スポンサーリンク

車の個人売買 トラブル注意点 名義変更後の自動車税金計算の方法も解説

車の個人売買をした時、後からもめて人間不信に陥り友達関係を壊してしまったりという話をよく聞きます。

また、ネットオークション等で購入した車が事故車だった/メーター改ざん車だったというトラブルもあります。

自分の知識不足で失敗したり、相手に迷惑をかけて一生気まずい思いをしないよう、十分理解を深めたうえで気持ちの良い車の「個人売買」をしたいですね。

このブログでは車の個人販売で「もめ事」を起こさない「ノウハウ」や「愛車を高く売る方法」「自動車税の計算方法」「名義変更」についても解説していきます。

案内するのは、新車中古車販売・国土交通省/陸運局認証車検工場を営むオートディラーの「長嶋」が、営業50年の経験をもとにご案内しています。

車のキーを渡す

スポンサーリンク

車の個人売買 トラブル注意点 名義変更後の自動車税金計算の方法も解説

スポンサーリンク

車の「個人売買」ネットオークションは詐欺が多い

ヤフオクやネットで車両を購入しようと考えている方にはあまりお勧めできません。知名度のある業者が店名を出してオークション販売されているのは信頼できますが、それ以外の個人販売は避けた方が得策です。

一般の人にターゲットを絞って、店頭では売れない粗悪車を出品して儲けている悪い業者やブローカーもいます。一般の方は事故車なのか、距離は本物なのか等、見破れない為いいカモになってしまうからです。

また、落札、入金した車や書類が届かないという詐欺も多く存在しています。実際、私の知り合いの業者も痛い目にあいました。関東に住んでいる彼は東北まで出品者を探しに行きましたが合えずじまいだったそうです。

車を個人販売するなら、信頼ある人との取引をお勧めします。

もめる原因「車の個人販売」◆車の価格

中古車の「相場価格」は専門業者でしかわかりませんから、一般の人が車を個人売買するにあたって、価格で揉めることはよくある事です。

◆売りたい人は、専門業者の買取価格より高く売りたい。
◆買いたい人は、店頭販売している中古車より安く買いたい。

つまり、その車の「正しい価値」を理解しなければもめる原因となるのです。
「正しい価値」を知るには一括買取査定を利用しても便利です。何軒か、買取専門店を回っても良いでしょう。


たとえば、あなたは「車A」を手放したいと考えます。
そこで、ネット査定や、買取業者をまわって査定してみると買取最高価格は30万円でした。

ところが、あなたが「カーセンサー」や「グーネット」で検索すると、車Aと同じ程度の車が60万円で売っていました。

そこへ、友人がやってきてあなたの車を買いたいと申し出ました。

当然あなたは、60万円で買ってほしいと思います。友人だから50万円でもいいよと声をかけ、合意しました。

ところが後日、友人が一括査定サイトで、あなたの車の相場を調べると車Aの買取相場は30万円だと解ります。

友人は、あなたに対して不信感を抱いてしまい、支払った金額の返却を求め、お互いに気まずい思いをする事になります。

パソコンとコーヒー

「中古車相場」と「店頭価格」はどうして違うの?

価格のもめ事を防ぐには、売る方も買う方も、車の「相場価値」と「店頭価格」の違いを正確に知る必要があります。なぜ買取相場が30万円で、店頭販売価格が60万円なのか理解しなければいけません。

業者の査定価格は、全国の中古車が集まるオークション市場によって決められます。このオークション会場へは一般の人は入れません。

さらに自動車関係者の中でも、中古車展示店舗/認証車検工場などの固定資産や自動車古物商の免許を持ち、オークション会場に多額の保証金を払って会員になった業者のみ取引が行える厳正な市場なのです。ここでの毎日行われる数万台の取引により、中古車の相場が決定されるのです。

車Aと同様の年式/グレード/距離/色/傷/装備の車が、30万円前後の金額で市場で取引されていたので、車Aは30万円という値がついたわけです。

駐車場

では、なぜ30万円の車Aに60万円もの価格を付けてお店では売っているのでしょうか?

業者は相場どおり30万円で車Aを買い取った後、消耗部品の交換/外装の傷直し/車検を付ける/ルームクリーニングなどの手入れ/納車整備/広告費/保証料/利益も加算して店頭販売します。

その為、店頭では60万円という高い価格になってしまうのは当たり前なの事なのです。
特に輸入車は、車種によって部品代が超高額なので100万円以上も上乗せして店頭販売することもあります。でもそれは、決して「ぼったくっている」わけではありません。

お客様に販売した直後に車が故障したら、保障期間中は無料修理をしなければなりません。

特に輸入車は部品代も高額なうえに、日本車と違い、とにかくよく壊れます。100万円上乗せしても足りない事もあるのです。そのため、輸入車は価格を載せて販売することが多いのです。

つまり、店頭価格の60万円であなたが販売したいと考えるのは、少し欲張りすぎたという事です。

個人売買において売り側は、なるべく高い金額で売りたいと考えるのは当たり前ですが、今ではインターネットで簡単に査定価格を調べられます。

あまりにも高い金額を提示しても、「こいつは欲張りだな」と相手から不信感を抱かれてしまいます

ですから、業者の買取金額を正直に話して、買取金額に数万円上乗せして支払ってもらった方が気持ちがよいですね。どうしても高く買ってほしい場合、「あなたの愛車を高く売る方法」を詳しく別記してありますのでご覧ください。

相手と折り合いがつかない、ご自身が納得がいかない金額や条件を出された場合は、断る勇気も必要です。

買い物をする女性

買う側のリスクとメリット

個人販売は中古車販売店で購入するわけではありませんから、買う側にも多くのリスクがあります。

・保証がついていない。
・壊れたら自分で修理しなければならない
・お店で売る時のような「納車整備」をしていない
・整備状況/事故歴/走行距離等、あなたを信頼して購入するしかない

などのリスクを負う事になります。

このように買う側には多くのリスクはありますが、店頭で購入するより安価で購入できるというメリットもあります。このリスクを踏まえたうえで、購入の決断をする事をお勧めします。

水をまく赤ちゃん

車の個人売買 ◆愛車を高く売るには

どうしても高く買い取ってもらいたいなら、ご自身の車のセールスポイントを話して増額の交渉をしてみましょう。

特に車検をとったばかりの車は、増額の十分な理由になります

増額になりそうな事案や金額の目安を下の表にまとめました。参考にしてください。

増額金額のめやす あなたの車のセールスポイント
10~15万円前後 車検をとったばかりで整備済み、譲渡後のメンテナンスの必要なし。車検代金分増額してほしい
5~10万円前後
(購入した価格)
夏タイヤは替えたばかりで新品同様だから、増額してほしい。
5~10万円前後
(購入した価格)
今年買ったばかりのスタットレスタイヤもつけるので増額してほしい。
1万~3万
(購入した価格)
ドライブレコーダーを付けたから、増額してほしい。
かかった金額 最新のナビTVをつけたばかりだから増額してほしい。
ボディガラスコーティングしたばかり
シートカバーを新調したなどなど
自動車税 月割 自動車税の月割

車の個人売買 もめる原因 ◆購入後すぐに車が壊れた

中古車販売店で車を購入すると、旧車/過走行距離/事故車など以外は「保証」が付いている車がほとんどです。

例えば当社では、すべての故障を3カ月間/3000km以内は無料保証をお付けしています。

個人売買において、譲渡後の「保証」について友人と話し合われたことはありますか?

一般的に、個人売買では保証は付けません。しかしこんな事も実際にあるのです。

友人から車を購入し、友人の家から車を乗りだしたところ、すぐそこの交差点でエンジンが壊れて止まってしまった。

「なぜこんな調子の悪い粗悪車を売ったのか??」と、もめ事になってしまいますね。すぐに修理してくれと、修理代を請求された。

「車は消耗費」です。使えば必ず壊れます。

買う側に、そこをよく理解してもらわなければなりません。「どの部分がいつ壊れるか」なんて事は私達専門家でも解らないのです。

車検を行った翌日にバッテリーが上がってしまったと、お叱りを受けたこともありますが、バッテリーは車検項目に入っていません。

ですから、たとえ車検の翌日にバッテリーを交換しなければならなくなっても当社の責任ではありません。バッテリー代金はもちろんお客様にいただきます。

友人に車を譲渡するときは、

・昨日までは何の問題もなく動いていた事。
・たとえ明日壊れても、自分に過失がなく責任を負わない事。
・整備記録簿等も見てもらって、納得して購入してもらう事
・ユーザー車検などで粗悪な車検をとっていた場合は、事前に説明して置く事。
・調子が悪い箇所があったら正直に話したうえで購入してもらう事。

などの点に気を付け、のちのち、友人との人間関係を悪化させないように努める必要があります。

植物と箱

個人売買 もめる原因 ◆車の税金 4月5月は要注意

4月に入ってからの個人売買は「自動車税」に注意が必要です。

一般的に自動車税の納付書は、どこの県でも5月になってから届きます。自動車税をどちらが支払うか、車の譲渡/売買時に決めておかないと揉める原因となりす

自動車税を払わず、そのまま放置しておくと財産差し押さえ等の処分をうけます。最近では、有無を言わさず預貯金の残高を調べられ、○月○日にあなたの口座から差し押さえしますと督促状が届き、口座から勝手に自動車税が引かれます。もちろん延滞金も一緒に引き落とされます。

5月に届いた納付書を友人の所に持っていったら「自動車税込みの金額で買ったつもり」と言われてしまいもめてしまった。何カ月も、揉めていたから自動車税の督促状が届いた。結局、友人との関係を壊したくないし自分が自動車税を支払ったと言う人もいます。

「ちょっと、だらしがないかも」と思える友人に車を譲渡した場合は、売った側もきちんと自動車税の支払いを予測管理して、「事前に預かっておく/車両代金に含める」等対策を講じて置く事で、揉める原因を未然ら防ぐことが出来ます。

自動車税 名義変更の日付で変わる「納税義務者」

自動車税の納税義務者は、車検証を登録した日付によって異なってきます。

普通車の場合・・・4月1日の時点の「車検証の所有者」が納税義務者です。その為、自動車税の請求(納付書)は4月1日の時点の「車検証の所有者」に届きます。

たとえ、4月1日にあわてて名義変更したとしても旧所有者に1か月分の請求が行ってしまいます。つまり、普通車の場合は「3月31日」までに必ず名義変更することをお勧めします

軽自動車の場合・・・軽自動車の場合、あわてて4月1日に名義変更した場合でもOKです。4月1日に名義変更した「新所有者」に自動車税の請求が行きます。旧所有者には納付書は届きません。

 

  登録日(名義変更日) 自分(元の持ち主) 友人(新しい持ち主)
普通車 3月31日登録 自動車税なし 1か月分の納付書が届く
4月2日以降 1カ月分の納付書が届く 11か月分/登録時に支払う
軽自動車 4月1日登録 自動車税なし 1年分の納付書が届く
4月2日登録 1年分の納付書が届く なし

本とジャム

4月 5月/自動車税を払う前に、個人売買した

4月または5月に車の譲渡(売買)をして名義変更をする場合、まだ1年分の自動車税の納付書が郵送されておらず、自動車税を支払ってないことがほとんどです。

普通車を4月に名義変更登録する場合、新所有者が月割で自動車税の支払いをしないと登録できません。

つまり、新所有者が5月~翌年3月までの自動車税「11カ月分」を支払わなければ名義変更登録が出来ないと言う事です。自動車税は、陸運事務局に併設された自動車税事務所に行き支払えます。

一方、軽自動車の場合は月払いがありません。1年分/1回支払いなので、この自動車税をどちらが支払うのか決めておかないと後に友人ともめる原因になります。4月から友人が乗るのなら、友人に支払ってもらうのが良いでしょう。

その場合先ほども申し上げた通り、軽自動車は4月1日までに名義変更しないと、もとの持ち主に自動車税納付書が届いてしまいます。

4月1日に名義変更が間に合わない場合は、「自動車税の納付書」を渡すから払ってね。と、事前に話しておくか、あらかじめ自動車税を含めた金額で販売し、納付書が届いたらご自身て支払うと良いでしょう。

自動車税を支払った後の譲渡 税金の計算の仕方

1年分の自動車税を支払った後の譲渡、自動車税の対処例を表にまとめました。

  登録日(名義変更日) 自分(元の持ち主) 対処法
普通車 8月1日登録 自動車すでに支払い済み

・登録翌月の9月~翌3月までの7カ月分を車両代金に上乗せする

または・・・

・車両代金とは別に自動車税を7か月分もらう

軽自動車 8月1日登録 自動車すでに支払い済み

・軽自動車税は比較的安いので、もらわない

または・・・

・普通車と同じ

計算方法
自動車税39,500円
8月に名義変更した場合
名義変更をした翌月~3月まで7か月分
39,500円÷12カ月×7カ月=23,000円(10円単位切り捨て)

もめる原因 ◆名義変更の遅れ

前回もお話しましたが、車の譲渡後の名義変更は速やかに行いましょう。

自分名義の車を友人が乗っていた時に事故がおきて第三者に損害を与えた場合、友人に支払い能力がない時は車両所有者(車検証に書いてある所有者・・・あなた)に支払い義務が発生してしまいます

また、自動車税の支払いもあなたの負担が大きくなってしまいます。早めに名義変更を済ませる事が肝心です。

・名義変更を頼む業者が解らない
・名義変更「各業者の料金の比較」
・必要書類
・自賠責保険の名義変更の方法
など、初心者でもわかりやすく解説してありますのでご覧ください。

 

まとめ

車の個人売買のトラブルを避けるには
・ネットオークションは避ける。
・業者の査定価格/買取価格を重視し欲張らない。
・セールスポイントを提示して愛車を高く売ろう。
・リスクを了承した上の購入で故障時のトラブルを防ぐ。
・自動車税をどちらが払うのか決めておく。
・名義変更は速やかにする事。
スポンサーリンク
車を初めて買う人に「失敗しない16のポイント」★購入前の基礎知識、車種やオプションの選び方、値引きや契約手続きのノウハウなどを解説
車を初めて買う人に「失敗しない16のポイント」★購入前の基礎知識、車種やオプションの選び方、値引きや契約手続きのノウハウなどを解説
初めての車購入は、これで安心。
車支払い方法の5つを解説★購入時のお勧めは?「 現金一括・ローン・クレジットカード・残価設定・リース」
車支払い方法の5つを解説★購入時のお勧めは?「 現金一括・ローン・クレジットカード・残価設定・リース」
車の支払い方法を、業者の「裏情報」も交えて解説
車 現金一括/ローン どっちが多いの?割合は?「購入時のお得な支払い方法・比較や決め手」
車 現金一括/ローン どっちが多いの?割合は?「購入時のお得な支払い方法・比較や決め手」
「現金一括」か「ローン」で迷っても読めば納得、解決。
車のローンは何年?★年数決定の重要ポイント6つ紹介!!8社の返済回数と金利一覧表
車のローンは何年?★年数決定の重要ポイント6つ紹介!!8社の返済回数と金利一覧表
実際の金利や、支払い額も具体的に公開。
中古車購入の手引き★購入したら事故車??騙された?事故車の見極め方
中古車購入の手引き★購入したら事故車??騙された?事故車の見極め方
自分の乗っている車が「事故車」か調べる方法も解説
新車・中古車購入時の支払いタイミングはいつ? 解り易く図で解説/現金一括・ローン・頭金・手付金などの時期
新車・中古車購入時の支払いタイミングはいつ? 解り易く図で解説/現金一括・ローン・頭金・手付金などの時期
現金一括・ローン・頭金・手付金などの支払い時期を解説
車購入★現金一括の振込 「支払い時期、ATM限度額、振込手数料の要否」など詳しく解説
車購入★現金一括の振込 「支払い時期、ATM限度額、振込手数料の要否」など詳しく解説
分割振込の可否・振込の際の領収書の請求なども解説
「納車」とは。あなたは大丈夫?★間違いやすい「納車」の正しい意味と使い方
「納車」とは。あなたは大丈夫?★間違いやすい「納車」の正しい意味と使い方
車屋さんが教える、正しい「納車」の意味と使い方を解説
車の個人売買 トラブル注意点 名義変更後の自動車税金計算の方法も解説
車の個人売買 トラブル注意点 名義変更後の自動車税金計算の方法も解説
愛車を高く売る方法・自動車税の計算請求方法も解説
車のローン 名義変更は「完済前」にできる? 離婚や病気、借り換え、残一括の場合などを解説
車のローン 名義変更は「完済前」にできる? 離婚や病気、借り換え、残一括の場合などを解説
高齢者に「おすすめの軽自動車」購入、買い換えの際に選ぶ必須ポイントを紹介
高齢者に「おすすめの軽自動車」購入、買い換えの際に選ぶ必須ポイントを紹介
タイトルとURLをコピーしました