『子夜帰』第35話 あらすじ・ネタバレ シューカイ出演ドラマ

子夜帰
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『子夜帰』第35話では、柳太真(りゅう・たいしん)が、ついに梅四(ばいし)へ隠していた真実を打ち明けます。

突然明かされた過去に、梅四は大きな衝撃を受けることに――。

一方、常曦宮(じょうぎきゅう)では、武祯(ぶてい)の身体に再び異変が現れ始めます。彼女を救うため、梅逐雨(ばい・ちくう)は危険な禁術を使う決意を固めていました。

さらに妖市では、邪煞诡婴(じゃさつ・きえい)に繋がる“旧地”を巡り、不穏な動きが広がっていきます。

それぞれの想いと過去が動き出す第35話。

それでは、『子夜帰』第35話のあらすじ・ネタバレを紹介していきます。
※誤訳があったらごめんなさい。画像出典:公式SNS

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『子夜帰 35』主な登場人物

武祯(ぶてい)
演:Tian Xiwei
妖市を守る猫公(びょうこう)であり、半人半妖の存在。記憶を失ったことで以前より無邪気な一面を見せるようになり、常曦宮(じょうぎきゅう)では武功や術の書物を夢中で読み漁っていました。しかしその一方で、体内の元丹(げんたん)の影響による“妖疮(ようそう)”が現れ始め、身体は再び危険な状態へ近づいています。


梅逐雨(ばい・ちくう)
演:Xu Kai
玄鑑司(げんかんし)に所属する天師(てんし)で、武祯の夫。武祯を救うため常曦宮で方法を探し続けており、ついに禁術を使って十八年前の過去を覗く決意を固めます。危険を承知の上でも、武祯の命を守ろうとする強い覚悟を見せました。


梅四(ばいし)
梅逐雨の弟。
柳太真(りゅう・たいしん)が“本当の柳太真ではない”と知り、大きな衝撃を受けます。十年間ずっと、自分が嫌われたのは自分のせいだと思い込んでいたため、その真実に深く傷つきました。しかし凌霄(りょうしょう)の言葉によって、自分が本当に想っているのは“今の柳太真”なのではないかと気づき始めます。


柳太真(りゅう・たいしん)
蛇妖として人間界で生きる妖。
本物の柳太真はすでに亡くなっており、現在の彼女はその身体を借りて生きています。梅四への想いが深くなるほど、自分が“本当の柳太真ではない”ことへの罪悪感も強くなっていました。梅四を傷つけないため真実を打ち明けますが、結果的に彼を大きく傷つけてしまいます。


玄虺(げんき)
妖市で暮らす蛇妖。
長い修行の末、化龍(かりゅう)の試練へ挑みます。しかし梅四への未練が心に残っていたことで、渡劫(とかい)に失敗してしまいました。普段は飄々としているものの、梅四を唯一の親友として大切に思っています。


凌霄(りょうしょう)
妖市側の人物で、柳太真や梅四とも関わりが深い存在。
酒に溺れる梅四へ、「本当に好きなのは十年前の柳太真ではなく、この十年間一緒にいた相手ではないのか」と語りかけます。その言葉は、梅四が自分の本当の気持ちへ向き合うきっかけとなりました。


瀟暮(しょうぼ)
常曦宮の二師兄。
武祯を救うため禁術を使おうとする梅逐雨を止めようとします。過去へ干渉する危険性を理解しているからこそ強く反対しますが、最終的には梅逐雨の覚悟を受け入れ、師兄たちと共に護法を務めることになります。


灰長老(はいちょうろう)
妖市の長老格の妖。
邪煞诡婴(じゃさつ・きえい)の復活を望んでおり、封印された旧地へ入る方法を探っています。今回、无字书(むじしょ)へ協力を持ちかけ、危険な同盟を結びました。

『子夜帰』第35話 あらすじ ネタバレ

子夜帰 柳太真

柳太真(りゅう・たいしん)は、梅四(ばいし)へこれ以上曖昧な態度を取り続けるべきではないと考えていた。梅四が自分に向ける想いは、本来“幼い頃から知っている柳太真”への感情だと分かっていたからである。

そこで柳太真(りゅう・たいしん)は、ついに梅四(ばいし)へ真実を打ち明ける。

本当の柳太真は、十年前に崖から落ちて命を失っていた。今ここにいる自分は、その身体を借りて生きている蛇妖に過ぎない――。

そして柳太真は、静かに自分の考えを口にする。

人間の感情は長く続かない。
自分が冷たく接していれば、梅四もすぐ別の相手を好きになると思っていたのだと。

しかし、その言葉を聞いた瞬間、梅四の表情が変わる。

「思っていた? あなたが勝手にそう思っていただけだ」

梅四は怒りを抑えきれず、机を強く叩く。

「妖に、人の気持ちが分かるのか」

その声には、傷ついた気持ちと悔しさが滲んでいた。

梅四は続ける。

十年前から柳太真の態度が急に変わったこと、自分を避けるようになったこと、そのたびに“自分が何か悪いことをしたのではないか”と悩み続けていたことを。

「俺はずっと、自分のせいだと思っていた」

だが本当は違った。

目の前にいた相手は、最初から“あの柳太真”ではなかったのである。

梅四は信じたくない気持ちを抱えたまま立ち上がると、幼い頃の柳太真の肖像画を手に取る。

そして涙を堪えるように、「俺の柳娘子を返せ」と言い残し、そのまま部屋を出て行ってしまう。

柳太真は、梅四が去っていくのを見送るしかなかった。


子夜帰35 記憶を失った武祯

その頃、常曦宮(じょうぎきゅう)では、武祯(ぶてい)が常曦閣(じょうぎかく)から持ち出した武功や心法の書物を夢中で読んでいた。

妖術と武術を両方極めれば、自分は最強になれるかもしれない。人間界でも妖市でも自由に暴れ回れる“大魔頭”になれる――そんなことを真剣な顔で語る武祯を見て、梅逐雨(ばい・ちくう)は思わず笑ってしまう。

梅逐雨は、書物を読みながらあれこれ想像している武祯の横顔を静かに見つめていた。記憶を失った今の武祯は、以前より素直で無邪気に見える。その姿が愛おしく、梅逐雨の表情も自然と柔らかくなっていた。


一方、梅四は沈んだ気持ちのまま梅府へ戻る。

梅四は幼い頃の柳太真の絵を静かに撫でながら、一人涙を流していた。

そこへ玄虺(げんき)がやって来る。本当は、自分がまもなく化龍(かりゅう)を迎えることを伝えたかった。しかし梅四は落ち込みきっており、玄虺の声もほとんど耳に入っていなかった。

その時、突然空に雷鳴が響く。

玄虺はすぐに、それが自分の“渡劫(とかい)”の始まりだと悟る。

玄虺は空へ向かい、次々と落ちる天雷を受け止めていく。何十もの雷が身体を貫き、それでも耐え続ける姿は壮絶だった。

だが途中で、天道は玄虺に“未練”が残っていることを示す。

その瞬間、玄虺の脳裏に浮かんだのは、梅四と過ごした日々だった。くだらない話をして笑ったこと、一緒に酒を飲んだこと、親友として過ごした時間。その記憶が次々と蘇る。

玄虺はその時初めて、自分が梅四へ強い情を抱いていたことに気づく。しかし俗世への執着こそが、化龍を妨げる原因だった。


翌日、梅四は再び柳太真を訪ねる。

そして「本当の柳太真はどこにいるんだ」と問い詰めた。

柳太真は梅四を郊外へ連れて行き、名前も刻まれていない小さな墓の前で立ち止まる。彼女は静かに、本物の柳太真はここに眠っていること、自分は長年その名を借りて生きてきたことを語った。

墓碑にさえ名前を残さなかったのは、自分にその資格がないと思っていたからだった。

梅四はその事実を受け止めきれず、一人酒楼で3日間も酒を飲み続ける。

そこへ凌霄(りょうしょう)が現れる。

凌霄は梅四の飲んでいる酒を見て、「お前が好きだったのは桂花酒だろ」と言う。しかし梅四が今飲んでいるのは、ただの普通の酒だった。

凌霄は続ける。

梅四は、自分が十年前の柳太真を好きなのだと思い込んでいる。だが本当に心を奪われているのは、この十年間ずっと一緒にいた“今の柳太真”ではないのか――と。

その言葉を聞き、梅四はようやく自分の気持ちに向き合い始める。


その頃、武祯の身体にも異変が起きていた。

腕に赤い痕が広がり始め、不安になった武祯は常曦宮の師兄たちのところへ向かう。そして「みんなにも同じものがあるか見せてほしい」と腕を比べようとするが、師兄たちは男女の礼儀を理由に慌てて断る。

特に五師兄は、普段ほとんど話さないのに急に饒舌になり、周囲から「妖に取り憑かれたのでは」とからかわれていた。

そこへ梅逐雨が駆けつける。

しかし武祯の腕を見た瞬間、彼の表情が変わる。

それはただの傷ではなく、妖力が身体を蝕んだ時に現れる“妖疮(ようそう)”だった。

つまり武祯の身体は、再び崩壊へ向かい始めていたのである。

梅逐雨は、もう時間が残されていないことを悟る。

そして彼は、ついに禁術を使う決意を固める。

十八年前、先代猫公が武祯へ元丹(げんたん)を封じた瞬間を直接見ることでしか、武祯を救う方法は見つからない――そう考えたのだった。

だが、その術は極めて危険だった。

瀟暮(しょうぼ)は強く反対する。過去へ入れば、時空の乱流へ巻き込まれる危険がある。もし失敗すれば、梅逐雨自身が命を落としかねない。

それでも梅逐雨の決意は変わらなかった。

武祯の命が失われていくのを、もう見ていることはできない。たとえ危険でも、自分がやるしかないと覚悟を決めていた。

瀟暮たちは最終的に折れ、他の師兄たちへ護法の準備を命じる。


一方その頃、斛珠(こくじゅ)は常曦宮から届いた急報を受け、すぐに向かおうとしていた。その途中、凌霄と共に远くを歩く无字书(むじしょ)の姿を目撃する。

无字书は一人、妖市の奥深くへ向かっていた。

彼が辿り着いた場所には、かつて邪煞诡婴(じゃさつ・きえい)が存在していた頃の邪気が今も残っていた。

そこへ灰長老(はいちょうろう)も現れる。

灰長老は、封印された旧地へ入るには“鍵”が必要だと語る。その場所は猫公と蛇公の領域であり、普通の妖では入れない。つまり武祯の存在が鍵になる可能性が高かった。

灰長老は无字书へ協力を持ちかける。武祯が危険に晒されると分かっていながらも、无字书はその提案を受け入れてしまう。

そして夜になる。

梅逐雨は眠る武祯の側へ座り、彼女の体内で暴れ始めた元丹を術で一時的に抑え込む。

その後、香を焚いて武祯を深い眠りへ落とすと、一人大殿へ向かった。

そこには、すでに師兄たちが待っていた。

過去を見る禁術は、いよいよ始まろうとしていた。

だが術を始める前、師兄は梅逐雨へ最後に警告する。

過去を見ても、生死の因果には決して触れてはならない――と。

『子夜帰』第35話 の感想

子夜帰 シューカイとイー・ダーチェン(易大千)

今回は梅四(ばいし)が本当に苦しかったですね。

正直、梅四ってもっと勢いで動くタイプだと思っていたので、ここまで引きずって悩むんだ…と少し驚きました。

でも考えてみると、梅四はすごく純粋なんですよね。

だからこそ、十年間ずっと「柳娘子が急に冷たくなったのは、自分が悪かったからだ」と本気で思い続けていた。

普通なら相手を責めたり、怒ったまま離れたりしてもおかしくないのに、まず「自分の何が悪かったのか」を考えてしまうところが、梅四らしいなと思いました。

そして、「俺の柳娘子を返せ」の場面。

あれはただ怒っているというより、ずっと大事にしてきたものを突然失った感覚だったんでしょうね。

しかも辛いのは、“今の柳太真”との時間まで嘘だったわけではないことです。

梅四自身、凌霄(りょうしょう)に言われて初めて気づき始めていましたが、自分が好きなのは十年前の記憶だけではなく、この十年間一緒にいた柳太真なんですよね。

だから余計に苦しい。

柳太真(りゅう・たいしん)もまた、不器用でした。

人間の感情はすぐ消えると思い込んで、冷たくしていれば梅四も離れると思っていた。でも実際は、梅四はずっと彼女を好きなままだった。

人と妖の感覚の違いが、すごく切なく出ていた気がします。

子夜帰 Yi Dacheng

あと今回は、武祯(ぶてい)があいかわらず可愛かったですね。

武功の本を読んで、「最強になって人間界も妖市も支配する」と真顔で想像しているのが、無邪気すぎて笑ってしまいました。

そして何より、梅逐雨(ばい・ちくう)を見る時の目。

あの真っ直ぐな大きな目が本当に良いんですよね。

記憶を失っていても、梅逐雨への信頼や好きという気持ちはちゃんと残っているのが伝わってきました。

梅逐雨もそんな武祯を見ている時だけ、かなり優しい顔になるので、見ていて癒やされます。

ただ、その穏やかな空気の裏で、武祯の身体はかなり危険な状態になってきました。

妖疮(ようそう)が出始め、梅逐雨もついに禁術を使う決意をする。

今回のラストは、「いよいよ過去へ入る」という感じで、かなり次回が気になる終わり方でした。

『子夜帰 35』用語解説

皮囊(ひのう)
肉体や“器”を意味する言葉。
この物語では、妖が人間界で生きるために使う身体という意味でも使われています。第35話では、柳太真(りゅう・たいしん)が「今の身体は、本来の柳太真のもの」だと明かしました。


化龍(かりゅう)
長い年月修行した妖が、龍へと昇華すること。
妖にとっては大きな到達点ですが、強い執着や未練があると失敗してしまいます。玄虺(げんき)は今回、“人間界への未練”によって化龍に失敗しました。


渡劫(とかい)
妖が力を得たり、より高位の存在へ変化する際に受ける試練。
天雷を受けながら乗り越えなければならず、失敗すれば命を落とす危険もあります。玄虺は今回、化龍のため渡劫へ挑みました。


妖疮(ようそう)
妖力が暴走・反噬した時に身体へ現れる傷や痣のようなもの。
武祯(ぶてい)の腕に現れた赤い痕は、体内の元丹(げんたん)が再び不安定になっている証拠でした。身体が限界へ近づいている危険な兆候でもあります。


元丹(げんたん)
強大な妖が持つ力の核。
武祯の体内には、邪煞诡婴(じゃさつ・きえい)の元丹が封じられています。現在もその力は完全には抑え切れておらず、武祯の身体を少しずつ蝕んでいます。


禁術(きんじゅつ)
危険すぎるため禁じられている術。
梅逐雨(ばい・ちくう)は今回、十八年前の過去を覗くため、この禁術を使う決意をしました。失敗すれば時空の乱流へ巻き込まれ、命を落とす危険もあります。


時空乱流(じくうらんりゅう)
時間や空間が乱れた危険な状態。
禁術によって過去へ干渉した場合、そこへ飲み込まれる可能性があります。一度巻き込まれると、元の時間へ戻れなくなる危険もあるとされています。


常曦閣(じょうぎかく)
常曦宮(じょうぎきゅう)の内部にある秘蔵書庫。
武功・心法・禁術など、外へ出せない古い術書が保管されています。武祯は今回、ここから持ち出した秘籍を夢中で読み込んでいました。


桂花酒(けいかしゅ)
桂花(キンモクセイ)の香りを移した酒。
梅四(ばいし)と柳太真(りゅう・たいしん)の思い出とも深く関わる酒であり、凌霄(りょうしょう)は「今飲んでいる普通の酒ではなく、本当に求めているのは桂花酒だ」と語り、梅四の本心を指摘しました。


旧地(きゅうち)
かつて邪煞诡婴(じゃさつ・きえい)が存在していた場所。
現在は封印されており、猫公と蛇公の領域として普通の妖は入ることができません。灰長老(はいちょうろう)と无字书(むじしょ)は、この場所へ入る方法を探り始めています。


『子夜帰』第36話 あらすじはこちら

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中国ドラマ子夜帰
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