旧NISAの頃から積立投資を続けています。
最初は毎月数万円からでした。
正直なところ、本当に増えるのか半信半疑でしたが、続けているうちに資産は少しずつ増えていきました。
投資を始めた頃は、
「とにかく続けること」
だけを考えていました。
ところが資産が増えてくると、人間とは欲が出るものです。
今度は、
「同じ投資をするなら、もう少し効率良く増やせないだろうか」
と考えるようになりました。
私もまさにそうでした。
現在は、
- つみたて投資枠 毎月10万円
- 成長投資枠 毎月20万円
を投資しています。
年間では360万円になります。
そんな中で最近考えるようになったのが、
成長投資枠240万円は毎月積み立てるより、年初に一括投資した方が良いのではないか
ということでした。
私はずっと毎月買う方が有利だと思っていた
私は長い間、
毎月買う方が有利だと思っていました。
S&P500やオルカンは構成銘柄が定期的に見直されます。
そのため、
「毎月買った方が新しい企業を取り込めるのでは」
と思っていたのです。
しかし調べてみると、それは勘違いでした。
S&P500は個別株ではなく「お弁当」
私たちが買っているのはAmazon株やApple株ではありません。
S&P500というお弁当です。
お弁当の中身は運用会社が管理しています。
指数から外れた企業は売却され、新しい企業が組み込まれます。
私たちは何もしません。
つまり、
1月に買ったS&P500も
5年前に買ったS&P500も
中身は常に最新です。
このことを理解した時、
「毎月買わなければ損をする」
という思い込みがなくなりました。
旧NISAから続けてきて分かったこと
旧NISAから投資を続けていると、何度も暴落を経験します。
コロナショックの時は大きく下がりました。
2025年の中東情勢悪化の時も大きく下がりました。
そのたびに
「今回は違う」
「もう戻らない」
というニュースが流れます。
しかし振り返ると、どれも乗り越えてきました。
もちろん未来は分かりません。
それでも長期で見ると、株式市場は右肩上がりです。
私は実際にそれを経験してきました。
S&P500指数の推移(旧NISA開始以降)
2014年〜2026年。途中で暴落があっても長期では上昇。
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2025年の実績で考えると一括投資の方が有利だった
私は現在、
- つみたて投資枠:毎月10万円
- 成長投資枠:毎月20万円
合計毎月30万円を投資しています。
年間では360万円です。
では、もし2025年に成長投資枠の240万円だけでなく、積立投資枠の120万円もプラスして、計360万円を一括でで投資していたらどうなっていたのでしょうか。
2025年のS&P500は年間で約18%上昇しました。
比較表はこちら
| 投資方法 | 投資元本 | 2025年末評価額 (概算) | 利益 |
|---|---|---|---|
| 毎月積立 | 30万円×12か月 =360万円 | 約394万円 | 約34万円 |
| 年始一括投資 | 360万円 | 約425万円 | 約65万円 |
| 差額 | – | 約31万円 | 約31万円 |
※2025年のS&P500年間上昇率約18%をもとにした概算です。
私はこの数字を見て少し驚きました。コツコツ毎月積み立てるより、一括投資の方が増えていました!!
差額は約30万円です。
もちろん2025年が結果的に上昇相場だったからです。
来年も同じ結果になる保証はありません。
それでも、
「できるだけ早く市場にお金を置く」
ことの大切さを改めて感じました。
コロナショックも暴落も経験してきた
旧NISAから投資を続けていると、何度も暴落を経験します。
コロナショックの時はかなり下がりました。
その後も世界情勢の悪化や金利上昇などで大きく下落する場面が何度もありました。
そのたびに、
「今回は違う」
「もう戻らない」
という話が出ます。
しかし振り返ると、S&P500はそのたびに回復してきました。
意外とすぐに回復しましたよね。
もちろん将来も必ずそうなるとは限りません。
それでも私は実際に積立投資を続けながら、
下がった時にやめなかった人が結果的に報われる場面を何度も見てきました。
60代の私たちは時間も大切
20代や30代なら、これから40年、50年という時間があります。
毎月コツコツ積み立てる方法も素晴らしいと思います。
しかし私たち60代は少し事情が違います。
もちろん私もこれから10年以上は運用するつもりです。
でも20代の人のように何十年もあるわけではありません。
そう考えると、
毎月少しずつ市場に入れるより、
できるだけ早く市場にお金を置いて働いてもらった方が良いのではないか。
最近はそう考えるようになりました。
私が来年考えている新NISA戦略
今のところ私が考えているのは、
- つみたて投資枠120万円は年始にほぼ一括投資
- 成長投資枠240万円も年始に一括投資
という方法です。
SBI証券では、つみたて投資枠をボーナス設定で年始にほぼ一括投資することも可能です。
私が確認した方法は、
- 毎月積立額を1円に設定
- ボーナス設定で1月1日に1,199,988円を設定
です。
これで、つみたて投資枠120万円をほぼ年始に投資できます。
さらに、
- 成長投資枠240万円を年始に一括購入
します。
つまり年間360万円をできるだけ早く市場に投入する考え方です。
なお、SBI証券でのボーナス設定には少しクセがあります。
私自身かなり苦労しましたので、設定方法はこちらの記事に詳しくまとめています。
→ 【SBI証券】新NISAつみたて投資枠のボーナス設定ができない!年度途中開始で120万円を使い切る方法
まとめ 60代の私が出した結論
もちろん来年の相場は分かりません。
年始に一括投資した直後に暴落する可能性もあります。
それでも私は、
- S&P500やオルカンを長期で保有する
- 途中の値動きは気にしない
- 10年以上運用する
という前提で考えています。
その前提なら、
できるだけ早く市場にお金を置いた方が有利ではないか。
それが今の私の結論です。
正解かどうかは10年後にならないと分かりません。
ただ、旧NISAから積立投資を続け、実際に資産が増えていく過程を経験してきた今の私が納得して出した結論です。
来年の今ごろ、この判断がどうだったのかをまた記事に書いてみたいと思います。

