今年もハロウィンの季節がきました。「トリックオアトリート」とドアをたたかれたら思わず手渡したくなる手作りミニプレゼントや、「ハロウィンの由来」「悪魔と、ジャック・オー・ランタンの物語」なども紹介します。
ハロウィン簡単手作り「プチプレゼント」★スパイダーチャップス
昨夜、学校から帰った娘が 100均に行ってくれる~??? と、閉店時間まぎわのダイソーへ。
なにやら、コツコツ作業をしているな~ と思ったら、
「余りものだけど~♪ ママに!! 」
ってもらいました。お~ なんだ??
妙にかわぃぃ~
正面
ハロウィン100均 ミニプレゼントの材料
クラスのお友達のミニプレゼント用に、せっせと作っていたのは、チュッパチャップスで作った「スパイダーチャップス」でした。
「スパイダーチャップス」の材料はすべて100均で購入。材料は、この3つだけです。
おしり側
ハロウィン スパイダーチャップスの作り方
チュッパチャップスにモールをくるくる巻きつけて 目玉シールを張っただけですが、とても可愛くてびっくり。
これなら簡単、小学生でも短時間で作れて喜ばれる事まちがいなし。私もちょっぴりHappyになれたハロウィンプレゼントでした!(^^)!
ハロウィン簡単手作りカボチャパイ
最近は、市販の冷凍パイシートがあるので簡単にパイが作れて便利です。
簡単カボチャパイ材料
簡単カボチャパイの材料です。
冷凍パイシートは、日本のものを色々使ってみたのですが、どういうわけかどれも美味しくない!!と不満を感じるのは私だけでしょうか?
海外のものは、とてもバターが濃厚ですばらしく美味しいです。特に、ピュアバター100%使用している「ベラミーズ」がとても美味しくてお勧めなのでぜひ試してみてください。
(以前は、コーヒー豆輸入食材専門店のカルディにも置いてありましたが、最近は見かけません)
カボチャパイ簡単レシピ
町内会の子供達の訪問用に沢山作りました。
ゾンビオムライスのレシピ記事はこちら
ハロウィンの由来
ついでにハロウィンの由来と、「悪魔と、ジャック・オー・ランタンの話」を書き留めますね。興味のある方は読んでいってください。
古代、イギリスとアイルランドの地にはケルト族が住み、 ドルイド教(予言者などの知識階級を中心とした原始宗教)が信じられていました。
古代ケルトの暦では11月1日から10月31日が1年とされていて、 夏が終わって暗く寒い季節に入れ代わるこの10月31日は、 恐ろしい災いを引き起こす神々が人間の前に現れると信じられていました。
そこで、古代ケルト人は、この神々をなだめるためにいけにえを捧げなければならないとてう考えからハロウィンの習慣が生まれたようです。
古代ケルトの大晦日である10月31日には、死者の魂が家に戻り、悪霊や魔女がさまよい歩くとされ、人々は、家々から食べ物を集めて捧げものをしたり、大きなかがり火を焚いて悪霊を追い払おうとしました。
この習慣が、現代のハロウィンに変化していったといわれています。
悪魔と、ジャック・オー・ランタンの話
むかしむかし、人をだます事が得意なジャックという男がいました。
ある日、地獄から悪魔がやって来てジャックに言いました。 「おい、お前が人をだます事が得意なジャックだな。 よしよし、お前の様な悪人の魂は高く売れるからおれさまが買ってやろう。いくらだ?」 悪魔に魂を買うと言われてジャックはびっくりしましたが、 ずる賢いジャックは 「おれの魂を買うと言うのなら、代金は銀貨だ。使っても減らない銀貨にしてくれ。 そしたら10年後、おれの魂をあんたにやろう」 といいました。悪魔は承知し、銀貨に変身して、ジャックの財布の中に飛び込みました。
それからジャックは、使っても減らない悪魔の銀貨を使って遊び回りました。 10年後、悪魔の銀貨が財布から飛び出してきて、元の姿に戻り 「さて、約束通りお前の魂をもらうよ」と、言いました。
「ああ、約束だから魂を持って行くがいい。 ただ、約束したのは10年前のお昼過ぎで、今はまだお昼前だ。 魂を取られる前に最後の食事をしたいから、あのリンゴの木になっているリンゴを取ってくれないか?」 ジャックはそう言って、一本のリンゴの木を指さしました。
「そうか。それなら最後の食事を楽しむといい」 悪魔はそう言うとリンゴの木に登って、低いところにあるリンゴの実を取ろうとしました。 するとジャックが、上を指さして言います。 「それはまだ小さい。最後の食事だから、もっと大きいリンゴが欲しい」 「では、これか?」 「いいや、それではまだ小さい。もっと上の、あの葉っぱの奥にあるリンゴだ」 「よし、あの葉っぱの奥だな」 悪魔はさらにリンゴの木を登って、ジャックが指さしている葉っぱをめくってみました。
そして葉っぱの奥にある物を見てびっくりです。 「うぎゃーーー! 十字架だー!」 何と葉っぱの裏の枝に、十字架が彫ってあったのです。 実はこの十字架、昨日のうちにジャックが木に登って彫り刻んだ物でした。 十字架を見た悪魔は恐怖で体が固まってしまい、その場から動く事が出来ません。
悪魔は、なさけない声でジャックに頼みました。 「ジャッ、ジャックさん。どうか助けてください」 「ああ、助けてやってもいいが、おれの魂を取る事をあきらめるかい?」 「はい、あきらめます。あきらめますから、早く助けてください」
「よし。だが、どうせおれは地獄行きだ。だから、死んでも地獄へ行かなくてもすむ様にしてくれないか?」 しぶしぶ悪魔は承知し、ジャックは死んでも地獄へ行かなくてすむ契約書を手に入れたのでした。
それから何十年か過ぎて、とうとうジャックに寿命が来ました。 死んだジャックに地獄からの使いが来ましたが、 ジャックが悪魔との契約書を見せると、地獄からの使いはあきらめて帰っていきました。
そこで、ジャックは天国へ行くと中に入ろうとしましたが、天国の門番がジャックを中に入れてくれません。 「お前は多くの人をだました悪人だ。天国へ入れる事は出来ない」 「そっ、そんなー」
こうしてジャックは、カブをくりぬいた中に石炭を入れた明かりを持って、 地獄と天国との道を 今でも行ったり来たり しているそうです。
このジャックの持っているカブの明かりが、 ジャックのちょうちん という意味の「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれ、 今ではハロウィンの重要なアイテムとなっています。 また、アメリカではカブよりカボチャが一般的で、 ちょうどハロウィンの時期にカボチャがたくさん取れるので、 今ではカブではなくカボチャが一般的になりました。 おしまい 福娘童話集 参考