インターネットを使わなくなり、NTT光からアナログ電話に戻したい/変更したい方むけに、我が家で実際に変更(もどした)体験をもとに解説していきます。
・NTT光電話からアナログ電話への変更/もどしかた |
NTT光からアナログへ◆変更/戻し方/工事費/電話料金などを実体験をもとに解説
NTT光からアナログへ変更/戻すメリット
インターネットを使わなくなったら、NTT光からアナログへ変更/戻しましょう。アナログ回線にする事で毎月の費用が半額以下になるというメリットがあります。
光電話の方が電話料金が安いんじゃないの?
と思われる方もいると思います。
確かに、市外や県外にかける場合の通話料は高いですが、市内であればさほど通話料金は変わりません。
でも、NTT光の契約は「インターネット回線+光電話回線」というセット料金に加え、別途プロバイダー料金もかかってしまうのでとても高額になってしまうのです。
◆プロバイダー・・・ヤフーBB/OCN/ぷらら/ビックローブ/楽天ブロードバンドなど
◆NTT光・・・フレッツ光の事
NTT光と、アナログ電話の違い/料金比較
NTT光とアナログの料金の違いの明細をみてみましょう。
断然アナログ回線のほうが安い事が解りますね。
NTT東日本料金 | NTT光 | アナログ回線 |
インターネット回線+光電話 | 4,700円 (基本料) |
/ |
プロバイダー料金(OCN) | 1,100円 | / |
アナログ電話 | / | 2,400円 (基本料) |
電話料金 3分 | 8円/全国20~80円 |
市内8.5円 市外20~40円 県外20~80円 |
合計 | 5,800円 | 2,400円 |
NTT光からアナログへ変更/戻し方
116に電話をして依頼
NTT光からアナログへ変更/戻すには、116に電話をして、NTT光(フレッツ光)から、アナログ電話に変更/戻したい旨を伝えます。
ちなみに、「変更」と「戻す」の違いですが、 ◆変更 ➡ アパートなどで、最初から光回線だった場合 |
166に電話をする際に注意する点
事務所や店舗の電話で依頼
116に電話すると、まず初めに「7つのメニューから希望の要件を選んで番号をプッシュしてください」とアナウンスが入ります。
その際は家庭用の電話であっても、1番の「事務所や店舗の電話」の方を選びましょう。
実際に「家庭用の電話」で問い合わせたところ、とても対応が雑でがっかりしたからです。説明も意味不明で、最後にはNTTの商品を次々とプレゼンされびっくりしました。
契約内容の紹介や料金の違いなどについて聞いても答えはちぐはぐでさっぱりわからない。今まで116に電話をしてこのようなことはなかったので非常に驚きましたし、不快になりました。
そこで次に「店舗用・事業用の電話」の方を選んで問い合わせると、家庭用の電話にもかかわらず、とても親切・解り易く対応してくだいました。企業向けには失礼のないよう優秀な社員が対応しているのかもしれません。
また、116では、住んでいる地域のNTT職員が対応してくれるわけではないようです。私の場合は関東に住んでいるのに新潟のNTTが対応・手続きを進めてくださいました。
担当者の名前や電話番号を聞いてメモする
問い合わせ時には担当者の名前や電話番号を聞いてメモしておきましょう。
NTT光からアナログへの変更する(もどす)場合、NTT光の解約・違約金・プロバイダーの解約・工事料金など手続きが複雑で、後で聞き直したい事が山ほど出てきます。
後日116にかけても同じ担当者がでるとは限りません。
担当者の名前や連絡先が解っていれば、話しがスムーズです。
工事日を決める
担当者と工事日を決めます。工事は順番待ちの為、当日はもちろん無理です。後半で記載しますがうちの場合は2週間ほど待ちました。
工事といっても、すでに電話回線は家の中まで来ているので工事業者が家の中に入るということはありません。工事日=アナログ回線に変更される日ということの様です。
NTT光からアナログへ◆工事費・電話料金
NTT光からアナログへ変更(もどした)工事費用は、以下の写真のハガキの通り2,000円でした。
アナログ電話の1カ月の基本料金は2,400円です。
変更後半月ほどして、こちらのハガキが送られてきました。
NTT光解約 2年縛りの違約/解約金
NTT光からアナログへ変更/戻す際には注意点があります。NTT光(フレッツ光)の「違約/解約金」です。
基本的にNTT光(フレッツ光)は「2年縛り」契約になっています。アナログ回線に変更するには、NTT光(フレッツ光)を解約しなければなりません。その為、「違約/解約金」がどうしてもが発生してしまうのです。
いくら10年前に契約したからといっても2年ごとの更新なので、更新日から2年経っていなければ解約金(違約金)が発生してしまうのです。
うちの2年ごとの更新日を、おそるおそる聞いてみると・・・今年の10月までとのこと。今が1月なので、9か月分の違約金・・・9.500円を支払わなければならないそうです。
まるまる2年ではなくて良かったのですが、9,500円も支払うんですね。
でも、アナログ回線にすれば今までの月払いの半額になりますから、この出費は仕方ないと考え、手続きを進めました。
NTT光からアナログへ/我が家の記録
別棟からの移動もOK
うちの場合は、別棟のNTT光(フレッツ光)をアナログ電話に変更し、本宅の光回線をアナログにして埋め込む工事だったので少々特殊でしたが、この場合もOKでした。
当初は、別棟のNTT光を止めるのに2,000円
移動してから復活させるのに2,000円
合計4,000円かかると言われていました。
NTT光を止める工事はプラグを外すだけ
後で、NTTの担当者から電話がかかってきて知ったのですが、
NTT光を止めるのに配線を外す工事とは「プラグを抜くだけの簡単な作業」との事でした。どうやらそのプラグを外すだけで簡単にNTT光が使えなくなるんだそうです。
プラグは家の外に設置されていて、再び光を契約して使いたい場合はそのプラグを差し込むと使えるとの事でした。
抜き差しできるプラグ式のものは、勝手に工事?していくので「立ち合い」は必要ないそうです。
工事は自分で出来る?
ところが、うちのNTT光は初期に設置したもので、抜き差しできるプラグ式ではなく、がっちり1本に配線されている初期型との事。
その為、NTTから
「専用のケーブルカッター(ニッパーみたいなもの?)を使って配線を切る工事になります。工事の立ち合いも必要です」
と、連絡がありました。まあ、仕方ないなと思って聞いていると
「自分で切れば工事日より早くできますけれど、どうしますか?」
なんて言うのでびっくり。
「じ・・・自分で切れるの??」と、聞いてみると
「簡単ですよ。配線を切る為のケーブルカッター(ニッパーみたいなもの?)と説明書を郵送で送りますよ」
という返答に、これまたびっくり。
自分ですれば2,000円の工事費がかからないのかな・・・と思いつつ聞いてみると、工事費は同じくかかってしまうという答えが返ってきました。それなら、専門の工事業者に切ってもらった方が間違いないと、工事業者を依頼するほうを選択。
後日、この切断工事は主人が立ち合いました。といっても5秒もかからない切断作業でしたけど。
アナログ復活作業
NTT光を切断後、すぐにアナログ電話に復活作業をするかと思いきや、NTTの方で回線をつなげてくれるそうで工事業者の人は何もすることがないと言われました。
電話線が通っていれば、勝手にアナログに変換できるようです。
当初、NTT光切断費用が2,000円かかると言われていましたが、これも無料との事。復活費用の2,000円だけ支払ってくださいと言い、工事業者は帰っていきました。
プロバイダーの解約 OCN連絡先
アナログ回線に変更後、最後に忘れてはいけないことがあります。
プロバイターの解約です。NTT光を解約したからといって自動的にプロバイダーは解約されません。自分で解約の手続きをする必要があります。
自分の契約しているプロバイダーが解らない場合は、116の担当者に聞くと教えてくれます。
プロバイダーの解約をうっかりすると、インターネットを使っていないのに毎月プロバイダー料金が口座から引き落とされてしまいます。
ちなみにOCNの解約プロバイダー連絡先は
です。我が家も、ここから解約の電話続きをしました。特に書類を書く必要はなく電話1本で解約できます。アナログにした電話番号などを伝えるとすぐに解約してくれます。
まとめ NTT光とアナログ併用で節約上手
うちの場合、1Fに光回線の電話があり光電話+パソコン+FAX回線を使っています。NTT光は+500円で1回線増やしてくれるのでFAXに利用出来たりととても便利です。
でも、1軒の家の中に2つのNTT光回線は必要ありません。
wifiが届かない部屋もあるので、その部屋にもう1つ光回線を設置しようかとも考えましたが、wifi中継器を設置した事で、どの部屋でもスマホやPCがスムーズに検索可能になりました。
↓は我が家で使っているコンセントにさすだけのwifi中継器です。2階の階段付近に置いておけば3階の隅まで届くのでとても便利です。
wifi中継器は1万円も出せば、強力で高価なもが購入できます。1度買えばずっと使えるので、光回線のように毎月料金を支払う必要はありませんので経済的です。
2世帯住宅の場合でも、1軒はアナログ回線+中継器・もう1軒は光回線+FAXというように併用して組み合わせると節約上手になりますね。アナログ回線に変更/もどす事を検討中の方に参考になると幸いです。