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未成年が交通事故を起こしたら/親の責任と行政処分の実例・体験談

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交通事故1

長いこと保険代理店をしているとお客様から交通事故後の貴重な話を聞くことがあります。今日は未成年のお子さんが人身事故を起こし「親子で行政処分」を受けたお話をします。実際に交通事故で悩んでいる親御さんのの参考にれば幸いです。
自転車事故の場合はこちら➡子供が自転車事故を起こした!! 使える保険や特約・過失割合・賠償金額など解決事例を解説

案内するのは国土交通省/陸運局認証車検工場にて「自動車保険代理店」営むオートディラーの「長嶋」です。実際に起きたお客様の交通事故の体験談をご紹介しています。

未成年が交通事故を起こしたら/親の責任と行政処分の実例・体験談

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事故の状況

その日は、免許取り立ての18歳の娘さんが人身事故をおこしたという連絡を受け、あわてて現場に駆け付けました。

事故現場に着くと、見通しの良い道路の脇に2台の車が停車。すでにパトカーも到着していました。

私が着くとほっとされた顔でお客様が駆け寄ってきて、事故の内容を話されました。

信号で停車していた男性の車に娘さんが後ろから追突したとの事、夜勤明けの居眠り運転が原因で100%娘さんが悪い事故でした。気づいてブレーキを踏んだ為、幸い娘さんに怪我はなく、車も軽く凹んでいる程度だったので安堵しました。

相手の方は「軽いムチ打ち」で病院に行ったとの事でしたので、箱菓子を持って相手の方にお詫びに行くようアドバイスしました。

診断書の提出で人身事故扱い

ところが翌日、相手の男性が病院の診断書を添えて「人身事故」として警察に届け出てしまったので、それからが大変でした。

交通事故で怪我をした場合、警察に「人身事故」として届けるのは当たり前なのですが、お互いに過失があったり、軽い怪我だった場合「物損事故」として届ける事がほとんどなんです。

なぜなら、「人身事故」として届けると罰金や減点・免停などが科せられます。よほどひどい事故や怪我でない限り、相手の将来を考慮し、罰金や減点を受けない「物損事故の届け出」で穏便に済ますのが一般的です。

以前、私自身も事故に遭い停車中にぶつけられたことがあります。念のために病院で診察を受け、軽いムチ打ちという診断を受けました。

翌日、診断書を提出するものだと思い警察に行くと、
「相手に重い刑罰を望みますか?「診断書」を出すと、相手は免停や罰金など行政処分を受けますよ」
と聞かれました。

相手の方は恐縮して、何度もうちに謝りに来られていましたし、
「望みません。誰にでも間違いはあります。反省されていましたし、ひどい怪我ではないし・・・」
といったところ、「物損事故」での処理となり、相手の方は行政処分を免れました。

ところが、今回の事故で「人身事故」として警察に届けられた事で、娘さんたち親子は行政処分を受けることになったのです

※「人身事故」の届け出をしないと怪我などの治療費が自動車保険からおりないと勘違いされている方もいますが、それは間違いです。

「物損事故」で届け出でも、怪我をしていて病院に通えば、自動車保険で「治療費」「慰謝料」「休業損害」などはきちんと支払われます。

未成年/免許取り立て運転初心者の「交通事故の点数」

「人身事故」を起こすと、当然ながら免許の点数が引かれます。(「物損事故」は引かれません)

ふつう、何も違反をしていない状態で免許点数は12点あるはずなのですが、娘さんのように免許取り立ての未成年や初心者は「免許点数が6点」しか持ち点がありません。

今回の事故の場合、こちらが100%悪い上に、むち打ち(治療期間15日未満の診断)の事故だったため

・人身事故を起こすと引かれる基本の点数2点
・こちらが100%悪い上にむち打ちで治療期間が15日未満の事故3点

合計5点が引かれて免許証の点数は1点になってしまったのです

ちなみに罰金は0円でした。

未成年の交通事故 親の責任

未成年者が事故を起こした場合、ほとんどの事例で「親」が監督責任を問われ賠償責任を負うことになります。今回、娘さんは十分な自動車保険に加入していましたのでそちらから賠償・補償することが出来ました。保険ってありがたいですよね。

ただし、勝手に「未成年と示談」をしても、親などの同意がない限り取り消されてしまうので注意が必要です。勝手に示談してしまうと、後でひき逃げ・当て逃げなど言われる可能性がありますから、交通事故が起きたらきちんと警察を呼ぶ事・交通事故証明書をもらう事が肝心です。

未成年の交通事故/裁判所にて親子で行政処分

交通事故2

相手への保障は保険から十分に支払われましたが、たいへんなのはそれからでした。親の監督責任も問われて親子で行政処分を受けるため裁判所に呼び出されたのです。

この行政処分を受ける事で、本来は1カ月の免停処分を➡「1年間の無違反・無事故を条件に免除」されます

朝早く親子が呼び出された裁判所では、同じく未成年で交通事故を起こした親子30組ほどが参加していたそうです。

行政処分の講習は、交通事故の「血なまぐさいVTR」を30分見る事から始まりました。免許証更新時に見るVTRより何十倍もグロイ映像で吐き気とショックを受けたそうです。

その後、裁判所の半地下の教室に移動。

交通教本など、道路交通法が書かれている教材を親子で読み合わせをします。読み合わせが終わると、個別に教官からテストのように質問され回答できなければさらに読み合わせを行わなければなりません。

全てが終わるまで半日以上かかったそうです。

未成年の子供が事故を起こし他人に傷害を与えた場合、親にも監督責任があり、一緒に反省し交通法規を学び直さなければならないということが義務付けられているんですね

まとめ 未成年が交通事故を起こしたら/親の責任と行政処分の実例・体験談

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私にも娘がいますが、娘も人身事故を起こしたことがあります。その時は事故慣れしている保険代理店の私でさえ何日も寝られませんでした。娘は事故の記憶でPTSD気味になり、それきり車に乗っていません。

このように事故が起きてしまい他人を傷つけて落ち込んでも、起きてしまったことは元には戻せません。車に乗っている以上、相手もいますから100%事故を避けることはできないのです。

事故で悩んでいるあなたも、相手の方が無事で良かったと感謝し、親子共に反省し行政処分をしっかり受けましょう。

車は私達の生活の必需品ですし、正しく使う事で人生をより豊かにしてくれます。これからは、慎重に運転することを自覚し、二度と事故を起こさぬよう安全運転を心がけたいものですね。

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