シャインマスカットの育て方 ★家庭菜園での栽培・季節ごとの手入れ・消毒時期が解る年間カレンダー 

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シャインマスカットの育て方 シャインマスカット

3軒のプロのぶどう農家のアドバイスのもと「シャインマスカットの育て方」の貴重な知識や体験を家庭菜園用に季節ごとにまとめました。

月別の栽培作業や消毒防除時期が解る「栽培・防除カレンダー」も作成。ぜひ、お役立てください。

目次をタップで開きます。知りたい月の作業にお進みください。

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  1. シャインマスカットの育て方 ★家庭菜園での栽培・季節ごとの手入れ・消毒時期が解る年間カレンダー 
    1. 苗の選び方
    2. 植える場所と時期
  2. 1月・2月 シャインマスカットの育て方
    1. 1月のシャインマスカットの特徴
    2. 1月 中旬~下旬の作業   冬の剪定 
  3. 3月 シャインマスカットの育て方
    1. 3月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点
    2. 3月下旬の作業  「黒とう病・晩腐病」 1回目消毒 
  4. 4月 シャインマスカットの育て方 
    1. 4月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点
    2. 4月中旬の作業  芽かき  
  5. 5月 シャインマスカットの育て方
    1. 5月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点
    2. 5月の栽培作業カレンダー
    3. 5月の作業
      1. 1.5月初旬~下旬の作業  3度の消毒 
      2. 2.5月中旬 誘引と捻枝(ねんし)
      3. 3.5月下旬  花穂整形(房づくり) 
  6. 6月 シャインマスカットの育て方 
    1. 6月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点
    2. 6月の栽培作業カレンダー
    3. 6月の作業
      1. 1.6月上旬~中旬 ジベレリン2度  
      2. 2.6月初旬~下旬 2~3度の消毒
      3. 3.6月下旬  粒抜き・間引き(摘粒) 
      4. 4.カサ・袋掛け 
  7. 7月~8月 シャインマスカットの育て方
    1. 7月~8月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点
  8. 7月の作業
      1. 1.~7月 初夏の剪定(摘心)
      2. 2.梅雨が終わったら「ハダニ」駆除・防除
  9. 9月~12月 シャインマスカットの育て方
    1. 9月~12月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点
    2. 10月下旬 害虫駆除
    3. 収穫後~12月のシャインマスカット
    4. シャインマスカットの肥料について
    5. 落ち葉の片付けについて
  10. まとめ シャインマスカットの育て方 ★家庭菜園での栽培・季節ごとの手入れ・消毒時期が解る年間カレンダー 

シャインマスカットの育て方 ★家庭菜園での栽培・季節ごとの手入れ・消毒時期が解る年間カレンダー 

苗の選び方

シャインマスカットの苗

私が購入したのはホームセンターですが、当時は「シャインマスカットの苗」は珍しく、プロのシャインマスカット農家の叔母も「いい苗だね~」と、買いに行ったものです。

しかし近年、高級シャインマスカットの美味しさが全国に知れ渡り「質の良くない苗」が出回るようになりました。

私の親戚のプロのぶどう農家3軒でも、信頼ある苗店で「シャインマスカットの苗」を手に入れるようにしています。

苗木は、枝は葉がしっかりついているもの、ひげ根が多く付いているものを選び、返品可能なJAや評価の高い苗木専門店などで購入しましょう。

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植える場所と時期

シャインマスカットは、11月~3月が植え付けます。

日当たりが良く水はけのよい場所に植え、風当たりの強い場所は避けましょう。

家庭菜園の場合、手に入りやすい「牛糞」「鶏糞」「化成肥料」を土に混ぜてから植え付けると良いです。

我が家(関東地方)は、午後しか陽が当たりませんが順調に育ちました。寒い時期は、藁をまいて防寒しています。

我が家の2年目のぶどう棚
ぶどう棚は3~4mです。

ブドウ棚2年目

我が家の4年目のぶどう棚
ぶどう棚は7mほどに伸びました。

シャインマスカット 我が家のぶどう棚

我が家の5年目のぶどう棚
 ぶどう棚は8m以上になりました。

5年目のぶどう棚

1.2.3年目の型の作り方や、剪定方法はこちらのページで詳しく解説しています。

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1月・2月 シャインマスカットの育て方

1月のシャインマスカットの特徴

寒い冬を迎えたシャインマスカットは、すべてのブドウの葉が落ち、夏の間に長く伸びた枝をが伸びたままになっています。

1月は「冬の剪定」を行い、ぶどうの房が上手につくよう切り詰める作業を行います。

1月の作業
  • 冬の剪定

1月 中旬~下旬の作業   冬の剪定 

剪定後

「冬の剪定」は、1月中旬から行います。

家庭菜園でのぶどうの剪定は難しく考えがちですが、基本やコツを守れば素人でも失敗することはまずありません

古い枝から、昨年、新たに伸びた枝基定芽」を10cmほどを残して切ることがコツ基定芽で切ってしまうと、花穂(ブドウの実)が少なくなる傾向があるので注意が必要です。

こちらのページで、専業農家から直伝されたシャインマスカットの剪定方法を、1・2・3年目ごとに解り易く図で解説しています。

2月の作業は特にありません。

3月 シャインマスカットの育て方

3月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点

第一回目 黒とう病・晩腐病の消毒


春になり、すこし暖かくなり昨年の冬に冬眠していたが目を覚ます時期です。

この時期は、ぶどうの新芽は出ていませんが、しっかり消毒を行いましょう。

3月の作業
  • 黒とう病・晩腐病の消毒

3月下旬の作業  「黒とう病・晩腐病」 1回目消毒 

3月下旬には、第一回目の黒とう病・晩腐病の消毒を行います。よく効いた消毒薬は「オンリーワンフロアブル」で、専門店に紹介されたものです。

我が家のシャインマスカットは、3年目の夏にひどい黒とう病にやられ、収穫量が半分に落ちました。

黒とう病は新芽を枯らすだけでなく、下の写真のような黒い斑点がついたブドウになって食べれません。

黒とう病にやられた翌年は、エアコンの外扇機の裏や、塀まで念入りに消毒しました。

黒とう病 2

黒とう病・晩腐病の症状、消毒薬、希釈方法についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

黒とう病・晩腐病の農薬はこちら

4月 シャインマスカットの育て方 

4月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点

シャインマスカットの萌芽
4月の作業
  • 芽かき

4月になると、いよいよ萌芽が枝の節に沢山出てきます。この時期に「芽かき」をきちんと行うことで、梢の勢力をそろえてよい枝や房が実ります。

4月中旬の作業  芽かき  

芽かき1

芽かきは4月中旬に行います。芽かきをする事で、育てたい枝に栄養を集中させることができます。

「芽かき」のコツは、勢いの良い2つの芽を残すことです。

どの芽を落としてよいか迷ったら、上下の方向に生えた芽をカットします。横に伸びたほうが、ぶどう棚に誘引しやすいからです。

上下だと、びよ~んと収拾がつかなくなってしまいます。

詳しい「芽かき」の方法は、こちらのページに詳しく解説しています。

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5月 シャインマスカットの育て方

5月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点

5月シヤインマスカットのぶどう棚

シャインマスカットは5月中旬をすぎると、小さなぶどうの房が実ります。

枝葉が一気に伸び展葉9~10枚になります。

勢いよく伸びた枝の誘引花穂成形(房づくり)消毒と栽培作業が多くなるのはこの時期からです。

JA農業組合防除カレンダーでは、「5月はべと病防除にもっとも重要な時期、散布開始が遅れないようにしましょう」と明記されています。

シャインマスカットにとって梅雨前は病気防除の大切な季節、消毒遅れは命取りになります。しっかり消毒を行いましょう。

5月の作業
  • 誘引
  • 房づくり(花穂成形)
  • 消毒 べと病×2・黒とう病/晩腐病×1

5月の栽培作業カレンダー

5月の栽培作業は多いので、解りやすく時系列に並べました。

5月の栽培タイムライン
  • 5月上旬
    1.消毒 べと病 1回目

  • 中旬
    2.誘引と捻枝(ねんし)
  • 中旬
    3.消毒 黒とう病/晩腐病 2回目

  • 下旬
    4.花穂成形(ふさづくり)
    5.初夏の剪定(摘心)➡7月まで
  • 下旬
    6.消毒 べと病 2回目 開花直前(ジベレリン1回目直前)

わ~めっちゃ多いですよね。

私が、この作業をすべて行ったのは「シャインマスカット4年目」からです。1~3年はそれほど大きく育たないので、手入れも簡単なので大丈夫です。

でも枝が太くなり勢いが付く4年目ころからは、棚いっぱいに枝葉が広がり、きちんと手入れをしなければ病気にかかる事を体験しました。

しっかりお世話をすれば、沢山のシャインマスカットが収穫できるので頑張ってくださいね。

それでは、1つずつ解説していきます。

5月の作業

1.5月初旬~下旬の作業  3度の消毒 

ベトファイター 混合液
ベトファイターの散布

5月は「合計3度」の消毒を行います

5月の消毒
  • 上旬  べと病の消毒 1回目
        
  • 中旬  2回目の「黒とう病+晩腐病の消毒」
         
  • 下旬  べと病の消毒 2回目 開花直前(ジベレリン1回目直前)
        

5月は「べと病」防除に大切な時期です。べと病は長雨の多い年に多く発生します。

下の写真は、我が家のシャインマスカットがベト病になった時のものです。

葉裏に真っ白いかびが生え、褐色の病斑を形成します。

べと病
べと病になった葉


ぶどうの粒も晩腐病と同じく、鉛色になってミイラ化し、せっかく大きく育たぶどうの粒も、腐ってぼとぼと落ちてしまいました。

晩腐病2
べと病になった実

5月になったら、しっかり「ベトファイター」の散布を行いましょう。

べと病・晩腐病の防除対策、農薬の希釈方法、消毒の回数や毒性についてはこちらのページで詳しく解説しています。

べと病の農薬はこちら

2.5月中旬 誘引と捻枝(ねんし)

捻枝の方法2ねじる

家庭菜園で、初心者がいちばん困るのがこの時期です。

枝が一気に伸びて、空に向かって伸びたり、地面に向かってのびたり。

どうしたらいいんだ~状態になります。

伸びた枝をぶどう棚に留めようとして、ぽっきり折ってしまうことは初心者にありがちです。

誘引を上手に行う秘訣は、枝をねじることです

ねじることで、枝が柔らかくなり誘引しやすくなります。

誘引後は、ブドウの房が棚の下にくるよう留めてあげましょう。

こちらの記事では、初心者向けに「誘引の方法、ねじり方のコツ」を写真と動画で解説しています。

3.5月下旬  花穂整形(房づくり) 

ブドウの摘果

花穂整形は、5月中旬から6月上旬のまでのブドウの開花10日ほど前に行います。

といってもいつ花が開くんだ~?となりますよね。

ブドウの開花が近くなると、花穂の色が深い緑色から薄い黄緑色に変化してきます。実(花蕾からい)の部分が膨らんで丸みを帯び、花穂の段の隙間が広くなってきます。「開花1週間前」とはちょうどこの時期の事です。

シャインマスカットの花穂整形は、主穂の下3.5センチ~4cmを残し切り取ります

花穂整形「房づくり」の方法は、こちらのページに詳しく解説しています。

6月 シャインマスカットの育て方 

6月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点

ぶどう肩残し

6月はいよいよ、ジベレリンの季節です。ジベレリンで房が大きくなったら、間引き(摘粒)作業カサかけ、袋掛けもあるので気が抜けません。

梅雨の天候不順は、病気発生に注意しなければなりません。長雨が予想される場合は、黒とう病・晩腐病などの追加散布をし、カサ・袋掛けは早めに行いましょう

6月の作業
  • ジベレリン2回
  • 消毒 べと病×2
  • 粒抜き・間引き(摘粒)
  • カサ、袋掛け
  • 初夏の剪定

6月の栽培作業カレンダー

6月の栽培作業も多いので、解りやすく時系列に並べました。

6月の栽培タイムライン
  • 5月下旬~
    6月上旬
    1.ジベレリン1回目
    ぶどうの花が咲いたら
  • 6月中旬
    2.消毒 べと病 3回目
  • 6月中旬
    3.ジベレリン2回目
    1回目から10~15日後

  • 6月下旬
    4.粒抜き・間引き(摘粒)
  • 6月下旬
    5.消毒 べと病 4回目
    6.袋掛け直前
  • 6月下旬
    7.カサ、袋掛け

6月の作業

1.6月上旬~中旬 ジベレリン2度  

ジベレリンは5月下旬~6月上旬で、日数を開けて2度行います。

1回目の目安は、シャインマスカットの花が咲いたときです。

シャインマスカットの花
我が家のシャインマスカットの花

二度目のジベレリンは、1回目のジベレリンから10~15日後に行います。

ジベレリンの目安
  • 5月下旬~
    ジベレリン1回目
    満開時~満開3日後に行う
  • 6月上旬
    ジベレリン2回目
    満開10~15日後

こちらは、ジベレリン処理後、3週間たった我が家のシャインマスカットです。みごとに膨らんできてますね。

ジベレリン処理後3週間


家庭菜園でも美味しいりっぱな「種なしぶどう」が作れます。

ジベレリンの詳しい方法と、使用する薬剤についてはこちらのページに詳しく解説しています。

2.6月初旬~下旬 2~3度の消毒

6月は初旬から下旬にかけて「2~3度」の消毒を行います

6月の消毒
  • 上旬 べと病の消毒
      
  • 中旬 必要に応じて、3回目の黒とう病+晩腐病の追加散布
       
  • 下旬 袋掛け直前 べと病の消毒 
       
        

べと病の消毒は、6月上旬と、袋掛け直前に行います。病気がひどいときは、必要に応じて薬剤散布を増やします。

でも、けっこう、うっかりしてしまったり、時間がない時ってありますよね~。

そういう場合は、薬剤を混ぜて1回で行えます。

我が家では「べと病」がひどい年に、農薬販売店の指導のもと「ベトファイター」と「オンリーワンフロアブル」を混ぜて消毒しました。

ただし、混ぜる使用回数が多いと耐性菌になる可能性があるので、緊急時以外は、ローテーションで使うのがベストです。

3.6月下旬  粒抜き・間引き(摘粒) 

粒抜き 摘果 間引き

摘粒(粒抜き、間引き)は、6月中旬から7月上旬にかけて行います。ちょうど、ジベレリンが終わり、ぶどうの粒が大きくなってきた頃です。

あまり粒を大きくなってからだと、粒間がぎゅうぎゅうでハサミが入りません。

粒間に隙間があってハサミが入れやすい時期に行うと簡単にできます。

摘粒のコツですが、ぶどうの粒は大きくなると垂れ下がり、下の粒を圧迫する事が多いです。

摘粒のコツ
  • なるべく「横向き」や「上向き」を残してカットする事
  • ジベレリンが効かない小さな粒はカット
  • 将来邪魔になる内側の粒はカット
    する事が「美しい房づくり」のコツです。


綺麗な逆三角形の房の作り方粒の数え方などは、こちらのページで詳しく解説しています。

4.カサ・袋掛け 

ぶどうの傘かけ・袋掛け1200
5年目の我が家のシャインマスカット


「カサかけ」は梅雨に入る前に早めに行います。この時期、梅雨に入ると感染の元となる菌や胞子は、雨で飛び散り広がります。

梅雨入りが早かったら、「カサかけ」だけ、摘粒前にすることをお勧めします。

摘粒後は「袋掛け」を行い、房全体を包めば菌や胞子が入り込まずきれいなぶどうが収穫できます。

べと病の消毒を念入りに行い、すぐに袋掛けを行いましょう。

詳しくは、ぶどうの傘かけ・袋掛けの時期と、遮光ネット日焼け対策の方法で解説しています。

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7月~8月 シャインマスカットの育て方

シャインマスカット7月~8月

7月~8月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点

6~7月のぶどう棚は、一言でいえば「うじゃうじゃ」です。初夏の剪定をしてあげましょう。

7月後半は、暑くなり「ハダニ」が発生します。梅雨が終わったら「ハダニ」防除・駆除を行いましょう。

8月は、害虫発生が多い月なので、農薬散布を行います。
また、病気が発生した時は、必要に応じてべと病・黒闘病などの薬も追加散布しましょう。

シャインマスカット農家では、暑く乾燥が続く日は毎夕30分余り、ぶどう棚下にスプリンクラーで水まきを行います。家庭菜園でも水やりをするようにしましょう。

7~8月の作業
  • 初夏の剪定
  • 消毒 (べと病・黒闘病 必要に応じて) 
  • ハダニ防除・駆除

7月の作業

1.~7月 初夏の剪定(摘心)

シャインマスカット摘心の方法

6月~7月にかけて葉が勢いよく伸びてきたら、先端の伸びを切って抑える「摘心」をします。「摘心」をする事で、脇芽の成長を促し頑丈な枝になり、実も大きく育ちます。

家庭菜園の簡単な「摘心」の方法は、葉12枚目の枝先を切り落とすこと。脇枝は葉を1枚残して切り取ることです。

できるだけ、風通しを良くし、重なった葉は切り落とします。すべての葉が光合成できるようにしましょう。

シャインマスカット農家のプロの「摘心方法」
は別ページで詳ししく解説しています。

2.梅雨が終わったら「ハダニ」駆除・防除

ブドウハモグリダニの被害 葉の表
ブドウハモグリダニの被害

7月は「ハダニ」が発生しやすい時期です。

被害が多くなると、ハダニに栄養をとられ、葉が枯れて落ち、果粒の肥大や着色も不良となり糖度があがらなくなります。

ぶどうサビダニの被害
ぶどうサビダニの被害

ぶどうの葉につく「ハダニ」に効く農薬は「カネマイトフロアブル」です。

前年度に発生した場合は、防除のための消毒を行いましょう。

「ハダニ の防除方法は、ぶどうの葉の病気?葉が枯れる・ぶつぶつするのは「ハダニ」の仕業だった!!で解説しています。

9月~12月 シャインマスカットの育て方

9月~12月の作業
  • 9月 収穫
  • 10月 害虫駆除
  • 12月 落ち葉の片付け

9月~12月のシャインマスカットの特徴と、栽培の注意点

シャインマスカット

9月上旬から中旬は、いよいよシャインマスカットの収穫時期です。

本当は、家族が集まるお盆に収穫できれば嬉しいけれど、シャインマスカットはぶどうの中でも収穫時期が一番遅いほうなんです。

5年目シャインマスカットの収穫2


収穫のタイミングですが、農家では糖度計を使うのですが、我が家ではそんなものはありません。

袋掛けの隙間を少し開いて、毎日一粒食べて判断です(笑)

後日、シャインマスカット農家の叔母に測ってもらったら出荷既定の18度を超えていてお褒めの言葉を頂きました。

収穫時期を逃すと黄色っぽくなります。でも黄色い方が糖度が高く激甘なのでお好みでどうぞ。

こちらは5年目に我が家で収穫したものです。

フルメットなしのジベレリンだけで、この大きさ!!立派でしょ~(^^♪

5年目シャインマスカットの収穫1
5年目シャインマスカットの収穫3

娘たちに送りました。

化粧箱

10月下旬 害虫駆除

秋にかけて暑くなると、チャノキイロアザミウマやカメムシなどの害虫が発生します。

こんなのがいたよ↓

シャインマスカット害虫

こちらは、8月にいた虫さんですが、消毒ではなくつまんで駆除しました。

すきまなく袋掛けをしておけば、房への被害はほとんどないですが、10月以降に発生するブドウカシスバや、ぶどうトラカミキリは、柔らかい枝の中を食べ進んでしまうので、消毒散布が必要です。

我が家のシャインマスカットの害虫駆除体験は、こちらで見られます。

収穫後~12月のシャインマスカット

秋のブドウ園

シャインマスカットの肥料について


プロのシャインマスカット農家の叔父に聞くと、収穫後すぐに肥料を与えているそうです。無家庭菜園の場合は、ほとんど肥料は必要ないとの事。あまり肥料を与えすぎると実がならなくなるとの事でした。

特に、我が家のシャインマスカットは菜園横に植えてあり、菜園では春夏秋冬野菜の追肥を行っているのでまったく必要ないとの事です。

それでも、5年目の今年は「牛糞」をはじめて菜園にまいたところ、ブドウの葉が大きく育ち、房がいつもの倍実っていますので効き目があったのかと思います。

その他使っている肥料は、石灰・窒素系化成肥料・鶏糞です。

落ち葉の片付けについて

昨年は、べと病にやられたため冬は「ぶどうの落ち葉」のかたつけをしっかり行いました。プロの農家さんでも、病気になった年は菌が生き残らないよう「落ち葉」を集め、焼却するそうです。

我が家は、ごみ袋に集めて捨てました。

以上、1年間のシャインマスカット栽培作業は終わりです。長文お読みいただいてありがとうございました。また有益な情報がありましたら、随時UP予定です。

それでは、楽しいブドウづくり頑張りましょう。今年は梅雨が早く開けますように(^^♪

まとめ シャインマスカットの育て方 ★家庭菜園での栽培・季節ごとの手入れ・消毒時期が解る年間カレンダー 

シャインマスカット 「栽培/消毒カレンダー」
時期栽培作業防除/消毒
1月中旬~下旬冬の剪定
3月下旬◆黒とう病/晩腐病 1回目
オンリーワンフロアブル
4月中旬
芽が出てきたころ
芽かき◇黒とう病
(前年ひどかった場合)
5月中旬
展葉9~10枚
誘引◆べと病 1回目
ベトファイター
◆黒とう病/晩腐病 2回目
オンリーワンフロアブル
5月下旬
開花直前
摘心◆べと病 2回目
ベトファイター
開花10日前花穂整形
6月上旬
開花
ジベレリン1回目◆べと病 3回目
ベトファイター
1週間~10日後ジベレリン2回目◆黒とう病/晩腐病 3回目
6月下旬
袋掛け直前
カサかけ
袋掛け
◆べと病 4回目
ベトファイター
7月初夏の剪定(摘心)必要に応じて
◆べと病
8月◆害虫駆除
スミチオン乳剤
9月~11月9月上旬~
収穫
◆害虫駆除
スミチオン乳剤
12月枯れ葉の処理

参考文献 山梨県農研機構果樹研究所 住友化学園芸 神奈川農業技術センター

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