たけのこ「米ぬかなし」の茹で方&水と炊飯器だけの簡単あく抜きレシピ 

たけのこご飯 おうちごはんレシピ
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

タケノコ農家のお婆ちゃんに教わった、筍の「米ぬかなし」の茹で方、水と炊飯器だけの簡単あく抜きレシピを紹介しています。

筍をちょこっと1株いただいたなんて時に、この炊飯器のあく抜き方法はとても便利です。

米ぬかがないときに使える、「だいこんおろし」「重曹」など4つのあく抜きレシピも紹介。

わざわざ「米ぬか」を手に入れなくても簡単にちゃんと美味しくでるのでぜひ挑戦してみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

たけのこ「米ぬかなし」の茹で方&水と炊飯器だけの簡単あく抜きレシピ

本当に「ぬか」がなくても茹でれるの?

今年は筍の収穫と、かまゆでのお手伝いをしてきました。

筍の収穫

そこで驚いたのは、タケノコ農家の叔母は、筍を茹でるとき、いつも水しか使わないそうなんです。

下の写真は、かまどで、水だけで筍を茹でている様子。

筍を水だけで茹でる

水だけで、アクが取れるの?

と、最初は半信半疑でしたが実際に茹で上がると、本当にえぐみがなくて驚きました。

上のかまどは筍20個くらい入っているので、打ち水をしながら1時間くらい茹でます。

炊飯器なら簡単

でも、家庭ではこんな大掛かりなことはできないよね~と叔母にぼやくと

筍1本くらいだったら「ぬか」がなくても簡単に茹でれるよ~鍋より炊飯器が簡単だよ!!

と教えてくれました。

実際、家で試したところ、まったく「えぐみ」がなく、「ぬかなし」で、おいしく筍を茹でる事が解りました。

タケノコのあく抜きに「ぬか」を使うと「ぬか」を炒ったり茹でたりと大変な作業です。

特に作った後の「ぬか」の処分、流しに詰まってしまったりして後方付けがとても大変!!ちょこっと一株いただいたなんて時に、この炊飯器でのあく抜き方法はとっても便利です。

水と炊飯器を使ったあく抜きは面倒がなくあっという間に出来上がってとても簡単です。

ぜひ試してみてください。

スポンサーリンク

たけのこ「米ぬがなし」水と炊飯器だけの簡単あく抜きレシピ

1.筍の下処理 先端は切り落とす

たけのこ頭切り落とし

「たけのこ」の 頭の部分は芽が出ていて堅いので切り落とします。

2.筍の下処理 筍の皮をむく

筍の皮をむく

タケノコの皮をむきます。

皮をむく前に、包丁で半分に切ると簡単に剥けます。

3.筍の下処理 付け根のイボイボをとる

たけのこ下処理

付け根のイボイボはアクが強いので包丁でそぎ落とします。

4.炊飯器に入る大きさに切る

茹でたタケノコ

「たけのこ」を炊飯器に入る大きさに切ります(なるべく大きく)大きなものは切れ目を入れておきます。

5.筍を炊飯器で茹でる(炊く)

タケノコを炊飯器に入れる

「たけのこ」全体にかぶるくらい水を入れて、普通に炊飯モードで炊けば柔らかいたけのこが出来上がります。

大きく育ってしまった物や、新鮮でないものはアクが強いので、米のとぎ汁か米を少し入れて一緒に炊きます。

炊き上がったらスイッチを切り、冷めるまで待ちます。水で軽く洗いひと口大にカットします。

たけのこご飯

うまくできるコツ

「たけのこ」は収穫直後からアクがどんどん増していきます。日にちが経ってしまった「たけのこ」は、米のとぎ汁か、米を少々入れて炊くとアクを取りやすいです。鷹の爪を入れてもよいです。

米ぬかがなくてもできる、たけのこの茹で方4選

包丁で切る手

水だけで筍をゆでる方法を紹介しましたが、このほかにも「米ぬかなし」でもアクが取れて、短時間で簡単に美味しく筍を茹でるレシピは沢山あります。

「米ぬかなし」で筍を茹でる方法茹で時間
1.米のとぎ汁または生米で茹でる1時間
2.圧力鍋で8分加圧し放置30分
3.重曹で茹でる1時間
4.大根おろし汁+塩水に漬ける2~3時間

米のとぎ汁または生米で茹でるのは一般的ですね。

上の茹で方の中で、私が気になったのが「大根おろし」と「重曹」の方法です。かなり斬新ですし、手軽に出来そうです。

そこで実際に「重曹」や「大根おろし」を試してみた感想をちょこっと紹介します。

ぬかなしで茹でる方法 「重曹」レシピ

たけのこご飯茶碗

重曹の手順は以下の通りです。
・1リットルの水に対して小さじ1杯程度の割合で重曹
・30分間弱火で茹でます。
・竹串をさして、すっと通ったら茹で上がり。すぐに料理に使うことができます。

重曹は、ワラビを茹でるのと同じ感覚ですが、分量や時間を間違えるとぶよぶよに溶けだしてしまてます。時間や分量は守りましょう。

これは、比較的簡単、えぐみもすっきりとれました。

ぬかなしあく抜きする方法 大根おろしレシピ

「ぬかを使わない」あく抜き方法の中で唯一、火を使わないのが「大根おろし」です。

大根おろしには消化酵素が含まれています。この消化酵素がえぐみ成分を分解するそうですが、消化酵素は熱に弱いから火を使うと効果がなくなっちゃうんですって。

手順は以下の通りです。

1.大根おろしのしぼり汁/1パーセントの塩をいれて混ぜる
2.たけのこの食べる部分を1口大に切ってしぼり汁に1時間つけこむ

大根おろし

感想

えぐみは、少々残る感じです。採りたて新鮮で生で食べれるような若い「たけのこ」でなければ無理かもしれません。

私は、たけのこ狩りの新鮮なものを使いましたが、けっこう大きなたけのこだったので、大根おろしではえぐみが残ってしまったのかな。

タケノコの種類に寄るのかもしれませんね。難点をまとめました。

  • えぐみが少し残る
  • タケノコがつかるくらいの沢山の「大根おろし汁」が必要
  • 大根おろしをするのが面倒・生て処理するので、後でタケノコを茹でなければならない
  • 他の茹で方と違って最初からひと口大に切るので、茹でる時に煮崩れるし、繊維まで柔らかく煮えない。
  • また、塊でないので衛生上保存期限が少なくなる。
  • それに大根おろしって「する」のが面倒なのよね~(笑)

まとめ 筍「米ぬかなし」の茹で方&水と炊飯器だけの簡単あく抜きレシピ

4月~5月は「たけのこ」が旬で一番おいしい季節です。

ご近所さんにいただいたり、たけのこ狩りを楽しんだりと「たけのこ」好きにはたまりません。

でも「たけのこ」はなかなか厄介な食材で、なんといっても「あく抜き」が大変というイメージがあります。

でも、簡単に炊飯器で水だけで茹でられる筍レシピをぜひ試してみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
おうちごはんレシピ
シェアする