昔懐かしい、おじいちゃんのレシピ「青梅の砂糖漬け」のーを紹介します。
１年たつと、とろっと美味しい梅シロップになって炭酸水で割って飲んだり、かき氷にかけてシャリシャリと食べるのがたまりません。梅自体も「甘梅」として美味しく食べれます。
冬はお湯割りにして飲んでも温まります。
青梅を白砂糖(きび砂糖やザラメ・氷砂糖でもOK)の中に埋めるだけのレシピなのですが、おじいちゃんならではの美味しくなるコツも紹介しています。
おじいちゃんが作ると一味違って美味しいんですよね～
青梅の砂糖漬け★梅シロップ・梅ジュース昔懐かしいおじいちゃんのレシピ
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 青梅 | 1kg |
| 白砂糖 (きび砂糖・ザラメ・氷砂糖など、好きな砂糖でもOK) | 1kg |
１．青梅を洗う
２．ヘタを竹串で取る
青梅は、硬くて傷がない粒がそろったものを選び、水で優しく洗います。
水けをよく取り、おへそのヘタは竹串で取り除きます。
おじいちゃんのコツ１ 乾燥はしっかりと
青梅は、洗ったら半日くらいざるの上で乾燥させたほうがカビを防ぎます。
３．漬ける瓶の支度
漬ける容器(ビン)の支度をします。
おじいちゃんのコツ２ 容器は消毒しよう
漬ける容器の瓶は、煮沸や、内側に熱湯をかけるなどして消毒しておくとカビを防ぎます。
せっかく作ってもカビだらけになってしまってはもったいないですからね。
4．青梅を砂糖の中に漬ける
砂糖は白砂糖でなくてもOKです。
色々な砂糖で試してみましたが、きび糖やザラメはコクが出て美味しいです。
上の写真は、きび砂糖で漬けたもの。
こちらは、青梅のザラメ漬け・青梅の氷砂糖漬けです。
サッパリ目が良い方は、氷砂糖が良いですね。
どの漬け方も、砂糖と青梅は同量で漬け込みます。
梅と同量の砂糖を用意したら、瓶に砂糖＋梅を交互に入れます。
上部には砂糖をたっぷり入れて、蓋をして涼しい場所に置きます。
5．梅ジュースの発酵を抑える
4～５日で、砂糖が溶けてきて梅ジュースになってきます。
２週間ほどすると、発酵し「泡」が出てくるので、蓋を開けて空気を入れます。
発酵したてきた泡への対処法ですが、まず蓋を開けて空気を入れます。
あほが汚れていたら、お玉などですくいとります。
揺らしながらゆっくり待つと、泡がつぶれて静まります。
夏の間はこの状態が続くので、泡が出たらこまめに開けて空気を入れ、泡をつぶします。
このひと手間が、おじいちゃんの青梅の砂糖漬けを美味しくしているんですね。
暑い場所にしか置けず、発酵が進む場合は、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
おじいちゃんのコツ３ 発酵が進んでしまったら
発酵が進んでしまい、泡が沢山出すぎてしまうとお酒っぽくなってしまいます。
意外にこの状態でも美味しいのですが、これが進むと、酵母菌が砂糖をたべてアルコールになってしまうので、ざるなどに開けてシップだけとりだし鍋で加熱します。
沸騰する手前で火を弱んし５分ほどしたら火を止めて、そのまま冷まします。
冷めたら、梅を戻して冷蔵庫に保存しましょう。
５．１年後、青梅砂糖漬けが完成
１年たつと、とろっとした梅シロップになります。
青梅の方は、やわらかく甘い青梅の砂糖漬け「甘梅」が完成します。
梅酒の梅は、お酒に梅のうまみが吸い取られてしまいますが、こちらはしっかり梅のうまみが残っていて「甘梅」だけで、とっても美味しくいただけます。
６．梅ジュースや、梅シロップかき氷に
青梅のシロップは、お好みの甘さで、氷水に割って飲んでも美味しいですが、炭酸水で割るとさらに美味しくなります。
我が家では、炭酸水好きのおじいちゃんの希望で、ソーダーストリームを導入。
ソーダーストリームは、家庭で簡単に炭酸水が作れる機械です。
おじいちゃんでも簡単に扱えるので、この青梅シロップソーダー作りには欠かせません(笑)
子供たちは、夏はかき氷にかけて、シャリシャリといただいています。
まとめ 青梅の砂糖漬け★梅シロップ・梅ジュース昔懐かしいおじいちゃんのレシピ
私は梅酒が昔から苦手でしたが、このおじいちゃんの「青梅の砂糖漬け」だけは美味しく食べれて楽しみでした。
泡とりは少し手間がかかりますが、美味しいのでぜひ作ってみてください。
それではまた(^^)/
同じ青梅で作れる食べだしたら止まらない★漬けて3日で食べれる「青梅の昆布漬け」も紹介しています。
