『子夜帰』第32話 あらすじ・ネタバレ シューカイ出演ドラマ

子夜帰32 子夜帰
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『子夜帰』第32話では、武祯(ぶてい)が隠していた“本当の秘密”がついに明かされます。

武祯は、自分が生き延びるためには“完全な妖”にならなければならず、そのためには百年間の閉関(へいかん)が必要だと梅逐雨(ばい・ちくう)へ告げます。しかしその裏では、猫公として诡婴(きえい)の元丹を封じ続けてきた代償によって、彼女の身体は限界へ近づいていました。

さらに妖市では煞気(さっき)が暴走。无字书(むじしょ)は武祯を救うため危険な方法へ踏み込み、梅逐雨は彼女を守るため必死に動き出します。

そして今回大きく描かれるのが、記憶を失った武祯と梅逐雨の穏やかな時間。無邪気に笑う武祯と、そんな彼女を優しく支える梅逐雨の姿が印象的な回となっています。

切なさと優しさ、不穏さが入り混じる第32話。

それでは、『子夜帰』第32話のあらすじ・ネタバレを紹介していきます。
※誤訳があったらごめんなさい。画像出典:公式SNS

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『子夜帰 32』主な登場人物

武祯(ぶてい)
演:Tian Xiwei(ティエン・シーウェイ)

半人半妖の県主であり、妖市を守る猫公(びょうこう)。第32話では、体内に封じられている诡婴(きえい)の元丹と、自身の身体の限界が大きく描かれる。妖瘡(ようそう)が全身へ広がり、命の危険が迫る中、完全な妖になるため百年の閉関(へいかん)を決意する。しかし煞気(さっき)が暴走し、最後は記憶まで失ってしまう。記憶をなくした後は、以前とは違う無邪気で素直な姿を見せ、梅逐雨との穏やかな時間が描かれた。


梅逐雨(ばい・ちくう)
演:Xu Kai(シュー・カイ)

常曦宮(じょうぎきゅう)出身の術師で、武祯の夫。第32話では、武祯が何かを隠していることに気づき、その真実を知ろうとする。无字书が張った強力な陣を力ずくで破り、武祯を救う場面では、その圧倒的な実力も見せた。「こんな危険な方法を使えば武祯が壊れてしまう」と怒りをぶつける姿からは、武祯を失いたくない強い想いが伝わってくる。また、狸花猫(りかびょう)が武祯だったと改めて知り、猫姿の彼女を抱きしめる姿も印象的だった。


无字书(むじしょ)

妖市に仕える存在で、長年武祯を支えてきた人物。第32話では、武祯を救うため、妖書閣(ようしょかく)で複数の妖丹を炉にかけ、新たな元丹を精製していたことが判明する。武祯への執着はさらに強まり、彼女を無理やり完全な妖へ変えようとする危うさも見せた。記憶を失った武祯に「誰?」と言われた場面では、大きなショックを受ける。


柳太真(りゅうたいしん)

妖市側の医術師であり、蛇公(だこう)。第32話では、武祯の身体が限界に近づいていることを察知し、彼女を助けようと動く。无字书の方法が危険だと理解しながらも、他に方法がない現実にも苦しむ。また、梅逐雨と武祯が祝馀仙草(しゅくよせんそう)を探す旅へ出る姿を、優しく見送っていた。


梅四(ばいし)

梅家の四男で、明るく騒がしい性格の持ち主。第32話では、柳太真との関係が少しずつ変化していく中で、彼女を心配する姿が描かれる。柳太真が妖市へ戻ると聞き、玄虺(げんき)へ必死に助けを求めるなど、相変わらず一途な様子を見せた。


凌霄(りんしょう)

玉真坊(ぎょくしんぼう)を任されている人物。第32話では、妖市で再び暴れ始めた无字书の状況を柳太真へ知らせに来る。无字书から敵意を向けられるなど、不穏な空気に巻き込まれていく。


玄虺(げんき)

蛇族の妖。第32話では、梅四から柳太真を助けに妖市へ行ってほしいと頼まれるが、頑なに拒否する。過去に妖市で何かあったことを匂わせる場面でもあり、今後の伏線になりそうな雰囲気を見せた。は、“柳太真の姿をした梅四”の言動に違和感を覚えつつも、娘を心配する父親として振り回されていた。

『子夜帰』第32話 あらすじ ネタバレ

子夜帰32 猫を抱く梅竹雨

梅逐雨(ばい・ちくう)は、武祯(ぶてい)が自分を避けることから、まだ隠していることがあると感じていた。何度聞いても武祯は本当のことを話そうとせず、距離を取ろうとするばかりだった。そこで梅逐雨は、ついに凌霄(りんしょう)を殺すと脅し、「本当のことを話してくれ」と迫る。

追い詰められた武祯は、自分が半人半妖であること、そして完全な妖になるには百年間の閉関が必要だと打ち明ける。つまり、人間としての人生を捨てるということだった。

梅逐雨は大きな衝撃を受ける。人間にとって百年は永遠に近い時間だ。武祯が完全な妖になれば、二人は二度と同じ時間を生きられなくなる。

さらに梅逐雨は、自分が妖市の結界を破って入り込んだことや、常曦宮(じょうぎきゅう)側を選んだように見えたことで、武祯を深く傷つけてしまったのだと気づく。だから武祯は、自分から離れようとしているのだと理解し、強い後悔を抱く。

もう私を困らせるなと武祯は立ち去り涙を流した。


その後、武祯(ぶてい)は急に苦しみ始め、柳太真(りゅうたいしん)と斛珠(こくじゅ)に支えられながら妖市へ戻る。しかしその頃には、武祯の首や体に妖瘡(ようそう)が全身へ広がっていた。かつて猫公となった時に受けた化生術(かせいじゅつ)の代償が、ついに限界を迎え始めていたのだ。

无字书はすぐに武祯を助けようとする。そして妖書閣(ようしょかく)で精製していた新たな元丹を使い、武祯を完全な妖へ変えようとする。

武祯は抵抗するが、身体はすでに自由に動かせない状態だった。

无字书は、「今の人間の身体ではもう耐えられない。完全な妖になるしか生き残る方法はない」と話す。さらに、「たとえ世界が変わっても、自分だけはずっとそばにいる」と告げる。武祯を救いたい気持ちは本物だが、その執着はすでに異常なほど強くなっていた。


一方その頃、梅逐雨も異変に気づいていた。武祯の身体は、もともと完全な妖化に耐えられる状態ではない。無理に妖になれば、命を落とす危険がある。

梅逐雨は急いで凌霄(りんしょう)を連れ、妖市へ向かう。


同じ頃、柳太真(りゅうたいしん)も妖市に満ちる煞気(さっき)の異常を感じ取っていた。直後、武祯(ぶてい)の体内で煞気が暴走する。

诡婴(きえい)の元丹が反応し、身体の内側から破裂しそうなほど荒れ狂い始めたのだ。柳太真は慌てて、无字书(むじしょ)が敷いた陣を破り、武祯を助けようとする。

しかし陣は非常に強力で、中へ入ることができない。

そこへ梅逐雨(ばい・ちくう)が駆けつける。梅逐雨は无字书の陣を力ずくで破り、そのまま中へ突入すると、武祯へ無理やり元丹を使おうとしていた无字书を殴って止める。

无字书が強引に使った元丹の力によって、武祯の体内から煞気が飛び出そうとしていたが、

間一髪で抑え込むことに成功する。梅逐雨は、「こんな危険な方法を使えば武祯が壊れてしまう」と怒る。

柳太真も、その方法が危険すぎることは認めるが、无字书もまた、「他に助ける方法がない」と一歩も引かない。

だが、その代償は大きかった。
武祯は暴走する煞気に耐え切れず、突然狸花猫(りかびょう)の姿へ変わってしまう。

そして混乱したまま、その場から逃げ出し、人間界へ消えていくのだった。


梅逐雨(ばい・ちくう)は慌てて追いかけようとする。しかし柳太真は、「もし武祯の煞気(さつき)が完全に暴走したら、その時は斬るしかない」と冷静に告げる。

妖市全体を守るためには、それしか方法がない。
あなたの両親の仇を討つ良い機会だ・・・と。

だが梅逐雨は聞き入れない。

柳太真(りゅうたいしん)も、梅逐雨には武祯は殺せないと確信していた。

夜の長安を必死に走り回り、小猫となった武祯(ぶてい)を探し続ける。しかしどこを探しても見つからず、疲れ切ったまま家へ戻る。

すると軒下に、小さく丸まって眠る狸花猫の姿があった。

その瞬間、梅逐雨はようやく気づく。これまで何度も自分の前に現れていたあの猫が、ずっと武祯だったのだと。

梅逐雨は静かにしゃがみ込み、「気づけなくてごめん」と謝る。そして術を使い、煞気を抑えるための霊茶を作り、優しく飲ませるのだった。


子夜帰32 記憶を失った武祯

翌朝、武祯は目を覚ます。しかし隣に見知らぬ男が寝ていることに驚く。

昨夜、自分を「夫人」と呼んでいたことを思い出し、「この人は夫なのだろう」と考えるが、梅逐雨のことをまったく覚えていなかった。

そこで梅逐雨は、武祯が記憶を失っていることに気づく。

彼女は県主であることも、妖市の主であることも忘れていた。ただ、昨夜「妻」と呼ばれたことを覚えていて、ここは自分の家だと認識していた。


梅逐雨は急いで柳太真と梅四(ばいし)を呼び、どうすれば記憶を戻せるか相談する。

しかし、記憶を失った武祯は以前とはまるで別人のようだった。

隣家の桃を勝手に取ってきて、嬉しそうに皆へ配ったり、無邪気に梅逐雨へ甘えたりする。以前の気高い県主の姿はなく、まるで普通の少女のようだった。

その夜、梅逐雨は武祯の髪を優しく梳かしてやる。

武祯は嬉しそうにし、「一緒に寝よう」と無邪気に誘う。

しかし梅逐雨は断る。

今の彼女は記憶を失っている。そんな状態で以前の関係に戻ることはできないと、梅逐雨は理性を保とうとしていた。


だがその夜、无字书が再び現れる。

眠る武祯を連れ戻そうとしていたのだ。

梅逐雨はすぐに気配に気づき、二人はその場で対峙する。

无字书は怒りを隠さず、「私は十八年間、ずっと武祯のそばにいた。お前こそ後から現れた他人だ」と言い放つ。

しかし梅逐雨も譲らない。

たとえ武祯が記憶を取り戻した時、自分を恨んだとしても、それでも武祯は无字书を選ばないと返す。

騒ぎを聞きつけた武祯が目を覚ます。しかし彼女は、无字书のことをまったく覚えていなかった。

その事実に、无字书は大きな衝撃を受ける。そして深く傷ついたまま、その場を去っていく。


梅逐雨は、武祯を救うため、伝説の祝馀仙草(しゅくよせんそう)を探しに行くことを決意する。

二人は長安を離れ、郊外へ向かう。

その頃、妖市では无字书が怒りを爆発させていた。

梅逐雨へ復讐すると叫び、凌霄にまで殺意を向け始める。

そこへ柳太真が現れ、なんとか場を収める。

梅四はそんな柳太真を心配し、玄虺(げんき)へ助けに行ってほしいと頼み込む。しかし玄虺は妖市へ戻ることを極端に嫌がり、頑なに拒否する。


一方、梅逐雨と武祯は郊外の廃屋で一夜を過ごすことになる。

梅逐雨は干し草を集め、なんとか休める場所を作る。

しかしその時、部屋の隅に置かれていた箒(ほうき)が、ひとりでに動き始める。

静かな廃屋に、不気味な空気が広がっていくのだった。つづく

『子夜帰』第32話 の感想

『子夜帰』第32話は、とにかく切なさと優しさが入り混じった回でしたね。

まず衝撃だったのは、やはり武祯(ぶてい)の身体の限界です。

これまでも腕の傷や体調不良は描かれていましたが、ついに妖瘡(ようそう)が全身へ広がっていることがわかり、本当に命が危ない状態なんだと実感しました。

しかも、その原因が“猫公として诡婴(きえい)の元丹を封じ続けている代償”というのが重すぎる。

18年前、死にかけた少女だった武祯は、先代猫公に命を救われました。

でもそれは単純に助けられたわけではなく、「诡婴の元丹を自分の身体で封じ続ける」という役目ごと託されていたんですよね。

武祯がずっと一人で背負ってきたものの重さが、今回かなり伝わってきました。


そして无字书(むじしょ)。

武祯を助けたい気持ちは本物なんでしょうけど、もう執着がかなり危うい。

妖書閣(ようしょかく)で複数の妖丹を炉で精製し、新しい元丹を作っていたシーンなんて完全に不穏でした。

しかも武祯を救うためなら、本人の意思すら無視して無理やり妖化させようとする。

「ずっとそばにいる」と言いながら、武祯自身の気持ちは見えていない感じが怖かったです。


一方の梅逐雨(ばい・ちくう)は、本当に必死でしたね。

无字书(むじしょ)が張った陣を破って突入し、そのまま殴って止めるシーンは、かなり感情が爆発していました。

しかも、柳太真(りゅうたいしん)でさえ破れなかった陣を、梅逐雨はあっさり術で破るんですよね。

あの場面を見て、「梅逐雨ってやっぱり相当強いんだな」と改めて感じました。

これまで普段は落ち着いていて、どちらかというと頭脳派に見えることも多かったですが、本気になった時の強さが圧倒的。

さすが常曦宮(じょうぎきゅう)で“何百年に一度の逸材”と言われていただけあります。

しかも今回は、「武祯を助けたい」という感情だけで突っ走っているから余計に強い。

「こんな危険な方法を使えば武祯が壊れてしまう」

あの言葉に、梅逐雨の本気が全部詰まっていた気がします。

武祯を失うかもしれない恐怖と、これ以上傷つけたくないという想いが、一気にあふれていましたね。


そして今回、一番ホッとしたのは、記憶をなくした武祯でした。

あれだけ苦しんでいた武祯が、無邪気に梅逐雨へ笑いかける姿は、本当に救いでしたね。

桃を盗んできて嬉しそうに皆へ配ったり、「私は梅夫人なの?」と不思議そうにしたり、以前の県主としての気高さとは違う、素直で可愛い姿が印象的でした。

特に良かったのは、无字书が現れた場面。

武祯は无字书のことをまったく覚えておらず、「あなた誰?帰って」と軽く言ってしまうんですよね。

十八年間ずっとそばにいた无字书からするとかなり残酷なんですが、見ている側としては少しスッキリしました。

そして武祯が、梅逐雨には自然に笑いかけて、「あなたは怖くない」と安心しているのも良かったです。

梅逐雨にとっては、ようやく武祯が自分を拒絶せず隣にいてくれる時間でもありました。


子夜帰 猫耳をつけるシューカイ

さらに良かったのが、シュー・カイの演技。

もともと猫嫌いだった梅逐雨が、気づけばずっとそばにいた狸花猫(りかびょう)が武祯だったと分かった瞬間の表情、本当に嬉しそうでした。

今まで何度も助けられ、寄り添ってくれていた猫が、ずっと愛していた武祯だった。

あの時の安心したような、愛おしそうな顔がすごく良かったです。

猫姿の武祯をぎゅっと抱きしめるシーンも最高でしたね。

あれはもう、「私も猫になりたい(笑)」って思った人、多かったはず。

梅逐雨の優しさが全部出ていました。


だからこそ、その後の“祝馀仙草を探す旅”へ二人で出かける流れがすごく良かったですね。

ようやく夫婦らしい穏やかな空気が戻ってきた感じがしました。

しかも、その二人を柳太真(りゅうたいしん)が優しく見送るところも良かった。

前ならもっと冷たかったはずなのに、今はちゃんと二人の気持ちを理解して送り出している。

あの穏やかな表情に少し救われました。

ただ、平和な雰囲気になればなるほど、不穏さも強く感じます。

无字书の執着も危険ですし、武祯の身体も限界。

最後の、箒が勝手に動く不気味なシーンも含めて、「この幸せは長く続かないのでは」という怖さも残る回でした。

『子夜帰 32』用語解説

閉関(へいかん)
外界との接触を断ち、長い年月をかけて修行や療養を行うこと。


妖瘡(ようそう)
武祯(ぶてい)の身体に現れ始めた傷のこと。猫公として诡婴(きえい)の元丹を封じ続けている代償で、人間の身体が限界を迎え始めている状態を指す。第32話では、その傷が全身へ広がり、武祯の命が危険な状態にあることが明らかになる。


化生術(かせいじゅつ)
18年前、瀕死だった武祯を救うために使われた術。先代の猫公が、自身の力と诡婴(きえい)の元丹を武祯へ託したことで、彼女は命を繋いだ。しかしその代償として、武祯は半人半妖となり、長年身体へ大きな負担を抱え続けることになる。


元丹(げんたん)
強大な妖力を持つ核のような存在。第32話では、无字书(むじしょ)が妖書閣(ようしょかく)で複数の妖丹を炉で精製し、新たな元丹を作り出していた。その元丹を武祯へ取り込ませ、完全な妖へ変えようとしていた。


煞気(さっき)
邪悪な力や怨念のような危険な気。武祯の体内には、诡婴(きえい)の元丹があるため、煞気が暴走すると制御不能になる危険がある。第32話では、その煞気が暴れ出し、武祯は狸花猫(りかびょう)の姿へ変わってしまった。


妖書閣(ようしょかく)
妖市にある書庫のような場所。妖に関する知識や術法が保管されている。第32話では、无字书がここで複数の妖丹を炉にかけ、新たな元丹を精製していた。不気味な雰囲気と共に、无字书の危うさが強く描かれた。


祝馀仙草(しゅくよせんそう)
武祯を救うかもしれないとされる伝説の仙草。梅逐雨(ばい・ちくう)は、武祯の記憶と身体を救うため、この仙草を探しに旅へ出ることを決意する。


狸花猫(りかびょう)
武祯が煞気の影響で変化する猫の姿。梅逐雨は第32話で、これまで何度も出会っていた狸花猫が武祯本人だったことにようやく気づく。


玄虺(げんき)
妖市側の人物。普段は飄々としているが、第32話では梅四(ばいし)から柳太真(りゅうたいしん)を助けてほしいと頼まれても、妖市へ戻ることを強く拒否していた。その反応から、過去に何かあったことが示唆されている。


『子夜帰』第33話 あらすじはこちら

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中国ドラマ子夜帰
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