ぶどうの病気1「黒とう病」 シャインマスカットの新芽や葉が枯れた! 家庭栽培用農薬と消毒方法

シャインマスカット
  我が家の家庭菜園のぶどう(シャインマスカット)が病気に!! 素人でも解る「黒とう病」の見分け方、家庭栽培ぶどう用農薬の選び方、100均スポイトを使った農薬の簡単な希釈方法、消毒方法などを紹介しています。
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ぶどうの病気1 シャインマスカットの新芽や葉が枯れた! 家庭菜園でもできる「黒とう病」の消毒方法・治療薬

[ad] シャインマスカットの美味しさに惹かれて、ホームセンターで見かけた苗を衝動的に購入し育て始めて3年目。 枝も順調に伸び、やっと沢山の房が収獲できると期待していた時期に病気が発生。ぶどうの病気で最も有名な、「黒とう病」です。

黒とう病の特徴

 ぶどうの病気「黒とう病」は、エルシノエ・アンペリナと呼ばれる「かび」の一種が引き起こす病害。「黒とう病」は、葉、新梢、果実などで見分ける事が出来ます。

初めは黒褐色で丸い形の小さな斑点ができます。上の写真は消毒後10日の写真ですので斑点が白っぽくなっていますが、もっと真っ黒な斑点ができて、まるでお菓子のポッキーみたいでした。

その後、拡大して中央部は灰白色、周辺部が鮮紅色から紫黒色になり、やや凹んできます。 葉は主脈や葉脈上に斑点状に現れて、穴が開いてしまいました。

病斑が多くなると、生育が不均衡になってひきつり、葉が丸まったようになってしまいます。

特に新しい梢で病斑が多く出る傾向があって、激発時には先端が黒く枯れてしまうそうです。

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シャインマスカットの「黒とう病」に気づいたのは5月中旬

我が家のシャインマスカットの異変に気付いたのは5月中旬ごろ。 昨年は、小ぶりながら15房の美味しい葡萄がなり、今年は倍以上の収穫を期待していたのですが、なんだか昨年より枝や葉の生育も悪いし、房の数も少ない。 そこでよくよく見ると、枝葉に斑点が・・・・・あわわ あわてて、インターネットで調べるとどうやら「黒とう病」 果樹園をしている親戚に電話をして症状を話すと、やはり「黒とう病」ではないかという事でした。

ブドウの病気「黒とう病」/ひどくなると新芽も枯れる

「黒とう病」は、新芽にも影響があり、よく見ると枯れて育っていない芽が多発していました。新芽が伸びて、ぶどうの房が成るはずだったのに、どおりで房の数が少ないはずです。「黒とう病」恐るべし。 枯れてしまった新芽 ↓

「黒とう病」の予兆は昨年から・・・

 ぶどうの病気「黒とう病」は、そのまま果実に発生すると成熟しても軟かくならず、下の写真のように黒い斑点がついたブドウになってしまうそうです。

そういえば去年、2~3房のブドウに黒い斑点があった!!事を想い出しました。単純に生育が悪い房と思っていましたが、「黒とう病」は昨年から徐々に進行していたのですね!!! 茨城県HPより

なんでも「黒とう病」の病原菌は冬の間、枝や巻きひげの中で菌糸の形で生きているそうです。4~5月の雨が降った時に分生子が雨のしずくで分散し、感染を広げるそうです。

我が家の家庭菜園のシャインマスカットは、昨年から「黒とう病」に侵されて越冬し、枝が伸びる4月~5月にかけてかなりダメージを負ったというわけですね。
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家庭栽培ぶどう用「黒とう病」の治療薬

「黒とう病」の潜伏期間は若い葉で3~7日、葉の生育とともに長くなり、硬化した葉や新梢では発病しなくなるそうです。防除は初期の発生を抑えることが重要で、昨年気づいて消毒をしておけばこんなことにならなかったと後悔です。 しかし「黒とう病」は、5月~6月が重点防除時期でまだ遅くないとあったので早速消毒をする事にしました。

素人でも扱える家庭用治療薬さがし

インターネットで調べると、色々な「黒とう病」の「農薬」がありましたが、何種類もあってどれにしたらよいのかさっぱりわかりません。 畑をアール計算して大量使用する農家向けの商品ばかりで、ちんぷんかんぷん。家庭菜園でのぶどう栽培での記載例が少なく困りました。 頼みのブドウ農家の親戚も、連絡が取れなかったので、思い切って農家用品を扱う大型専門店に出かけました。

シャインマスカットは黒とう病にかかりやすい

農家用品を扱う大型専門店に着くと、棚には沢山の農薬が!!粉状の薬が入った大きな袋のものから小瓶まで沢山ありました。 店員さんに声をかけると、農薬専門担当の方を呼んでくれました。 あらかじめ撮っておいた我が家のシャインマスカットの写真を見せると、やはり「黒とう病」と診断。 親切に、厚さ10CMもあろうカラー写真入りの農薬辞典/病害症状辞典みたいな本を広げて、黒とう病の症状や農薬についても詳しく説明してくれました。 農薬専門担当の方が言うには、どうやらシャンマスカットは「黒とう病」にかかりやすい品種らしいです。

ぶどうの治療薬には、「予防薬」と「治療薬」がある

さらに話を伺うと、ぶどうの農薬には、「予防薬」と「治療薬」があるそうです。 「予防薬」とは病気にかかる前に予防する役割の農薬の事。病気になった後なら「治療薬」をと、区別して使うそうです。 「黒とう病」の場合、感染力が非常に強いので「予防薬」で発生を防ぐのがベスト。かかってしまってからの治療薬は比較的効き目が弱く、治療目的だけの農薬数は少ないとの事でした。 その為、我が家のシャインマスカットのように「黒とう病」にかかった木の枝や葉は切って処分し、残った葉や枝に「予防薬+治療薬」が入った農薬を使うと良いらしく、まだ5月中旬なので頑張って消毒すれば大丈夫と励まてくれました。

病気になった枝や葉は、感染しないよう厳重に処分

消毒前に病気になった枝や葉は切って処分しますが、必ずビニール袋などに入れ密封して捨てるように言われました。 というのも、このブドウの病気は菌が繁殖して空気中を浮遊して感染が拡大するので、畑の隅に捨てておくなんて事をしたらますます感染が広まってしまうそうなんです。 我が家のブドウ棚は、全体の1/3ほどの感染が見られたのて、泣く泣く葉や茎を切り取り、ごみ袋に密閉して処分しました。

家庭菜園ぶどう「黒とう病」に効く治療薬/希釈/散布の仕方

さて、いよいよ農薬の購入です。農薬専門担当の方は、我が家のような小規模家庭菜園で使える容量・安全性・素人でも使いやすい・手ごろな価格の条件に合うものを勧めてくれました。

農薬専門担当が、家庭菜園のブドウに選んでくれた特効薬

購入したのは「予防薬」と「治療薬」が入ったオンリーワンフロアブル 250mlです。手のひらサイズ。いろいろな野菜や、お茶の葉にまで使えるので、比較的安全で環境にも優しい農薬とのこと。販売会社のホームページはこちら。 農家の方が使うのは大容量のものばかりだったので一安心。値段は少し高めですが2000円前後でお手頃です。  

スポイトを使った簡単な農薬/治療薬の希釈の仕方

こちらの「オンリーワンフロアブル 250ml」は、1mlにつき2000倍に水で希釈しなければなりません。 2000倍とはすごい。手のひらサイズとはいえ、一生分ありそうです(笑) こういった数千倍の農薬の希釈はスポイトがお勧めです。正確な測り付のスポイトは手に入りにくいので今回は「1滴」を基準に考えて希釈しました。 スポイトは100均で売っている物を購入。 一般的にスポイトの1滴は0.06ml 目薬などの1滴は0.05mlですから1000倍で希釈するの場合、1リットルの水(大きい牛乳パック1本分)につき、農薬は15敵から16滴となります。 2000倍で希釈する場合、その半分。
つまり2000倍の希釈をするには以下のようになります 1リットルの水・・・・・農薬スポイト  7~8 滴 2リットルの水・・・・・農薬スポイト 15~16滴

噴射機でらくらく消毒

消毒には、親戚からもらった手動の噴射機を使いました。女性でも簡単に持ち上げられる2リットル用です。 左の柄の部分を2~3回プッシュするだけで、中の空気が圧縮されます。中央のレバーをひねると右側の噴霧器から噴射されるのでとても便利。停める時もレバーを戻すだけなので、簡単です。 噴射機は乾電池で自動噴射するタイプのものもあるようです。 消毒に使った容量ですが・・・・ 下の写真は消毒後の元気になった我が家のブドウ棚で2~3畳くらいの面積です。希釈後のものを4リットル使いました。

消毒の回数と間隔日数

消毒は、1回ごとに10日を開けて収穫前までokで、3回行うそうです。上写真は2回目の消毒を行う前に撮った写真です。かなり薬が効いたようで、葉っぱやつるが勢いをとりもどし、1/3も剪定して捨てたのが嘘のように元気になりました。 下写真、新たなブドウの新芽も元気に出てきました。さすがに6月に入って、ぶどうの房はもう増えない様子なので残念ですが、復活してくれてよかったと胸をなでおろしております。様子を見て10日後に3度目の消毒をして終わり。あとは、冬になったら予防の消毒をする予定です。 ▲追記  症状が改善したのもつかの間、2度目の消毒が遅れたせいか再び「黒とう病」が発生。本当に「黒とう病」は気が抜けません。 しつこい「黒とう病」と戦うコツ、対策、防除 その後の奮闘記をお読みください。シャインマスカット農家の的確なアドバイスも参考になります。 消毒をして新たに勢いよく伸びた新芽です ↓

まとめ

・ブドウの枝に黒い斑点/葉が丸まる/葉に斑点➡黒とう病と診断できる ・病気になった枝や葉は感染しないよう、密閉して捨てる。 ・黒とう病の家庭用農薬は「オンリーワンフロアブル」がお勧め ・2000倍に希釈➡2リットルの水なら、スポイト15~16滴の農薬 ・10日ごと3回まで消毒できる
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