずにたれを付けて焼いた香ばしいうなぎ」
とあります。
これはつまり、関西風の焼き方ですね。
私は関東風も関西風も好きなので、
「次は絶対これ食べたい!」
となりました。
今回食べたうな重と、地焼きを夫婦で一つずつ頼んで、食べ比べしてみるのも楽しそうです。
待つこと約20分。うな重がやってきました
注文してから20分ほど。
店内を眺めながら待っていると、おじいちゃんとおばあちゃんが仲良く、私たちのうな重を2膳運んできてくれました。
その姿がなんともほほえましい。

蓋を開けると、ご飯の上にはうなぎがしっかり。
さっそく一口食べてみると、
あ、おいしい。
柔らかくて、ふっくらしています。
私はうなぎが好きで、これまでいろいろなお店で食べてきました。
高いうなぎを食べても、
「タレがしょっぱすぎるな」
とか、
「ご飯がちょっとパラパラすぎるな」
と感じることがあります。
でも伊勢屋のうな重は、タレが濃すぎません。
甘辛さもちょうどよく、私にはとても好みの味でした。
そして、ご飯もおいしい。
うなぎとご飯を一緒に食べたときのバランスがよくて、どんどん箸が進みます。
うなぎは少し小ぶり。でも量は十分
使われているのは国産の日本うなぎ。
見た感じでは、うなぎ自体は少し小ぶりかなと思いました。
主人も、
「ちょっと小さいな」
とひと言。
でも、お重を見ると、ご飯の上にはしっかりうなぎが乗っています。
なので、量が少ないというより、
1匹そのものが少し小ぶり
という感じです。
これでうな重3,150円なら、私は十分納得。
最近はうなぎもずいぶん高くなりましたからね。
しかも注文を受けてから裂いて焼いてくれる国産うなぎ。
値段だけを見ても、かなり良心的だと思います。
そして何より、おいしい。
結局、夫婦そろってペロッと食べてしまいました。
副菜の多さにもびっくり

伊勢屋で、うなぎと同じくらい印象に残ったのが副菜です。
小皿がいくつも並びます。
山菜などの煮物が3種類。
漬物は、きゅうり、大根、茗荷など。
さらに、トマトとレタスの小さなサラダも付いていました。
こういう副菜って、お店によっては本当に「ちょっとだけ」ということもありますよね。
でもここは、ひとつひとつきちんと用意されています。
特においしかったのが、
茗荷の漬物。
これが本当においしい。
うなぎの脂をさっぱりさせてくれて、箸休めにもぴったりでした。
自家製なのかな?
と主人と話しながらいただきました。
こういう手作り感のある副菜がいくつも並んでいると、
おばあちゃんの愛情がそのまま出ているような感じ
がするんですよね。
大きな肝が入った肝吸いまで付いてきます
そして、もうひとつ驚いたのが肝吸い。
中には、ふっくらとした大きめのうなぎの肝が入っていました。
うなぎ屋さんによっては、
「肝吸いに変更するとプラス料金」
というところもあります。
でも伊勢屋では、最初から普通に肝吸いが付いてきます。
この値段でここまで付くんだ、とちょっとうれしくなりました。
別で注文した肝焼き350円もおいしかったです。
きちんと生の肝から焼いたような、ふっくらした味。
苦味が強すぎることもなく、肝好きの私には大満足。
ただし……
写真を撮るのを忘れました。
気づいたときには、もう食べ終わっていました(笑)。
「丁寧に作っている店」って、食べるとわかります

私は、口コミの良い人気店にもよく行きます。
でも、忙しいお店だと、
盛り付けが少し雑だったり、
同じ料理なのに、人によって副菜の量が違ったり、
「えっ、こっちはこれだけ?」
なんて思うこともあります。
そういうときって、不思議と料理まで少し残念に感じてしまうんですよね。
伊勢屋では、そういう雑さをまったく感じませんでした。
うなぎも、副菜も、盛り付けも丁寧。
一つひとつ、
「ちゃんと食べてもらおう」
という気持ちで作ってくれているように感じました。
もちろん実際にどういう気持ちで調理しているかはわかりません。
でも、食べる側には伝わるものがあります。
私は、
愛のある料理だな
と思いました。
おじいちゃんとおばあちゃんの雰囲気も、この店の味
奥ではおじいちゃんがうなぎを焼き、
明るいアニメ声のおばあちゃんが接客してくれます。
大きな店でも、洗練された高級店でもありません。
むしろ、普通の民家のようなお店です。
でも、その二人が一緒にやっている雰囲気が、この店にはとても合っています。
料理が運ばれてきたときも、
なんだか親戚の家でご飯を出してもらったような、ほっとする感じがしました。
うなぎそのものがおいしかったのはもちろんですが、
この場所で、この二人が作ってくれた料理を食べる
というところまで含めて、私は伊勢屋が気に入りました。
次は関西風の「地焼き定食」を食べてみたい
メニューを見ていて、次回ぜひ食べたいと思ったのが、
地焼き定食 3,150円。
こちらは、蒸さずにタレを付けて焼くタイプ。
いわゆる関西風の焼き方です。
私は関東風のふっくらしたうなぎも好きですし、関西風の香ばしく焼いたうなぎも好き。
なので、
「次はこれだね」
と主人と話しました。
次回は、うな重と地焼き定食を一つずつ頼んで、夫婦で食べ比べしてみたいです。
それもまた楽しみになりました。
芦安は温泉と一緒に楽しむのもよさそう

伊勢屋のある芦安は、山に囲まれた温泉地でもあります。
主人が利用した、芦安温泉 岩園館では温泉もよかったけれど牡丹鍋(イノシシ鍋)も美味しかったと言っていました。
料理を待ちながら、
「今度は温泉に入って、そのあとここでうなぎでもいいね」
なんて話していました。
山の景色を楽しんで、温泉に入って、それからうなぎ。
それだけでも、いい休日になりそうです。
孫たちとならウエストリバーオートキャンプ場も

この近くには、私たちも以前利用したことがある
もあります。
車を横付けできるオートキャンプができ、釣りも楽しめるキャンプ場です。
釣り堀ではニジマスを釣ることもできます。
以前利用したときも、自然の中でゆっくり過ごせてよかった場所です。
今度は孫たちを連れて来てもいいね、と主人と話しています。
孫たちはキャンプや魚釣り。
私たち夫婦は温泉。
そして最後に伊勢屋でうなぎ。
そんな一日も楽しそうです。
帰り際、もっとおばあちゃんと話したかった
うな重も肝焼きもきれいに完食。
お会計のとき、あの明るいおばあちゃんに、
「また来ますね〜」
と話していました。
本当は、
このお店を始めて何年になるのか。
この古い家にはどんな歴史があるのか。
うなぎはどうやって焼いているのか。
いろいろ聞いてみたかったんです。
ところが、そのタイミングで娘から電話。
話がそこで終わってしまいました。
ちょっと残念。
でも、
それは次回のお楽しみでいいかな。
地焼きも食べたいし、おばあちゃんとももっと話したい。
また来る理由ができました。
南アルプス市で安くておいしいうなぎを探しているなら
最初は、
「こんな山の中に、本当にうなぎ屋さんがあるの?」
と思いながら訪れた伊勢屋。
道は細いし、外観はほとんど普通の民家。
初めてなら少し戸惑うと思います。
でも中に入ると、昔ながらの座敷があり、
明るいおばあちゃんと、奥でうなぎを焼くおじいちゃん。
そして、出てきたうな重は私の好きな味でした。
国産うなぎ1匹を使ったうな重が3,150円。
副菜もたくさん付き、大きな肝の入った肝吸いまで付いてきます。
「安いから行ってみた」というのが最初でしたが、
帰るころには、
値段以上に、丁寧な料理とお店の温かさが印象に残る店
になっていました。
南アルプス市で、
「できれば手頃な値段で、おいしいうなぎが食べたい」
という方には、知っておいてほしいお店です。
私たちも次は地焼き定食を目当てに、
また行きたいと思います。
うなぎ食事処 伊勢屋の店舗情報
店名:うなぎ食事処 伊勢屋
住所:山梨県南アルプス市芦安芦倉446
電話:055-288-2083
営業時間:11:00〜15:00
営業日:金・土・日・祝日
予約:可
駐車場:あり
店内:座敷席
現在の店舗情報では、座敷は4人掛けの座卓が4卓とされています。また、カード・電子マネー・QRコード決済は不可との掲載があるため、現金を用意しておくほうが安心です。営業時間や定休日は変更される場合があるので、特に遠方から行く方は予約を兼ねて事前に電話確認することをおすすめします。食べログ
