『子夜帰』第20話 あらすじ・ネタバレ シューカイ出演ドラマ

子夜帰20 子夜帰
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第20話は、命の危機をきっかけに、それぞれの想いと関係が大きく動く回です。

裴季雅の仕掛けた法陣によって、梅逐雨と武祯は極限状態へ追い込まれます。その中で隠されていた感情が明らかになり、二人の関係は大きく前へ進みます。

一方で、裴季雅の本心と行動は決定的な形で露わになり、これまでの関係にもはっきりとした線引きが生まれます。また、梅四と柳太真、玄虺の関係にも変化が訪れ、それぞれの立場や過去が整理されていきます。

戦いと感情の両面で大きな転換点となる第20話。ここから物語がどのように動いていくのか、重要な一話となっています。
※誤訳があったらごめんなさい。画像出典:公式SNS

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『子夜帰 20』主な登場人物

武祯(ぶてい)
演:Tian Xiwei(ティエン・シーウェイ)
妖市の「猫公」です。第20話では、裴季雅が圧制術を使っていることを見抜いたうえで、あえて彼に近づき、无字书と協力して画舫で罠を仕掛けます。梅逐雨が法陣に囚われると、迷わず救出に向かい、自らも巻き込まれます。梅逐雨が戻ってきた後は感情を抑えきれず抱きしめる場面が描かれます。また、裴季雅の罪を見抜きつつも朝廷への影響を考え、昆州へ追放するという判断を下します。さらに猫公として玄虺と柳太真の争いを止め、昭明鏡で真実を示す役割も果たします。


梅逐雨(ばい・ちくう)
演:Xu Kai(シュー・カイ)
常曦宫に属する天師です。第20話では裴季雅の法陣に囚われ、巨石に押し潰される極限の状況に追い込まれます。その中で武祯への想いを初めて打ち明け、自らを犠牲にして彼女を外へ逃がします。深淵に落ちた後も陣眼を見抜いて反撃し、裴季雅の右目を射抜きます。石化しかけながらも霊力で法陣を破壊して生還し、武祯と想いを通わせます。最後には彼女を守ると誓い、関係が大きく進展します。


裴季雅(はい・きが)
武祯と幼い頃から一緒に育った人物です。第20話では梅逐雨を殺すために法陣を仕掛け、圧制術や香を使って追い詰めます。陣は最初から一人を犠牲にする構造であり、その冷酷さがはっきりと描かれます。梅逐雨への強い嫉妬から行動していたことを認めますが、武祯に見抜かれます。反噬によって右目を失い、最終的に昆州へ追放されますが、なお執着を捨てきれない様子も描かれます。


无字书(むじしょ)
妖市に関わる存在です。第20話では武祯と協力して裴季雅を追い詰めます。梅逐雨と武祯が法陣に囚われた際には裴季雅に破り方を問い詰め、怒りから殺そうとする場面も描かれます。武祯の計画を支える重要な役割を担いながら、彼女への想いと内面の揺らぎも引き続き感じさせる存在です。


梅四(ばいし)
本家梅家の若様で、梅逐雨のいとこです。第20話では柳太真を京へ送り届け、彼女の秘密を守ると誓います。距離を置かれても諦めず、必ず妻にすると決意を固めます。また玄虺と柳太真の戦いの場面では、危険を顧みず彼女を守るために飛び出し、その強い想いが描かれます。


柳太真(りゅう・たいしん)
妖市の「蛇公」です。第20話では脱皮直後で力が戻っていない状態ながら、玄虺の過去の罪を問い戦いを挑みます。しかし劣勢に立たされる中、梅四に守られることで心が揺れ動きます。昭明鏡によって玄虺の過去を知り、最終的には蛇公としてその罪を赦し、梅府での滞在を認める判断を下します。


玄虺(げんき)
小さな黒蛇の妖で、梅四と行動を共にしています。第20話では本来の巨大な蛇の姿や人の姿へと変化し、自身の過去が明らかになります。かつて妖市で虐げられた末に反撃した経緯を持ち、それを理由に柳太真と対立します。最終的には昭明鏡によって誤解が解かれ、梅府に留まることを許されます。

『子夜帰』第20話 あらすじ ネタバレ

子夜帰 ポスターシューカイ

武祯は、裴季雅が裏で圧制術を使っていることに早くから気づいていた。そこで彼女は、わざと裴季雅に気づかないふりをし、彼を画舫へ誘い出す。表向きは裴季雅と出かけているように見せていたが、実際には无字书と組み、彼の正体を暴くための罠を仕掛けていた。

しかし、裴季雅の仕掛けた法陣は想像以上に強力だった。梅逐雨は山石の間に閉じ込められ、武祯も彼を助けようとして同じ法陣の中に囚われる。二人の周囲では巨大な岩が少しずつ迫り、逃げ場を失わせていく。


无字书は裴季雅に陣の破り方を問い詰めるが、裴季雅は笑いながら、この陣はもともと梅逐雨を殺すために作ったものだと明かす。しかも陣を破るには血肉の犠牲が必要で、必ず一人は死ぬという。つまり、裴季雅は最初から梅逐雨だけを確実に消すつもりで、この罠を仕掛けていた。


生死の境に追い込まれた梅逐雨は、そこでようやく武祯に本心を打ち明ける。彼は、西郊の花畑で出会った時から武祯に心を惹かれていた。しかし自分と関われば武祯を危険に巻き込むと考え、ずっと気持ちを押し殺してきたのだった。

その想いを伝えた直後、梅逐雨は力を振り絞り、武祯を法陣の外へ押し出す。そして自分だけが深い裂け目へ落ち、黒い霧に飲み込まれていく。外に出された武祯は、山頂で梅逐雨の名を叫び続ける。目の前で彼を失ったと思い、取り乱すほどの悲しみを見せる。


一方、画舫では无字书が裴季雅を殺そうとしていた。だがその瞬間、法陣の中から鋭い一撃が飛ぶ。梅逐雨は落ちた先で陣眼を見抜き、そこを狙って矢を放っていた。その矢は裴季雅の右目を貫き、彼の邪術を大きく崩す。

梅逐雨自身も、体が石化しかけており、命を落とす寸前だった。しかし最後の瞬間、体内の霊力が一気にあふれ出し、腰につるした玉が光る。すると法陣の束縛が解け、普通の体に戻る。

それを見た武祯は、もう感情を抑えられなかった。彼女はまっすぐ梅逐雨に駆け寄り、強く抱きしめる。梅逐雨もまたその抱擁を受け止め、二人はようやく互いの想いを確かめ合う。


その後、武祯と梅逐雨は画舫へ戻る。裴季雅は右目を失い、顔の半分を血で染めていた。裴季雅は、梅逐雨への嫉妬から彼を殺そうとしたことを認める。けれど武祯は、それだけでは終わらせない。長安で相次いだ妖の騒動も、裴季雅が関わっていたのではないかと問い詰める。

武祯が裴季雅を疑い始めたのは、如意楼で香を焚かれた時だった。その香のせいで彼女は、一瞬、裴季雅を梅逐雨と見間違えた。さらに斛珠から、裴季雅が墨房に何度も出入りしていたことを聞き、疑いは確信に変わっていた。墨妖の騒動、香による幻、そして今回の法陣。すべてが裴季雅につながっていた。

裴季雅は、右目を犠牲に魔力使い、武祯を自分のものにしたかったと弁明する。しかし武祯は、彼女自身が陣に巻き込まれた時、裴季雅が助けようとしなかったことを責める。愛していると言いながら、危険に落ちた彼女を見捨てた。その事実が、彼の想いの歪みを何よりも示していた。

右目を失った裴季雅は、邪術の反動で激しい痛みに苦しむ。梅逐雨はそれでも彼を見捨てず、応急措置で痛みを和らげた。武祯は裴季雅を療養名目で昆州へ送ることに決め、今生二度と京へ戻るなと命じる。皇帝に知られれば朝廷を巻き込む大事になるため、表向きは静かに処理する形を取ったのだった。


一方、梅四は柳太真を京へ送り届けていた。彼は彼女の正体を誰にも話さないと誓う。しかし柳太真はまだ距離を置こうとする。人と妖の違い、自分の過去、そして梅四を巻き込みたくない気持ちがあるからだった。それでも梅四は引かない。彼女が自分を避けていることを感じながらも、必ず正式に娶ると心に決める。


その後、裴季雅は二人の侍女を連れて昆州へ向かう。彼はまだ、邪術の力を使えば武祯を取り戻せるのではないかという未練を捨てきれていなかった。そこへ、彼の恩公からの知らせが届く。そこには、梅逐雨が常曦宫の天師であることが記されていた。裴季雅は、武祯がその事実を知らないのではないかと考え、二人の縁はこれで終わるかもしれないと内心で思う。彼はまだ諦めておらず、常曦宫という隠された立場が二人の間に亀裂を生むことを期待している。


その夜、梅四は玄虺に連れられて城東の湫池へ向かう。玄虺は、そこが自分たちの一族が生まれた場所だと話す。そして水へ飛び込むと、たちまち巨大な黒い蛇の姿となって現れ、さらに黒衣の少年の姿へ変化する。

そこへ柳太真が現れる。2人を合わせるため、サプライズで梅四が呼んでいたのだ。

彼女は玄虺に対し、かつて妖市から逃げ出した後、無実の者を殺した罪を問い詰める。玄虺は悪びれる様子を見せず、二人はそのまま激しく戦い始める。しかし柳太真は脱皮を終えたばかりで、まだ力が戻っていない。次第に追い詰められ、玄虺の攻撃を受けそうになる。

その時、梅四が飛び出す。彼は普通の人間でありながら、柳太真を守るために彼女の前へ立ちはだかる。その姿に柳太真は驚く。梅四は恐れず、ただ彼女を守ろうとしていた。

そこへ武祯が現れる。梅四は初めて、武祯が妖市の猫公であることを知って驚く。玄虺もまた、自分の行動がすでに武祯に知られていたことに気づく。武祯はかつて玄虺に害されたことへの報いとして、彼に二掌を食らわせる。

柳太真は玄虺を殺そうとするが、武祯はそれを止める。そして昭明鏡を使い、玄虺の過去を映し出す。鏡の中には、妖市の隅で傷だらけになり、いじめられ続ける玄虺の姿があった。彼は理由もなく殺したのではなく、追い詰められた末に反撃していたのだ。

柳太真はその過去を知り、黙り込む。やがて蛇公として、玄虺の残りの罪を赦す決断をする。さらに玄虺も脱皮の時期に入っているため、しばらく梅府に留まることを認める。


武祯が屋敷へ戻ると、梅逐雨が門の外で待っていた。梅逐雨はもう迷わない。彼は武祯に、自分の想いをはっきり伝える。そして、これからは誰にも彼女を傷つけさせないと誓う。さらに自ら武祯に薬を塗り、彼女の傷を気遣う。

命をかけて守り、すれ違いを越えた二人の関係は、この夜、大きく前へ進むのだった。

つづく

『子夜帰』第20話 の感想

第20話は、これまで積み重ねてきた感情と関係性が一気に表に出た回で、見ていてかなり引き込まれました。アクションとしての見応えだけでなく、「誰がどういう選択をするのか」がはっきり描かれていて、とても印象に残る内容だったと思います。


まず何より衝撃だったのが、梅逐雨が石になっていく場面です。体だけでなく、顔まで完全に石化していくあの描写は本当にすごかったですね。

えー、石になって死んじゃうの!!?

このまま終わるのではないかという緊張感で、見ていてかなり息が詰まるシーンでした。そんな極限状態の中で、静かに陣が崩れて助かる展開も印象的でした。

このとき、梅逐雨が腰に下げている玉を強く握っていたのも気になりました。あれがきっかけになったのか、それとも彼自身の力なのかはわかりませんが、今後につながる伏線のようにも感じましたね。


そして、この場面は同時に、二人の想いがはっきりと通じ合った瞬間でもありました。あの状況での告白、そしてその直後に武祯を迷いなく外へ押し出す行動。言葉だけでなく行動で示すところが梅逐雨らしくて、とても良かったです。武祯が取り乱して名前を呼び続ける姿も印象的で、普段の彼女とのギャップも含めて強く心に残りました。

その後、無事に戻ってきた梅逐雨を抱きしめる場面も、本当に良かったですね。ここまでずっと抑えてきた感情が一気にあふれたようで、ようやく二人の関係が動いたと感じる瞬間でした。


今回もう一つはっきり描かれていたのが、梅逐雨と裴季雅の対比です。
梅逐雨は自分の命を投げ出して武祯を守ったのに対して、裴季雅は同じ陣の中に武祯が入っても本気で助けようとしませんでした。それどころか「人間とはそういうものだ」と言い訳をするところが、かなり印象に残りました。さらに、梅逐雨も同じ状況ならそうするはずだと断言しました。

でも、実際には全く逆の行動を取っているわけで、「その違いを見てほしい」と思わず感じてしまう場面でした。このあたりで、裴季雅は完全に恋敵ではなく“敵側の人物”として確定した印象です。

それでもまだ諦めていない様子なのが怖いですね。黒服の師匠から梅逐雨が「常曦宫の天師」だと知らされたことで、今後はまた別の形で関わってきそうな気配があります。このまま終わるとは思えず、むしろここからが本番のようにも感じました。


一方で、梅逐雨の人としての大きさも際立っていました。あれだけのことをされた相手なのに、最後に目の治療をする所は本当に印象的でした。単純な善悪ではなく、「どういう人物なのか」がしっかり描かれていたと思います。


後半の梅四と柳太真のパートも、見ごたえがありました。
大蛇通しの戦い!!梅四が命を張って守り、言葉だけでなく行動で気持ちを示しているのが伝わってきました。柳太真も最初は距離を取ろうとしていましたが、その姿に少しずつ心が動いていく流れが丁寧に描かれていました。

玄虺の過去が昭明鏡で明らかになる場面。前回では、武祯は梅四の手首の黒い腕輪に気づく場面がありましたが、これが玄虺だと気づき、梅四をマークしていたのでしょうね。

玄虺の虐げられてきた背景があることで、単なる悪ではないと悟り、柳太真が判断を変えるのも納得できる流れでした。

そして意外だったのが、武祯が妖市の「猫公」だという事実を梅四が知ってしまったことです。梅逐雨すら知らない秘密に触れてしまったわけで、ここはかなり大きなポイントだと思います。さらに玄虺も梅府に残ることになり、今後この関係がまた面白そうで、楽しみになりました。


ラストの梅逐雨の告白も良かったですね。
極限の場面での想いだけで終わらず、きちんと改めて言葉にしたことで、関係が次の段階に進んだと感じました。「守る」という言葉にも、これまでとは違う重みがありました。それにしても、まだ障害がありそうですね。

全体として第20話は、
・恋愛の大きな進展
・裴季雅の立場の確定
・梅四と柳太真の関係の変化
・伏線の回収と新たな不穏さ

が一気に動いた回で、「ここが一つの山場だった」と感じる内容でした。見応えもあり、感情的にもかなり満足度の高い回だったと思います。

『子夜帰 20』用語解説

压制术(あっせいじゅつ)
相手の力や妖力を抑え込むための術。対象の動きや術の発動を制限する効果を持つ。第20話では裴季雅がこの術を使い、梅逐雨を確実に追い詰めるための手段として利用している。


法阵(ほうじん)
術によって作られる結界や仕掛け。特定の範囲内に閉じ込めたり、攻撃を行うことができる。第20話では巨石が迫る殺陣として使われ、内部にいる者を圧殺する構造になっている。


阵眼(じんがん)
法阵の中心となる核の部分。ここを破壊することで、陣全体を崩すことができる。梅逐雨は絶体絶命の状況の中でこの阵眼を見抜き、逆転の一手として利用する。


昭明鏡(しょうめいきょう)
妖や邪気の正体、過去の真実を映し出す鏡。隠された事実を明らかにする力を持つ。第20話では玄虺の過去を映し出し、柳太真の判断を大きく変える重要な役割を果たす。


反噬(はんぜい)
邪術を使った際に起こる反動や代償。術者自身にダメージが返ってくる現象。裴季雅は邪術の影響により右目を失い、激しい苦痛に苦しむことになる。


湫池(しゅうち)
城外にある水辺の場所で、玄虺が自分の出自と関係のある地として梅四を連れていく場所。水を媒介に妖の本来の姿へ戻る場面が描かれる重要な場所。


化形(かけい)
妖が本来の姿から人の姿へ、あるいは別の姿へ変化すること。第20話では玄虺が巨大な黒蛇から人の姿へと変化する場面で描かれる。


蛇公(だこう)
蛇の妖の中で上位に位置する存在、またはその称号。柳太真はこの立場から玄虺の罪を裁き、最終的に赦す判断を下す。


猫公(びょうこう)
妖市を統べる存在の称号。武祯がこの立場にあり、妖に対して強い権限と力を持つ。第20話ではその威圧によって場を制し、争いを収める役割を果たす。


『子夜帰』第21話 あらすじはこちら

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中国ドラマ子夜帰
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