中国ドラマ『陳情令』第9話あらすじ・私の感想(ネタバレあり)

陳情令 9 陳情令
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『陳情令』第9話では、大梵山(ダーファンシャン)で暴走した舞天女(ぶてんにょ)の事件がさらに深刻化していきます。

傀儡(くいらい)のようになった村人たちが魏無羨(ウェイ・ウーシェン)たちへ襲いかかる中、温情(ウェン・チン)が思わぬ形で彼らを助けることに。

さらに今回は、温寧(ウェン・ニン)の過去や、舞天女と陰鉄(インティエ)の関係も明らかになり、各地で起きている怪異の裏に温氏が深く関わっていることが見え始めます。

そして後半では、新たな舞台・櫟陽(レキヨウ)で常氏(チャンシ)一族の惨劇が発覚。物語はさらに不穏な方向へ進んでいきました。

それでは、『陳情令』第9話のあらすじ(ネタバレあり)を紹介していきます。
※誤訳があったらごめんなさい。画像出典:公式SNS

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『陳情令』第9話 主な登場人物・キャスト

魏無羨(ウェイ・ウーシェン)
演:肖戦(シャオ・ジャン)
雲夢江氏(ユンモン・ジャンシ)で育った主人公。江澄(ジャン・チョン)とは兄弟同然の関係で、江厭離(ジャン・イエンリー)からも実の弟のように大切にされている。第9話では藍忘機(ラン・ワンジー)と共に梟鳥(きょうちょう)退治へ向かい、舞天女(ぶてんにょ)と陰鉄(インティエ)の関係にも気づいていく。


藍忘機(ラン・ワンジー)
演:王一博(ワン・イーボー)
姑蘇藍氏(グースー・ランシ)の二公子で、藍曦臣(ラン・シーチェン)の弟。無口で厳格な性格だが、少しずつ魏無羨との距離が近づいている。第9話では魏無羨と連携し、幻音の霧へ対抗した。


江澄(ジャン・チョン)
演:汪卓成(ワン・ジュオチョン)
雲夢江氏の若宗主で、江厭離の弟。魏無羨とは幼い頃から兄弟のように育った。口では文句を言いながらも、危険な行動を取る魏無羨を心配して後を追って来る。


聶懐桑(ニエ・ホワイサン)
演:紀李(ジー・リー)
清河聶氏(チンホー・ニエシ)の公子で、聶明玦(ニエ・ミンジュエ)の弟。争いを好まない怖がりな性格で、怪異を前に毎回怯えているが、魏無羨たちとは気の合う友人関係。


温情(ウェン・チン)
演:孟子義(モン・ズーイー)
岐山温氏(チーシャン・ウェンシ)の医師で、温寧(ウェン・ニン)の姉。冷静でしっかりした性格だが、温氏と良心の間で葛藤している。第9話では魏無羨たちを助け、自身の一族に起きた悲劇を語った。


温寧(ウェン・ニン)
演:于斌(ユー・ビン)
温情の弟。気弱で優しい性格の青年。幼い頃に舞天女へ霊識(れいしき)を奪われた過去があり、その出来事が現在の性格にも影響している。


温晁(ウェン・チャオ)
演:賀鵬(ホー・ポン)
岐山温氏の公子で、温若寒(ウェン・ルォハン)の息子。傲慢で残忍な性格。梟鳥を使って村人たちを操り、魏無羨たちを罠へ誘導していた。


温若寒(ウェン・ルォハン)
演:修慶(シウ・チン)
岐山温氏の宗主で、温晁の父。陰鉄を集めるため各地で暗躍しており、薛洋(シュエ・ヤン)にも命令を下している。


薛洋(シュエ・ヤン)
演:王皓軒(ワン・ハオシュエン)
温若寒に仕える客卿。現在は櫟陽(レキヨウ)で動いており、常氏(チャンシ)で起きた惨劇にも関わっている可能性が示唆されている。陽(レキヨウ)で何らかの事件に関わっていることが示唆される。る存在。

『陳情令』第9話あらすじ(ネタバレあり)

陳情9 惑わしの霧

舞天女(ぶてんにょ)の祠へ押し寄せてきた村人たちは、すでに霊識(れいしき)を失い、傀儡(くいらい)のような状態になっていた。

魏無羨(ウェイ・ウーシェン)、藍忘機(ラン・ワンジー)、聶懐桑(ニエ・ホワイサン)は結界を張って必死に防ぐが、村人たちは次々と祠の中へなだれ込んでくる。藍忘機は「このままでは持たない、外へ出るぞ」と判断するものの、聶懐桑は恐怖で腰が抜け、「出たら死ぬ」と怯えるばかりだった。

あまりに騒ぎ続けるため、藍忘機はとうとう禁言術をかけ、聶懐桑を強制的に黙らせる。

その時だった。

どこからか笛の音が響き始める。

すると暴れていた村人たちが急に静かになり、まるで誘われるように祠の外へ出て行った。


魏無羨(ウェイ・ウーシェン)たちが後を追うと、焚き火の前で笛を吹いていたのは温情(ウェン・チン)だった。彼女は火術を使い、村人たちを近づけないよう抑え込んでいた。しかし上空に温氏の梟鳥(きょうちょう)が現れた瞬間、温情の表情が変わる。

梟鳥こそ、村人たちを操っている原因だったのだ。

その頃、祠を出ようとしていた魏無羨たちの背後から、突然声が聞こえる。魏無羨はすぐに正体を見抜き、「江澄(ジャン・チョン)だろ、出てこい」と呼びかける。

姿を現した江澄は、心配して追いかけてきたとは素直に言えず、「姉さんが心配してる」とぶっきらぼうに言う。しかしその様子から、本当は自分自身が魏無羨を案じて来たことは明らかだった。

しかも江澄は、魏無羨が当然のように藍忘機をかばう姿に少し複雑そうな表情を見せる。

だが今は言い争っている場合ではなかった。

温情は、「村人を元に戻したければ梟鳥を倒すしかない」と告げる。


そこで魏無羨(ウェイ・ウーシェン)は金糸障(きんししょう)を張り、江澄、聶懐桑、温情を守る結界を作る。そして自分と藍忘機は梟鳥を追って森へ向かった。

森の中へ入った途端、濃い霧が立ち込める。

さっきまで隣にいたはずの相手の姿すら見えない。

魏無羨(ウェイ・ウーシェン)が慌てて藍忘機(ラン・ワンジー)を呼ぶと、すぐ近くから冷静な声が返ってくる。藍忘機は、これは梟鳥が作り出した“幻音の霧”だと説明する。方向感覚や精神を乱し、判断力を奪う術だった。

魏無羨は術で霧を払おうとするが、集中できずうまくいかない。藍忘機は「五識を閉じろ」と告げ、視覚や聴覚に惑わされないよう精神を集中させる。

二人は目を閉じたまま互いの気配だけで連携し、飛んでくる鉄鎖を次々と避けていく。

しかし突然、鉄鎖が魏無羨の首へ巻き付き、そのまま木へ吊り上げられてしまう。首を締め上げられながらも、魏無羨は咄嗟に“死んだふり”を始めた。

仕留めたと思った梟鳥が近づいてきた瞬間、魏無羨は一気に飛びかかり、その首を掴む。同時に藍忘機が鉄鎖を断ち切り、二人はついに梟鳥を倒すことに成功した。


すると操られていた村人たちも次々と正気を取り戻していく。

だがその様子を、温晁(ウェン・チャオ)が陰から見ていた。

「役立たずめ」

温晁は苛立ちながら姿を消す。

一方、正気へ戻った村人たちの中には、温情の知人もいた。温情は魏無羨たちを、山奥にある温氏一族の墓地へ案内する。

そこで彼女は、自分と温寧(ウェン・ニン)の過去を語り始めた。

大梵山(ダーファンシャン)は元々、温氏の傍系一族が暮らしていた土地だった。医術を扱う一族であり、温情も幼い頃はここで家族と平和に暮らしていたという。

しかしある日、祠に祀られていた舞天女が突然暴れ出した。

温情は岩陰へ隠れて助かったが、温寧は逃げ遅れ、舞天女に霊識を奪われてしまう。父は息子を守ろうとして犠牲になり、結果的に生き残ったのは温情と温寧だけだった。

その後、二人は温若寒(ウェン・ルォハン)に引き取られたのだという。

魏無羨はそこで、水行淵(シュイシンユエン)の時に温寧の様子がおかしかった理由を理解する。温寧は過去に霊識を傷つけられていたのだった。


その頃、不夜天(ブーイエティエン)では温若寒が温晁を叱責していた。

本来なら薛洋(シュエ・ヤン)を支援するよう命じていたにもかかわらず、温晁は独断で藍忘機(ラン・ワンジー)たちを襲撃していたからだ。

温若寒は「必ず陰鉄を見つけ出せ」と命じ、失敗を許さない姿勢を見せる。

一方、魏無羨と藍忘機は舞天女と陰鉄の関係について考えていた。

魏無羨は、大梵山は本来なら霊力に満ちた土地だったはずなのに、今は異様な気配が漂っていることに違和感を覚える。

そして推測する。

舞天女の中には、本来陰鉄が埋め込まれていたのではないか。

陰鉄によって石が霊力を得て、人の形へ変化した。しかし後に誰かがその陰鉄を取り出したことで、舞天女は天地の霊気を吸えなくなり、代わりに人間の霊識を奪うようになった――。

そしてその陰鉄を持ち去った人物こそ、温若寒だと魏無羨は断言する。


温情は否定しきれない表情を見せるが、温氏への恩もあり、これ以上協力することはできないと告げる。

藍忘機(ラン・ワンジー)は「最後の陰鉄まで温若寒に渡れば、更なる犠牲が出る」と説得するものの、温情は背を向け、不夜天へ戻っていった。

江澄はどこか寂しそうにその姿を見送る。

その後、魏無羨たちは櫟陽(レキヨウ)へ向かう。

町へ着くなり、魏無羨(ウェイ・ウーシェン)は名物の酒“常山紅”を嬉しそうに買い込む。一方、藍忘機は相変わらず真面目に陰鉄の手がかりを追っていた。

魏無羨は「情報を集めるなら酒楼だ」と言い、賑わう店で店員へ最近の怪異について尋ねる。

すると店員は、近くにある“常氏”の屋敷について話し始めた。

最近、その屋敷から夜な夜な激しく門を叩く音や叫び声が聞こえるという。しかし昼間になると人の気配は一切ない。


その瞬間、藍忘機(ラン・ワンジー)の持つ陰鉄が強く反応する。

藍忘機の脳裏には、血まみれの惨劇が流れ込んできた。

「行くぞ。常氏の屋敷へ」

そうして魏無羨(ウェイ・ウーシェン)、藍忘機、江澄は常氏の屋敷へ向かう。

だが到着した屋敷は静まり返り、不気味な気配だけが漂っていた。

門を開けた瞬間、そこには血に染まった惨劇が広がっていた。

屋敷中に転がる無数の死体。

吊るされた紅衣の遺体。

そして犠牲者たちは皆、瞳を失っていた。

――彼らは生前、傀儡にされていたのだった。

『陳情令』第9話 の感想

陳情令 シャオジャンとワン・イーボー

いやー、第9話はかなり不気味な回でしたね…。

前回ラストの時点で嫌な予感はしていたんですが、傀儡(くいらい)化した村人ゾンビたちが押し寄せてくる場面、思った以上に怖かったです。

しかも今回は、ただ怪異が怖いだけじゃなく、
「全部陰鉄(インティエ)につながっている」
という流れがさらに強くなってきました。

特に印象的だったのは温情(ウェン・チン)。

今までは敵側っぽく見える場面も多かったんですが、今回はかなり印象が変わりましたね。

村人を助けようとしていたのもそうですし、温寧(ウェン・ニン)の過去の話がかなり重い…。

幼い頃に舞天女(ぶてんにょ)に霊識(れいしき)を奪われていたつらい過去。

だから温寧って、ただ気弱なだけじゃなかったんだな…と分かる回でした。

1話で出てきた白い顔の怪物は彼なので、これからどのようにあの姿に変わってしまうのか、興味深いですね。

あと今回良かったのが、霧の中での魏無羨(ウェイ・ウーシェン)と藍忘機(ラン・ワンジー)の共闘。

何も見えない状態なのに、
ちゃんとお互いを信じて戦ってる感じがすごく良かったです。

魏無羨って、ああいう極限状態でも機転が利くんですよね(笑)

首を絞められてるのに死んだふりするとか、本当に魏無羨らしい。

藍忘機も相変わらず無口なんですが、もうかなり自然に魏無羨と連携するようになってきていて、この頃から二人の空気感かなり変わってきたなと思いました。

それと地味に江澄(ジャン・チョン)が面白い(笑)

絶対に魏無羨が心配で来たのに、
「姉さんが心配してる」
って言い張るの、すごく江澄らしかったです。

そしてラストの常氏(チャンシ)事件。

あれ、一気に空気変わりましたね…。

最初はよくある怪談っぽい流れなのに、屋敷へ入った瞬間の惨劇がかなり衝撃的でした。

血まみれの屋敷、
吊るされた死体、
瞳のない遺体。

しかも全員、傀儡にされていたっていうのが怖すぎる…。

ここからさらに陰鉄絡みの事件が大きくなっていきそうで、かなり不穏な終わり方でした。
次回が楽しみです。

『陳情令』第9話 用語解説

金糸障(きんししょう)
術者が周囲へ張る防御結界。外部からの攻撃や侵入を防ぐことができる。第9話では、魏無羨(ウェイ・ウーシェン)が江澄(ジャン・チョン)たちを守るために使用した。


幻音の霧(げんおんのきり)
梟鳥(きょうちょう)が作り出した幻術の霧。方向感覚や精神を乱し、視界や感覚を狂わせる力を持つ。霧の中では隣にいる相手の姿すら見えなくなる。藍忘機(ラン・ワンジー)は“五識を閉じる”ことで幻術に対抗した。


五識(ごしき)
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感のこと。修行者は外部の幻術に惑わされないため、一時的に五識を閉じて精神を集中させることがある。第9話では、藍忘機と魏無羨が幻音の霧へ対抗するため使用した。


梟鳥(きょうちょう)
温氏が使役している不気味な鳥。監視や追跡だけでなく、陰鉄(インティエ)の力によって人を操る役割も持っている。第9話では、村人たちを傀儡化させる原因となっていた。


霊識(れいしき)
人間の精神や魂の意識に近いもの。霊識を失うと、自我や感情を奪われたような状態になってしまう。温寧(ウェン・ニン)は幼い頃、舞天女(ぶてんにょ)によって霊識を傷つけられていたことが明かされた。


傀儡(くいらい)
魂や意識を失い、操られている状態の人間。普通の生者とは異なり、自我がなく、異常な執念だけで動く。第9話では、村人や常氏一族が傀儡化されていた。


大梵山(ダーファンシャン)
舞天女の祠が存在する山。本来は霊力に満ちた土地だったが、現在は不気味な気配に覆われている。第9話では、舞天女と陰鉄の関係、そして温情(ウェン・チン)と温寧の過去が明らかになった。


舞天女(ぶてんにょ)
大梵山の祠に祀られていた巨大な石像。元々は霊力を持つ奇石だったが、陰鉄の影響によって人型へ変化したと考えられている。陰鉄を失った後は、天地の霊気の代わりに人間の霊識を吸うようになった。


不夜天(ブーイエティエン)
岐山温氏(チーシャン・ウェンシ)の本拠地。温若寒(ウェン・ルォハン)が支配しており、温氏の権力の中心でもある。第9話では、温晁(ウェン・チャオ)が温若寒から叱責を受けた。


櫟陽(レキヨウ)
魏無羨たちが次に訪れた町。常氏(チャンシ)の屋敷で不気味な事件が起きており、陰鉄が再び反応を見せる。ここから新たな惨劇の調査が始まる。


常氏(チャンシ)
櫟陽を治めていた仙門世家。最近になって一族が突然姿を消し、夜になると屋敷から激しく門を叩く音や悲鳴が聞こえると噂されていた。第9話のラストでは、一族全員が惨殺され、傀儡にされていたことが判明する。


『陳情令』第10話 あらすじ・ネタバレはこちら

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