中国ドラマ『陳情令』第14話あらすじ・私の感想(ネタバレあり)

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第14話では、魏無羨(ウェイ・ウーシェン)と藍忘機(ラン・ワンジー)が洞窟に閉じ込められたまま、巨大妖獣・屠戮玄武(とりくげんぶ)との死闘に挑む。極限状態の中で支え合う二人の距離がさらに縮まり、忘羨(ぼうせん)好きにはたまらない名シーンが続く重要回。また、魏無羨が“怨念”の力に初めて深く触れ始め、後の運命へ繋がる大きな伏線も描かれていきます。

それでは、『陳情令』第14話のあらすじ(ネタバレあり)を紹介していきます。 ※誤訳があったらごめんなさい。画像出典:公式SNS

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『陳情令』第14話 主な登場人物・キャスト

魏無羨(ウェイ・ウーシェン)/魏嬰(ウェイ・イン)
雲夢江氏(ユンモン・ジャンシ)の弟子。江澄(ジャン・チョン)の兄弟子であり、幼い頃から江家で育った。第14話では、藍忘機(ラン・ワンジー)と共に屠戮玄武(とりくげんぶ)と戦い、怨念の宿る剣に触れたことで、後の大きな伏線となる力を見せ始める。


藍忘機(ラン・ワンジー)/藍湛(ラン・ジャン)
姑蘇藍氏(グースー・ランシ)の二公子。藍曦臣(ラン・シーチェン)の弟で、規律を重んじる寡黙な人物。温氏によって脚を負傷しているが、第14話では魏無羨と力を合わせ、弦殺術(げんさつじゅつ)で屠戮玄武に立ち向かった。魏無羨への態度にも少しずつ変化が見え始める。


江澄(ジャン・チョン)
雲夢江氏の若宗主候補で、江楓眠(ジャン・フォンミエン)と虞紫鳶(ユー・ズーユエン)の息子。魏無羨とは兄弟同然に育った。第14話では救援を呼ぶため奔走し、魏無羨と藍忘機を助け出す。父との関係や、自分と魏無羨を比べられることに複雑な思いを抱えている。


江厭離(ジャン・イエンリー)
江澄の姉で、魏無羨にとっても優しい師姐(しし)。温かく穏やかな性格で、傷ついた魏無羨を献身的に看病する存在。江家の中で、張り詰めた空気を和らげる役割も担っている。


江楓眠(ジャン・フォンミエン)
雲夢江氏の宗主。江澄と江厭離の父であり、魏無羨の父母とも旧知の仲。魏無羨を実の子のように大切にしているが、その態度が原因で虞紫鳶との確執が深まっている。


虞紫鳶(ユー・ズーユエン)
江楓眠の妻で、江澄の母。紫電(しでん)を操る強い女傑。昔から魏無羨を快く思っておらず、第14話では「魏無羨は江楓眠の隠し子ではないか」という噂に触れ、江家の空気をさらに険悪なものにした。


金子軒(ジン・ズーシュエン)
蘭陵金氏(ランリン・ジンシ)の嫡男。最初は高慢な印象が強かったが、第14話では各世家へ協力を呼びかけ、魏無羨たちを救出するなど責任感ある一面を見せた。魏無羨からの印象も大きく変わる。


温晁(ウェン・チャオ)
岐山温氏(チーシャン・ウェンシ)の公子で、温若寒(ウェン・ルオハン)の息子。傲慢で残忍な性格。魏無羨たちを洞窟へ閉じ込めた張本人であり、最後の陰鉄を執拗に探し続けている。


温若寒(ウェン・ルオハン)
岐山温氏の宗主であり、仙督として絶大な権力を持つ人物。陰鉄を利用して傀儡(かいらい)を操り、五大世家を支配しようとしている。第14話でも、最後の陰鉄を求め温晁へ命令を下した。


王霊嬌(ワン・リンジャオ)
温晁の側近の女性。元は侍女だったが、温晁に取り入り権力を振りかざしている。綿綿(ミエンミエン)に嫉妬し、第14話では焼きごてで顔を傷つけようとした。

『陳情令』第14話あらすじ(ネタバレあり)

陳情令14

洞窟の奥で屠戮玄武(とりくげんぶ)に閉じ込められた魏無羨(ウェイ・ウーシェン)と藍忘機(ラン・ワンジー)は、たった二人きりで夜を明かしていた。


目を覚ました藍忘機は、自分の抹額(まっこう)がきちんと結び直されていることに気づく。魏無羨は「大切な物なんだろ?」と何気なく返すが、藍忘機にとって抹額は特別な意味を持つ大切な物だった。それでも魏無羨は、状況によっては規則や形式よりも“今必要なこと”を優先する。その自由な価値観が、少しずつ藍忘機の心を変え始めていた。

魏無羨は藍忘機が眠っている間、一人で潭の周囲を調べていた。だが屠戮玄武は非常に賢く、少し近づくだけですぐ気配を察知する。さらに江澄(ジャン・チョン)が見つけた脱出口も、すでに妖獣に塞がれている可能性が高かった。助けが来るまで隠れ続けるのは難しい――二人はついに、屠戮玄武と正面から戦う覚悟を決める。

その時、藍忘機は藍翼(ラン・イー)の言葉を思い出していた。かつて陰鉄(いんてつ)を操った薛重亥(シュエ・チョンハイ)は、“屠戮玄武”という古代妖獣を使役していたという。つまり、この巨大な怪物は数百年前から生き続けていた存在だった。

だが魏無羨は恐れるどころか、「こんな大物を倒せば武勇伝になる」と笑う。その無鉄砲さに藍忘機は呆れながらも、どこか頼もしさを感じていた。


二人は温氏が残していった弓や剣を集め、作戦を立てる。藍忘機は外から弦殺術(げんさつじゅつ)で首を締め上げ、魏無羨は妖獣の甲羅の内部へ入り込み弱点を探す役目を引き受けた。

魏無羨が甲羅の中へ入ると、そこには食い散らかされた人骨や死体が無数に転がっていた。屠戮玄武は人間の肉体だけでなく、霊識までも噛み砕いていたのだ。その異様な空間の奥で、魏無羨は一本の黒い剣を見つける。

剣に触れた瞬間、耳をつんざくような怨霊の叫び声が響いた。

その剣には強烈な怨念が宿っていた。そして、この剣こそが屠戮玄武を長年この潭に封じ込めていた存在だったのである。

魏無羨が剣を引き抜いたことで屠戮玄武は激しく暴れ出した。魏無羨は妖獣の下顎へ剣を突き刺し、そのまま甲羅の外へ引きずり出すことに成功する。そこへ藍忘機が弦殺術を放ち、巨大な首を締め上げた。

だが戦いは簡単には終わらない。魏無羨は妖獣に振り回されながらも剣を握り続け、その血に反応するように黒い怨気が身体へ流れ込んでいく。

次の瞬間、潭の底に沈んでいた大量の剣や武器が一斉に浮かび上がった。

まるで魏無羨が怨念を操っているかのように、無数の剣が屠戮玄武へ突き刺さっていく。そして藍忘機も最後の力を振り絞り、ついに二人は屠戮玄武を討ち倒した。

しかし戦いが終わると同時に、魏無羨は力尽き水中へ落下する。


藍忘機は慌てて魏無羨を引き上げる。意識を取り戻した魏無羨は、「たくさんの悲鳴が聞こえた」と呟く。あの剣に宿っていた怨念が、魏無羨へ影響を与え始めていたのだった。

さらに魏無羨は高熱を出し始める。藍忘機は自分の霊力を分け与え看病するが、弱った魏無羨は「歌を歌ってくれ」と甘えるように頼む。

当然断られると思っていたが、藍忘機は静かに曲を口ずさんだ。

その旋律を聞きながら、魏無羨は再び眠りへ落ちていく。しかし彼は曲名を聞けないまま意識を失ってしまった。この曲は後の二人にとって、非常に重要な意味を持つ伏線となっていく。

一方その頃、不夜天(ふやてん)では温若寒(ウェン・ルオハン)が陰鉄の力をさらに強めていた。温若寒は温晁(ウェン・チャオ)に薛洋(シュエ・ヤン)と最後の陰鉄を探すよう命じる。陰鉄は四つ揃って初めて完全な力を発揮するため、温氏は最後の一片を執拗に追い続けていた。


数日後、魏無羨が目を覚ますと、そこは洞窟の外だった。江澄と金子軒(ジン・ズーシュエン)が救援を連れて戻って来ていたのである。

実は魏無羨は七日七晩も昏睡状態だった。江澄は剣を没収されていたため雲夢へ戻れず、金子軒が蘭陵金氏を説得し各世家へ協力を呼びかけていたのだった。

魏無羨は、これまで反発ばかりしていた金子軒に素直に礼を言う。金子軒もまた、温氏に対抗するためには各世家が手を組むしかないと理解していた。

だが誰も気づいていなかった。

魏無羨が、あの怨念に満ちた黒い剣を持ち帰っていたことに――。

その頃、温晁は魏無羨と藍忘機が生き延びた可能性を疑い始めていた。そして温逐流(ウェン・ジューリウ)と王霊嬌(ワン・リンジャオ)を雲夢・蓮花塢(れんかう)へ向かわせる。

温氏の脅威は、すぐそこまで迫っていた。


蓮花塢へ戻った魏無羨は安心した途端、再び倒れてしまう。江厭離(ジャン・イエンリー)は献身的に看病し、ようやく魏無羨も回復へ向かい始めた。

だが江家では、別の不穏な空気が流れていた。

江楓眠(ジャン・フォンミエン)は魏無羨を優しく労う一方、実の息子である江澄には厳しい態度を崩さない。その様子を見た虞紫鳶(ユー・ズーユエン)は怒りを爆発させる。

彼女は昔から、夫が魏無羨の母・蔵色散人(ぞうしきさんじん)を忘れられないと思っていた。さらに世間では、「魏無羨は江楓眠の隠し子ではないか」という噂まで囁かれていたのである。

その言葉に江楓眠は激怒し、場の空気は凍りつく。

江澄もまた複雑な思いを抱え、部屋を飛び出してしまう。魏無羨は慌てて追いかけ、自分と江楓眠に血の繋がりなどないと必死に説明した。

そして、「お前が宗主になって、俺はお前を支える。雲夢双傑(うんむそうけつ)になるんだ」と笑いかける。

その言葉に江澄も少しだけ表情を緩めるのだった。

だがその裏で、温氏は着実に各世家への侵攻を進めていた。
そして魏無羨自身もまた、“怨念の力”へ一歩ずつ近づき始めていたのである。

『陳情令』第14話 の感想

第14話は、洞窟に閉じ込められた魏無羨(ウェイ・ウーシェン)と藍忘機(ラン・ワンジー)の距離が、一気に縮まった回だったと思います。

これまでは、藍忘機が真面目すぎて、魏無羨の自由奔放さに振り回されている印象が強かったですが、この頃から少しずつ変わってきた感じがします。

特に印象的だったのは“抹額(まっこう)”の場面。
藍忘機にとって、とても大切で簡単には触れさせない物なのに、魏無羨は「こんな時なんだから」と自然に使ってしまう。でもそれは雑に扱っているわけではなく、「命の方が大事だろ」という魏無羨らしい優しさなんですよね。

そして藍忘機も、本気で怒れない。
規則や礼儀を何より重んじて生きてきた藍忘機が、魏無羨といることで“時と場合によっては違う”という考え方に少しずつ触れていく感じが、本当に良かったです✨

あと、藍忘機が魏無羨のために歌を歌うシーン…。
あの静かな空気感が美しすぎました。普段ほとんど感情を表に出さない藍忘機が、弱っている魏無羨を必死に助けようとしている姿に胸が締め付けられます。

魏無羨も高熱で朦朧としているのに、「曲名は?」って聞くのがまた魏無羨らしい😂
でも、その曲が後々とても大切な意味を持つと思うと、このシーンは本当に重要でした。

一方で、屠戮玄武(とりくげんぶ)との戦いはかなり迫力がありましたが、正直初めて全体像が出てきた時は「ちゃちい作り物ゴジラか!?」と少し笑ってしまいました😂
良いドラマなのに、ここだけは「もう少しCG頑張ってほしかった~!」と思った唯一惜しい部分かもしれません(笑)

でも、その分ストーリーとキャラクターの魅力が本当に強いんですよね。
特に今回から、魏無羨が“怨念”に触れ始めた描写がかなり不穏でした。

黒い剣を握った瞬間、大量の剣が浮き上がるシーンは鳥肌…。
これまでの“天才的だけど明るい魏無羨”ではなく、後の夷陵老祖(いりょうろうそ)へ繋がっていく危うさが、少しずつ見え始めました。

そしてラストの江家の空気もかなり重かったですね…。

虞紫鳶(ユー・ズーユエン)の言葉はきついけれど、母として江澄を思う気持ちも分かるし、江澄がずっと父に認められたいと思っているのも切なかったです。

そんな中で魏無羨が「雲夢双傑(うんむそうけつ)になるんだ」と言う場面は、本当に胸が熱くなりました🥲
私だったら、ぐれているかも・・・
この頃の二人は、まだ何も疑わず同じ未来を信じていたんですよね…。

『陳情令』第14話 用語解説

屠戮玄武(とりくげんぶ)
薛重亥(シュエ・チョンハイ)がかつて操っていたとされる古代妖獣。巨大な亀のような姿をしており、人だけでなく霊識まで喰らう恐ろしい存在。長年、暮渓山(ぼけいざん)の潭に潜んでいた。


弦殺術(げんさつじゅつ)
姑蘇藍氏(グースー・ランシ)の術法のひとつ。琴や弦を使い、相手を締め上げたり攻撃したりする。第14話では藍忘機(ラン・ワンジー)が屠戮玄武の首を締め上げるために使用した。


怨念(おんねん)
強い恨みや苦しみから生まれる負の力。普通の仙師たちは避ける力だが、第14話では魏無羨(ウェイ・ウーシェン)が黒い剣を通して怨念に触れ、その力を無意識に操り始める重要な描写が登場した。


陰鉄(いんてつ)
強大で危険な力を持つ鉄の欠片。4つに分かれて存在しており、温氏(ウェンシ)が全て集めようとしている。怨念や傀儡(かいらい)とも深く関係している重要な存在。


不夜天(ふやてん)
岐山温氏(チーシャン・ウェンシ)の本拠地。温若寒(ウェン・ルオハン)が支配しており、巨大な権力を持つ場所。温氏による各世家への圧力も、ここを中心に進められている。


雲夢双傑(うんむそうけつ)
江澄(ジャン・チョン)と魏無羨を指す言葉。“雲夢江氏(ユンモン・ジャンシ)の二人の英雄”という意味で、魏無羨が江澄へ「一緒に雲夢双傑になる」と語った印象的な言葉。


『陳情令』第15話 あらすじ・ネタバレはこちら

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