このページでは、お肉屋さんに伝授していただいた、簡単コストコ牛タンブロックの簡単下処理・スライス方法を紹介しています。
なぜ、コストコ牛タンが、下処理なしでもOKなのかも解ります。
輸入牛の匂いが気になる人には、簡単下処理も解説。ぜひ、美味しくコストコ牛タンを食べてくださいね。
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閲覧注意★コストコ牛タン下処理なしでもOK?お肉屋さんの切り方を紹介
コストコの牛タン下処理法をネットで調べると、筋を切る、臭みをとるなど、素人にはとても厄介なレシピばかり・・・
ところが、友人のお肉屋さんは、
「コストコの牛タンは下処理されているから、ほとんど手を加えなくても大丈夫」
との事。
その理由は、下処理前の牛タン!! を見て解りました。
なぜ、コストコ牛タンは下処理なしでもOKなの?
ここからはリアルな写真なので、苦手な方は薄目でどうぞ。
お肉屋さんの友人が、我が家に「下処理前の牛タン」を持ってBBQをした時の写真です。
ど~ん!!
うわぁぁぁ~
これ、処理前の牛タンって、本当に舌の形になっているんですね。
子供たちも、初めて見る「牛タン」の姿にびっくり。しかも、でっかい!!
普通なら、引いてしまう姿ですが、「牛タン」の美味しさをしっている子供たちは興味津々。
一言も「気持ち悪い~」なんて言わず、息をのんで下処理を見守ります。
良い食育になって、ホントありがたい。
お肉屋さんの友人に感謝です。
友人のお肉屋さんは、子供たちの反応を面白がりながら、持参の肉切り包丁で、下処理を手際よくすすめます。
最初は、タンの付け根の方の「タン下」と言う部分を切り落とします。
「タン下」は固く、血管や筋がある部分です。
ここを、血管や筋ごと切り取ってしまえば、他に太い血管はないので、あとは皮を綺麗に剥ぐだけで牛タンブロックが出来上がります。
切り落とした「タン下」は、「ミンチ」や「細切れ」にして使うそうです。
我が家の場合は、タンシチュー用にぶつ切りにしてもらいました。
タンの皮を剥いていきます。
さすが、お肉屋さん。包丁さばきが早いです。
全体の皮を、そぎ落とします。
下処理済みの「牛タンブロック」の完成です。
牛は、屠畜時に「放血」という血ぬきを念入りに行うそうです。「放血」が上手くいかないと、鮮度がすぐに落ち臭みの原因になるからです。
そのため、下処理中には、まったく血は出ませんし、生肉独特の臭みもありませんでした。
このブロックをスライスすれば、すぐに、フライパンなどで焼いて食べることができます。
コストコの牛タンブロックは、この下処理済みのものが売られているんです。
ですから、ほとんど手を加えずに、そのままスライスして焼いて食べても大丈夫と、お肉屋さんは言うんです。
では、実際に家庭で行うコストコ牛タンブロックの処理+切り方を紹介していきますね。
コストコ牛タンの下処理と、切り方
コストコ牛タン下処理1 少し凍らせる
こちらは、コストコで購入した牛タンブロックです。
牛タンブロックは、少し凍らせた状態で切ると、包丁の刃が入りやすく美しく切れるそうです。
冷蔵庫で2時間ほど凍らせてから、下処理を始めます。
すでに全部凍っている場合は、ボールに水を入れ5分ほど真空パックのまま沈め、少し解凍してから使うとよいそうです。
コストコ牛タン下処理2「タン下」をカット
半解凍の牛タンブロックを真空パックから取り出します。
横にひっくりかえすとこんな感じ。全体的に綺麗に皮が剥いてあるのが解ります。
こちらは、裏側。
「タン下」が綺麗に切り落とされているのが解ります。「血管」や「血のり」もありません。
友人のお肉屋さんのプロの視点では、コストコの牛タンは、脂肪や筋が少し残っているけれど、とても美しい下処理がしてあるとの事でした。
なかには、グラム量を多くしたい為「タン下」を多く残す悪得業者もいるので注意が必要とのこと。
もし、「タン下」が多く残っていて血管や筋が付いていたらカットして取り除きましょう。
今回のコストコ牛タンブロックは、ぷよぷよしている所だけ、ほんの少し取り除きました。
コストコ牛タンブロック下処理3 臭みを取る
アメリカ牛の独特の臭みが気になる方は、すべて凍らせてから、ボールいっぱいに水を張り、一つまみの塩を入れて1時間放置します。
1時間後、あらたな塩水に取り替え1時間放置すると、臭みも取れ、切りやすい固さに解凍できるそうです。
でも、我が家の場合は、水で洗っただけ。
臭みとりなしで、ぜんぜん美味しくいただきました。
コストコの牛タンは、このように、ほとんど、下処理はいりません。ただ、匂いに敏感な長女だけ少し臭うかも~と話していたので、気になる方は臭み取りをしてください。
コストコ牛タン下処理4 タン元とタン先に分ける
つぎに、牛タンをスライスしていきます。
牛タンブロック上部を触ると、一カ所だけくぼみが大きい場所があります。
このくぼみから、左側の細い方が「タン先」、右側の太い方がタン元です。
まずはこのくぼみを半分に切ります。
「タン元」の方が脂がのって美味しく柔らかいので、厚切りにして食べるのに向いています。
「タン先」は、少し硬めなのでタンシチューなどに向いています。
コストコ牛タン下処理5 スライスする 切り方のコツ
コストコの牛タンは「タン先」も柔らかいので、我が家の場合スライスして焼肉にすることに決定。どんどんスライスしていきます。
お肉屋さんの友人が言うには、お肉のの切り方にはコツがあるとの事。
魚は柔らかい身を崩さぬよう「引き切り」をしますが、お肉は逆で「押し切り」をするそうです。
お肉は繊維があるので、力を入れながら押して切ると美しく切れるとの事で、早速実践。
半解凍なので、女子には力のいる作業でした。
ちょっと厚めに切りましたが、0.93kgの牛タンブロックから56枚、牛タンスライスが出来ました。
厚切り肉には、切り込みを数カ所入れると熱が通りやすいです。
スライスした牛タンは、ごま油と、塩コショウで、チンチンに熱したフライパンで焼くと美味しいです。
七輪で焼いても最高ですね。
我が家では使いにくい「タン先部分」を、串焼きにしてお弁当に入れました。
それでは、美味しく楽しいコストコライフを送ってください~(^^)/
まとめ 閲覧注意★コストコ牛タン下処理なしでもOK?お肉屋さんの切り方を紹介
★バーベキューソース・焼き肉のタレを買うならこれ!!
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