近年、高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が多発し、メーカーでは今乗っている車に付けられる「後付け安全装置」 の販売を開始しました。
そこで、メーカー8社の純正品、および社外4社のアクセル踏み間違い防止装置を調査・価格等を比較してみました。
純正品に「適応車種」がない場合や、純正品よりコストを抑えたい場合は、ほとんどの車種に取り付け可能な社外品を利用すると良いですね。
「アクセル踏み間違い防止装置」の取り付けを検討をされている高齢者やご家族の方は、ぜひ参考にしてください。

案内するのは、新車中古車販売・国土交通省/陸運局認証車検工場を営むオートディラーの「長嶋」です。50年の経験をもと実際に起こったトラブルや解決方法を解説しています。
「後「後付け」アクセル踏み間違い防止装置★12社比較!!
メーカーの「後付けアクセル踏み間違い防止装置」の価格比較
メーカーごとの「後付け アクセル踏み間違い装置」は以下の通りです。装置の機能はほぼ同じですが、価格が大きく異なります。
メーカー | 後付け安全装置 | 金額 |
トヨタ | サポトヨプラス+ ・踏み間違い加速抑制システム ・踏み間違い加速抑制システムⅡ | ※取付費用別 38,500円 税込 56,100円 税込 |
ダイハツ | つくつく防止 踏み間違い時、加速抑制装置 | 59,508円 税込 取付工賃込/ハーネス付き |
ニッサン | 後付け踏み間違い加速抑制アシスト | 73,700円 税込 ※取付費用別 |
スズキ | ふみまちがい時加速抑制システム | 63,800円 税込 ※取付費用別 |
ホンダ | Honda Access 踏み間違い加速抑制システム | 52,800円 税込 ※取付費用別 |
マツダ | ペダル踏み間違い加速抑制装置 | 67,100円 税込 ※取付費用別 |
三菱 | ペダル踏み間違い時加速抑制アシスト | 71,500円 税込 ※取付費用別 |
スバル | ペダル踏み間違い時 加速抑制装置 | 92,950円 税込 ※取付工賃込み |
※以前は、65歳以上の高齢者にサポカー補助金制度がありましたが、現在は終了しています。
1.トヨタ サポトヨプラス+
「サポトヨ+」はトヨタで販売装着している後付け装置で、トヨタ車のみ装着可能です。比較的適合車種が多く、取付は、超音波センサーを前バンパーに2カ所/後ろバンパーにも2カ所埋め込み使用します。
トヨタ サポトヨプラス+ | 機能 | 適合車種 |
◆踏み間違い加速抑制システム 38,500円 税込 ◆踏み間違い加速抑制システムⅡ 56,100円 税込 ※取付費用別 | ・前後にセンサー取付 ・アクセルペダル踏み間違い ・前後の障害物を検知したとき文字/音/ランプでお知らせ ・ON/OFF装置あり ・純正カーナビが付いていないと付けられない ・Ⅱは、低速前進時にも機能が働く | 適合車種 pdf |
超音波センサーが、前方・後方の壁やコンビニの壁面ガラスなども感知して、ブザーと「文字表示ランプ」で警告し衝突を避ける手助けをしてくれます。
坂道など、アクセルを強く踏む必要がある場合には装置を切れるON/OFF装置があります。
2.ダイハツ「つくつく防止」
「つくつく防止」はトヨタと同じく前後4つのソナーが障害物を検知して、警告音で知らせてくれます。
ダイハツ「つくつく防止」 | 機能 |
59,508円 税込 取付工賃込み/ハーネス付き | ・前後にセンサー取付 ・アクセルペダル踏み間違い ・前後の障害物を検知したとき音/ランプでお知らせ ・ON/OFF装置あり |
適合車種 |
タント [L375S系](2007年12月〜2013年9月) ムーヴ [L175S系](2006年10月〜2010年12月) ムーヴ [LA100系](2010年12月~2012年12月) ミラ [L275S系](2006年12月〜2013年2月) ミラココア [L675S系](2009年7月~2018年2月) ミライース [LA300系](2011年9月~2013年8月) ムーヴコンテ [L575S系](2008年8月~2017年1月) タントエグゼ [L455S系](2009年12月~2014年9月) ※ミラバンには装着できません。またグレード・装備等によって装着できない場合があります。 詳しくは販売会社にお問い合わせください。 |
さらにあわててアクセルを強く踏み込んだ場合、燃料カットされ約8秒間エンジン出力を抑え急発進を抑制する仕組みになっています。
トヨサポより金額がお安めです。
前方ソナー取り付け位置写真
ダイハツつくつく防止 適合車種型式一覧
★ダイハツから当社に後付け装置の適応可能車種のFAXをいただきました。ダイハツホームページには詳しい型式は掲載されていませんので後付けを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
後付け可能の新しく追加された車両や型式、正確な値段も記入されています。
(型式がL175S-GBb※※とありますが、※※の部分の数値は、どの数字でもすべてOKの意味。型式は車検証に記載されています)
3.ニッサン「後付け踏み間違い加速抑制アシスト」
ペダルの「踏み間違い」「踏みすぎ」による急加速を抑制。
お乗りのクルマに後付けできる、安全運転サポート装置「後付け踏み間違い加速抑制アシスト」です。
ニッサン 後付け踏み間違い加速抑制アシスト | 機能 |
73,700円 税込 ※取付費用別 | ・前後にセンサー取付 ・アクセルペダル踏み間違い ・前後の障害物を検知したとき文字/音/ランプでお知らせ ・後退時加速抑制 |
適合車種 |
キューブ/キューブキュービック 年式け2002年10月~ キューブ 年式:2008年11月~ ジューク 年式:2010年6月~ シルフィ シルフィ 年式:2012年12月~ ティーダ 年式:2004年9月~ デイズ デイズ 年式:2013年6月~ デイズルークス デイズ ルークス 年式:2014年2月~ E11_ノート ノート 年式:2005年1月~ ノート 年式:2012年9月~ K13_マーチ マーチ 年式:2002年3月~ マーチ マーチ 年式:2010年7月~ ZE0_日産リーフ 日産リーフ 年式:2010年12月~ |
ニッサン「後付け踏み間違い加速抑制アシスト」は、発進時・後退時に壁などの障害物を検知ます。
さらにアクセルペダル強く踏み込まれたと感知すると、ドライバーにブザーとランプでお知らせするとともに加速を抑制します。システム内容は、トヨタ及びダイハツとほぼ同じです。
4.スズキ ふみまちがい時加速抑制システム

スズキ ふみまちがい時加速抑制システム | 機能 |
A車種 89,540円 税込 ※取付費用別 B車種 92,125円 税込 | [機能] ●前後方向の障害物検知時の通知および加速抑制機能 ●後方障害物のない状況での後退時の加速抑制機能 [仕様] ●超音波センサー(前:2個、後:2個) ●表示機(サイズ:幅77mm×奥行44mm×高さ35mm) |
適合車種 |
A車種 ワゴンR FX・FXリミテッド2012年9月~2014年7月 ※RBS装着車、5MT車、20周年記念車、昇降シート車、スティングレーは装着不可です。 B車種 エブリイ DA17V[GA、PA、PAリミテッド、PC、PCリミテッド、JOIN](2015年2月〜) ※ターボ車、スズキセーフティサポート装着車(RBS付車、およびDCBS付車)、5MT車、5AGS車は装着不可です。 |
他社製品と同じく、超音波センサーが前方または後方の障害物を検知した状態でブレーキとアクセルを踏み間違えて強く踏み込んだ場合に加速を抑制します。

坂道などでアクセルを踏み込みたい時、上の写真のようにオフスイッチを押すと機能を停止することができます。
後退時は、障害物がなくても5km/hを超えると加速抑制します。
5.ホンダ 株式会社ホンダアクセス
ホンダアクセス踏み間違い加速抑制システム | 機能 |
52,800円 税込 ※取付費用別 | ・前後にセンサー取付 ・アクセルペダル踏み間違い ・前後の障害物を検知したとき文字/音/ランプでお知らせ |
適合車種 |
フィット 2007年10月~2013年8月 N-BOX 2011年11月~2017年8月 (N-BOX ModuioX・N-BOX+・N-BOX SLASHは除く) N-ONE 2012年11月~2020年3月 (N-ONE ModuioX を除く) N-WGN 2013年1月~2019年6月 |
誤ってアクセルペダルを強く踏み込んでしまった場合に加速を抑制します。駐車場などでのペダル踏み間違いによる事故防止をサポートするほか、センサーが前方/後方障害物を検知し、加速を抑制します。加速抑制中はアクセルペダルを踏んでいても、出力をアイドリング状態に抑えます。
6.マツダ ペダル踏み間違い加速抑制装置
マツダ ペダル踏み間違い加速抑制装置 | 機能 |
67,100円 税込 ※取付費用別 | ・前後にセンサー取付 ・アクセルペダル踏み間違い ・前後の障害物を検知したとき音/ランプでお知らせ ・ON/OFF装置あり |
適合車種 |
DEMIO ・車台番号DE***-100001~ ※注:EV車(700001~)は対象外です。 ・車両仕様トランスミッション:AT車、CVT車 ・製造時期 ’07年~ ’14年 VERISA ・車台番号DC***-200001~ ※補足:100001~200000は対象外です。 ・車両仕様トランスミッション:AT車 ・製造時期 ’05年~ ’15年 |
7.三菱 ペダル踏み間違い時加速抑制アシスト
適合車種は4車種。EKスペースは令和2年2月までの比較的新しい車種にも取付可能です。
三菱 | 機能 |
71,500円 税込 ※取付費用別 | ・前後にセンサー取付 ・アクセルペダル踏み間違い ・前後の障害物を検知したとき音/ランプでお知らせ ・ON/OFF装置あり |
適合車種 |
eKワゴン/eKカスタム:B11W(製造期間 2013年5月~2019年3月) eKスペース/eKスペースカスタム:B11A(製造期間 2014年1月~2020年3月) ミラージュ:A03A/A05A(製造期間 2012年6月~) デリカD:5:CV1W/CV2W/CV4W/CV5W(製造期間 2007年1月~) |
車両前後バンパーに超音波センサーをとりつけ、障害物を検知した場合に室内に取り付けた表示機にランプ点灯とブザーで警告します。前進・後退時にブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだ場合には、加速を抑制します。
8.スバル ペダル踏み間違い時加速抑制装置
スバルでは、適合車種により「2種類」の後付け安全装置を販売しています。
前後の壁に衝突しそうになると、加速を抑え、時速約10km以下で前進/後退時に、約3m以内に壁などがあると、ランプとブザーで警告。アクセルを強く踏むと加速も抑制します。
後退時の、急加速やスピード出しすぎも抑えます。

時速約5km以上で後退中にアクセルを強く踏んだり、アクセルを踏んだまま時速約5kmを超えた場合も、警告と加速抑制を⾏います。
スバル | 機能 |
92,950円 税込 ※取付工賃込み | ・前後にセンサー取付 ・アクセルペダル踏み間違い ・前後の障害物を検知したとき音/ランプでお知らせ ・ON/OFF装置あり |
適合車種 |
GP/GJ型インプレッサSPORT/G4(A~Eタイプ) GP型SUBARU XV(B~Fタイプ) アイサイト車、MT車、ハイブリッド車には装着不可 |
適合車種がない場合
トヨタ・ダイハツ・ニッサン・ホンダ・スズキ・マツダ・三菱・スバルの後付け安全装置と価格、適合車種を紹介しましたが、
などの場合は、社外の安全装置の中から自分に合った装置を選ぶことができます。
「社外品」はすべて国土交通省から認定されたものを掲載しています。
トヨタ・ダイハツ・ニッサン・ホンダ・スズキ・マツダ・三菱・スバルの後付け安全装置と価格、適合車種を紹介しましたが、メーカーに適合車種かない場合は、社外の安全装置を選びましょう。
メーカーとの違い 社外品比較表
現在発売されている社外品はすべて、メーカーのようにバンパーなどにセンサーを取り付けず、「踏み間違い防止装置」アクセル装置のみの加工となります。センサー取付はメーカー以外は取り扱っていません。
ここで紹介する4種類の「社外品」はすべて国土交通省から認定されたものを掲載しています。
社外安全装置 | 販売取付店 | 取付車種 | 価格(税込み) | |
1 | アクセル見守り隊 データシステム | 全国提携整備工場 | 幅広い車種に適合 | 30,800円+4,000円ハーネス 取付費用別 |
2 | オートバックス 踏み間違い加速抑制システム | オートバックス | 200車種以上 | 44,000円工賃ハーネス込 割引キャンペーン情報アリ |
3 | イエローハット/S-Drive 誤発進防止2システム | イエローハット 提携修理工場 | ほとんどの車種 | 41,800円 工賃ハーネス込 |
4 | ワンペダル(ナルセぺダル)/ナルセ機材 | 提携修理工場 | ほとんどの車種 | 177,000~220,000円 工賃別 |
1.アクセル見守り隊 データシステム
データシステムの「アクセル見守り隊」は、お近くの提携整備工場で取り扱っているので、安心して取り付けができます。
適合車種も社外品の中で一番多いので、選ばれやすい装置です。
アクセル見守り隊 | 概要 |
販売店 | 全国提携整備工場 |
価格 | 税込30,800円+4,000円ハーネス 取付費用別 |
用途 | 急発進防止/アクセル踏み間違い防止装置 |
適合車 | 幅広い車種 ワイヤースロットル車には適合しません。電子制御スロットル車専用です (適合表はこちら) |
機能 | 急発進防止装置「アクセル見守り隊®」SAG297は、年々増加するアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を未然に防ぐセーフティーアイテムです。アクセル信号を常時モニターし、停車中または徐行※1中にアクセルペダルが急激に踏み込まれた際、アクセル信号を制御(アイドリング状態に)し、急発進を防止します※2。※1:10km/h以下での前進・後退。※2:クリープ現象により車両はゆっくり前進または後退します。 |
2.オートバックス 踏み間違い加速抑制システム
オートバックスの「ペダルの見張り番2」は、200車種以上の取り付けが可能です。
ペダルの見張り番2 | 概要 |
販売店 | オートバックス専売 |
価格 | 税込44,000円工賃ハーネス込 ➡2021年12月31日まで、自家用車のみ23,980円キャンペーン実施中 |
用途 | 急発進防止/アクセル踏み間違い防止装置 |
適合車 | 国産車12V車(注1) 200車種以上の取り付けが可能 電子制御アクセル車(注2) (適合表はこちら) |
機能 | ・アクセル開度を制御し、急発進を抑制 ・停車時~10km/h 徐行時の強い踏み込みに作動。 ・アクセル踏みしろは5段階調節可能 ・強く踏んでもアクセル信号をキャンセルし、急発進しない ・アクセルとブレーキを同時に踏むと、ブレーキを優先させる ・坂道/悪路/追いこし/など強い踏み込みに対応するON/OFF装置あり |
オートバックスさんに伺うと「ペダルの見張り番」のコーナーがありました。
「ペダルの見張り番2」は「オートバックス専売」なので、車検修理工場には依頼できません。オートバックスさんでのみ、販売・取付してもらうことができます。
アクセルが急に踏み込まれた場合、装置が自動的にアクセル信号をキャンセルし急発進を防止します。アクセルの踏み具合が5段階に調節が可能。装置がいらない場合に使える「ON/OFF装置」も付いています。
オートバックス店舗での販売価格
実際オートバックス店舗に行ってみて後付け装置の価格を店員に聞いたところ、「本体+工賃+ハーネス」で40,000円+税との事で、他はなにもかからないそうです。取り付け工賃などの内訳は下の写真をご覧ください。
後付け装置の取付け時間
後付け装置の取り付け時間は、なんと2時間とのこと。
「えっ? 2日の間違いじゃないの?」
と聞き直してしまいましたが、やはり2時間なんだそうです。
待っている間にできそうですね。びっくりです。
3.イエローハット/S-Drive 誤発進防止2システム
イエローハットの後付け装置「S-Drive 誤発進防止2システム」は、ほとんどの車種に装着可能です。
SUN自動車様HPより
S-Drive 誤発進防止2システム | 概要 |
販売店 | イエローハット/他提携修理工場 |
価格 | 税込合計41,800円 (本体27,830円 ハーネス5,170円/工賃8,800円税込) |
用途 | 急発進防止/アクセル踏み間違い防止装置 |
適合車 | ほとんどの車種につく(適合表はこちら) |
機能 | ・アクセルのセンサーを制御し、誤踏みによる急発進を抑止 ・乗り手1人1人の異なる踏み方の学習機能を搭載。運転者に合わせた踏み込み方で作動 ・踏み間違いを起こしやすい「停車時~8km/h」「速度16km/h~停車時」の範囲で作動 ・坂道/悪路/追いこし/など強い踏み込みに対応するON/OFF装置あり |
「S-Drive 誤発進防止2システム」は、イエローハット/他提携店で販売装着できる後付け装置です。
S-Drive 誤発進防止2システムは、運転者の踏みこみ方を自動で学習し作動してくれるので、普段と違った低速時の急な踏み込みや、あわててベタ踏みした場合に、アクセルのセンサーを制御し誤発進を抑止します。
目立つ黄色のON/OFF切替えスイッチがお年寄りには解り易そうです。ほとんどの車種につくそうなので、 近くに提携店がない場合はイエローハットにGOです。
S-Drive 誤発進防止2システム提携店
S-Drive 誤発進防止2システムは、イエローハットの他、近くの認証修理工場でも取付可能となりました。
お近くの「修理工場」で取り付け可能か問い合わせてみてください。
4.ワンペダル(ナルセぺダル)/ナルセ機材
「ナルセペダル」は、アクセルとブレーキを一体型にさせた「ワンペダル」式の後付け装置です。
障害者用にも使われていて、アクセル踏み間違いを防止できます。通常の車は、アクセルとブレーキのペダルが別れていて別々に操作しますが、「ナルセペダル」は一体型になっているので踏み間違う事はありません。
ナルセ機材さまHPより
ワンペダル(ナルセぺダル) | 概要 |
販売店 | ナルセ機材 熊本県玉名市岱明町野口603 |
価格 | ◆本体170,000円税別 熊本県本社持ち込み ◆本体200,000円税別 他修理工場に依頼する場合 ※部品代(数千円)・外車などの特種車は別途料金がかかかる 下肢に障害をお持ちの場合に、上限で10万円の助成金制度 |
用途 | 急発進防止/アクセル踏み間違い防止装置 |
適合車 | ほとんどの車でOKだが、問合せにて確認 OKであれば事前検査(申し込み) 車検証での型式確認や必要に応じて計測5400円(税込)かかる |
機能 | ・事故を防ぐために開発された一体型のぺダル。右足用・左足用・兼用タイプあり。 ・適応車種の公開はなし。ほとんどの車に取り付けられるが取り付けが出来ない車種もありとの事です。 ・車検基準も満たしているため、取り付け後も普通に車検がとれます。 ・自治体で障害者助成金10万円ほどがおります。 ・2台目以降の割引あり。 |
「ナルセペダル」は、アクセルとブレーキを一体型にさせた「ワンペダル」式の後付け装置です。
障害者用にも使われていて、アクセル踏み間違いを防止できます。通常の車は、アクセルとブレーキのペダルが別れていて別々に操作しますが、「ナルセペダル」は一体型になっているので踏み間違う事はありません。
操作方法
操作方法は、1つのペダルに足を置いた踏めばブレーキがかかり、右に傾けて踏むとアクセルになります。とても使いやすそうですが、お値段がお高いですね。
熊本本社に持ち込めない場合は、近くの認定修理工場にお願いして付けてもらう事になります。
なぜ高齢者に大人気?高齢者に最適!!「トヨタのKINTO」
高齢者に人気の、トヨタの車のサブスクKINTO(キント)をご存じでしょうか。
菅⽥将暉さん、⼆階堂ふみさんのテレビCMでおなじみの「KINTO」は、若い方向けの車のリースと思いきや、ご年配の方に大人気なんです。
高齢ドライバーの方に多い悩みとして、
などが挙げられますが、「KINTO」なら1発で解決してくれます。
というのも、「KINTO」はリース料の中に「自動車保険料」が含まれていて、事故で保険を使っても、月額利用料が変わりません。
運転に自信がない高齢者が、万が一事故を起こしても、何度でも保険を使う事が出来て、保険料が高くなる心配はありません。
貯金はあるけど、いざという時の為に「手元にキャッシュを置きたい」お年寄りにも、「KINTO」なら頭金0円、車検代、メンテナンス料、自動車税も、リース料込なので心配いりません。
毎月定額なので、家計管理が楽ちん、どんどん新車に乗り換えが可能です。
またKINTOは、リース車に多い「残価設定型」ではないので、リース終了後の残価清算がなく明朗会計で、安心して利用できます。
趣味やライフスタイルに合わせ、気軽にクルマを変更して余生を楽しみたい。
次々と開発される最新装備が付いた車に定期的に乗り換えたい高齢者に 「KINTO」 は最適です。
最新の安全装置付きの車を考えるなら、「KINTO」を検討しても良いかもしれませんね。
★KINTO公式ページを見てみる
まとめ 「後付け」アクセル踏み間違い防止装置★12社を比較!!
今乗っている車にメーカーの後付け安全装置が付かない場合は、社外の安全装置をつける事が出来ます。
社外の安全装置は、アクセル踏み間違い抑制装置しか付きませんが、近年の高齢者の踏み間違い事故の増加を見ると不可欠な装置だと言えます。
社外の後付け装置でお勧めなのは、高齢者にも単純で使いやすいワンペダル式のナルセ機材がおすすめです。でも、金額が高額ですよね。
価格の安さで選ぶならオートバックスやイエローハットです。スイッチのON/OFF操作もあるので坂道や雪道に踏み込むことが可能です。しかし、お年寄りには少々難しいかもと感じます。
例えば、坂道で停車から発進する際、踏み込まないと車が後ろに下がってしまいます。しかし、いくら踏み込んでも、前に進まないのがこの装置、こんな時にお年寄りは慌てずスイッチのON/OFF操作を出来るのか疑問が残ります。
また、後付けの安全装置は自動ブレーキではありません。メーカーによると、後付け安全装置は自動ブレーキとは違い、ブレーキ制御のサポートをしてくれる装置と明記されています。
センサーやソナーは針金、フェンス、標識の支柱など細い障害物、人・布・生垣などの音波が反射しにくい障害物、スポンジ・雪など超音波を吸収しやすい障害物を正しく検知できない場合もあります。
後付けの安全装置を取り付けたからと言ってすべて万全ではありません。運転状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態によっては危険が伴います。
後付けの急発進防止装置/アクセル踏み間違い防止装置 を付けたからと言って過信せず、慎重に運転することを心がける事が大切ですね。