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納車費用とは★値引きやカットのコツ/トラブル解決法を解り易く解説

納車費用 青い車

今日は、車購入時に支払う「納車費用」の様々な疑問についてお答えしていきます。

納車費用とは
◆契約書に書かれている「納車費用」って何?
◆納車準備費用とは?
◆納車費用の相場、金額を教えて。
◆納車費用は値引きしてくれるの?
◆納車費用をカットさせる上手な交渉方法とコツ
◆納車費用がカットできない場合
◆納車費用をカットできない場合のミニ活用法

トラブル解決事例
◆お店に取りに行ったのに納車費用を請求された場合の解決法
◆契約後に納車費用に気づいた場合の解決法
◆支払い後に納車費用に気づいた場合の解決法

案内するのは、新車中古車販売・国土交通省/陸運局認証車検工場を営むオートディラーの「長嶋」です。50年の経験をもと実際に起こったトラブルや解決方法を解説します。

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納車費用とは 値引きやカットのコツ/トラブル解決法を解り易く解説

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納車費用とは

契約書 納車費用

「納車費用」とは一般的に販売した車をお客様の自宅などの指定場所に運ぶ費用の事を言います。

一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会のホームページでも

納車費用とは、現車を購入者の指定する場所に納めるのに必要な販売店の費用。店頭で車を受けとれば必要ありません。

と解説されています。

ところが、店頭で受け取ると伝えたのに「納車費用」を請求されるケースもよくあり、疑問を持ったり不安に思う方もいらっしゃいます。

逆に、自分で取に行くと伝えたらあっさり「納車費用」をカットしてくれたよ~という声も多く聞かれます。

ではいったい「納車費用」とはどういう費用で、支払いはどうすればよいのでしょうか?

納車費用と納車準備作業

納車費用とは、一般的に「自宅や指定場所への運送する料金」だけと考えられがちです。

しかし、車や販売店によっては次のような納車準備作業が含まれる場合があります。

 

◆納車費用 に含まれるもの

・指定場合への納車
納車準備作業

 ・納車前の洗車
 ・引き渡し前点検
 ・空気圧調整
 ・室内清掃
 ・車体の傷消しやワックス等

洗車

中古車販売店などでは、この「納車準備費用」を理由に「納車費用のカット」を拒否される事が多いです。

「中古車」は納車にむけて、室内清掃を念入りに行い、車体の傷消しや洗車・ワックスかけ等の「納車準備作業」が多いのでカットできないという理由です。

ですから残念なことに、「店頭で引き取り」でも「納車費用」を請求されるケースが多いのです。

納車費用の相場

一般的に納車費用の請求金額は、近距離なら7,000円から10,000円くらいが相場です。遠距離になると「運送費」や「陸送費」として追加で請求されます。

納車費用の自動付帯システム

多くの販売店では、「納車費用」は契約書を作る際に自動的に付帯されるシステムになっています。

当社の契約書ソフトも、「納車費用」が自動付帯される設定になっています。

ですからお客様が何も言わないと、納車費用は自動で請求されてしまいます。

では販売店の多くは、なぜ「自動付帯」というシステムをとるのでしょう?

自動付帯の仕組み

「納車費用」を最初から「0」に設定してしまうと、

悩む人

「自宅に無料で持ってきてくれるものだと思ってた」
「高額な車を買うのだから、当然無料だろ」
「有料だなんて、サービスしてよ」

など、お客様と揉める可能性が出てきます。車両価格を値引きした分、「納車費用」などの諸費用で利益を補てんしなければならないので、「納車費用」まで値引きとなると死活問題になってしまいます。

これを防ぐために、最初から有料の納車費用を自動付帯するように設定し、利益を保つようにしているのです。

納車費用は悪賢いシステム?

机の上の計算機

最近では「店頭引き取りする」と言えば、契約時に営業マンが気を利かせて「納車費用」をカットしてくれたり、値引きの申し出に応じてくれる良心的なディーラーや販売店が増えました。

でも、これを知らずに「納車費用」を支払ってしまう人も大勢います。とても「もったいない」ですし、後で知ったお客様は、なんだか騙された気持ちになっちゃいますよね。

でも、納車費用には「納車準備作業」が含まれますから、販売店は自宅納車しなくても「納車費用」を正当に請求できるのです。

業者の私が言うのもおかしいですが、なんだか「納車費用」は「ちょっと悪賢いシステム?」のような気もします。

「店頭引き取り」にもかかわらず契約書に「納車費用」が自動付帯されていたら、ぜひ、値引き交渉をしてみてくださいね。

納車費用の値引き/カット交渉のコツ

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「納車費用カット」申し出のタイミング

新車を「店頭引き取り」する場合、ほとんどのディーラーや販売店で納車費用自体をカットしてくれます。

お客様が
「店頭で引き取るので、自宅への納車は必要ないです。納車費用はカットしてもらえますか?」

と申し出れば、ほとんどのディーラーや販売店で快く承諾してくれるでしょう。

交渉タイミングは、契約時に申し出るとスムーズにいきます

反面、「自宅に無料で納車してもらいたい場合の値引き交渉」にはちょっしたコツが要ります。

自宅納車の「納車費用」値引きのコツ

自宅に無料で納車してもらいたい場合、「納車費用の値引き」が当然のような態度で迫ったり、しつこく値引き値引きとごねると十分な値引き交渉に導けない事になるので気を付けましょう。

ディーラーの中にはシステム上、「納車費用」が諸費用に組み込まれていて、納車費用自体カットできない店もあります。

このような場合、上手に交渉する事で、

「かわりに車両の値引きで調整しますよ~」

値引きを引き出すことができます。

無理に値引きをせまらず、「他のもので値引きをしてくれると助かります~」などと、やんわりお願いしてみましょう。

強引な値引き交渉は、せっかくの交渉チャンスを失い損をすることになります。

逆にすんなり負けてくれた場合は、車両金額をもう少し値切る余地があるかもしれません。

カットできない場合のミニ活用法

店頭引き取りなのに、

「納車の為の準備費用ですから、納車費用は省けません」

と拒否されるケースがあります。

その場合、無理に自宅納車に変更せずに納車費用を有効に活用できる方法があります。

店頭引き取りの際に、歩きや、タクシー・交通機関などを使わず、営業マンに迎えに来てもらう方法です。

10,000円近い「納車費用」を支払うのですから、営業マンも快く承諾してくれるはずです。

「納車費用」トラブル解決事例

車のキーを渡す

「納車費用」の支払いで実際におきたトラブルと解決事例を紹介します。

◆契約後に納車費用に気づいた

車は大きな買い物です。購入時の諸費用等の仕組みは複雑で、しっかり説明を聞いて契約書にサインしたつもりでも、家に帰ってから不必要と気づく事はよくあることです。

そんな時は、すぐに販売店に「納車費用」のカットを申し出てみましょう。

契約後に「納車諸費用」のカットをお願いして解決した事例を紹介します。

1.契約書を差し替えてくれた

販売店に電話をして「店頭引き取りで良い」と申し出たら、「納車費用」をカットした契約書を作り直し、自宅まで持ってきて差し替えてくれた。

2.車両値引で調整

一部ディーラー(ホンダ、ダイハツ)では、すべての契約に「納車費用」が組み込まれていて、カットできない事があるようです。

この場合、「車両値引」で調整してくれるケースが多く、何も言わないとそのまま支払う事になってしまうので、ディーラーに確認をとることが必須です。

3.差し引いて支払う

「お振り込みの際に納車費用を差し引いて、お支払ください」

と、言われたケースもあります。支払い時に「納車費用」を差し引いた額を払いましょう。

4.代替え品

契約後の「納車費用」のカットは無理なので、「ガソリン満タンと、撥水コーティング」で代替えさせてくださいと言われたケースもあります。何もしてくれないよりはマシなので、素直に誠意を受け取りましょう。

5.値引き不可

営業マンバツ

「納車の為の準備費用ですから省けません」と拒否され、納車費用を支払うケースもあります。

中古車は納車作業に手間がかかり、洗車、点検、清掃作業などのすべての作業が「納車費用」に含まれます。

客寄せの為にプライスをかなり低く設定している展示車両は、車両代金からは利益がほとんど発生しないので「納車費用」で売り上げを確保しているという店も多いのです。

「うちもかなり厳しいので、納車費用のカットは勘弁して下さい!うちの利益はそれだけですから」なんて、はっきり言われたら、残念ながら諦めるしかありません。

◆「店頭引き取り」/納車費用は、いらないと言われたのに契約書に納車費用が計上してあった

これは、営業マンが契約書から抜くのを忘れた可能性があります。

すぐに販売店に問い合わせて契約書を差し替えてもらいましょう。

◆支払い後に納車費用に気づいた

店頭引き取りをしたのに、支払い後に「納車費用」が含まれていたことに気づいた場合、業者に返金の問い合わせしてみましょう。

この場合「引き取り時に現金で返金」または、「後日、振り込み返金」される場合が多いです。

中古車の場合は、「納車準備費用」がありますから返金を断られる事が多いですが、新車の場合は返金される可能性が高いです。

友人イラスト

◆新車引き取り時にダメもとで言ってみたら、その場で10000円返金してくれた。

◆納車後、気づいて電話したら8600円振り込んでくれた

などの返金例は多くありますので、面倒がらずにぜひ問い合わせてください。

まとめ 納車費用とは 値引きやカットのコツ/トラブル解決法を解り易く解説

黄色いスポーツカー

新車の納車の場合、自分で取に行きます!!と、「店頭引き取り」を契約時に申し出れば、比較的簡単に納車費用をカットしてくれます。

全額支払った後でも、返金される場合が多いので、ぜひ問い合わせてみましょう。

中古車や、自宅納車での納車費用を値引きしてもらうには、納車準備作業や、店の立場も考えて値引き交渉を行いましょう。

特に遠距離納車は、大きな値引きを期待してはいけません。

納車にはそれなりの時間と経費がかかります。

店とお客様宅への往復、帰りの足を考えると2人分の人件費が必要です。

新車ですと積載車への積み作業も増えますから、店側もそれなりに経費がかかるのです。

今回、大きな値引きを得られなくても、「次回のオイル交換などの無料サービス」や「スタットレスタイヤのワンシーズン無料脱着」等を約束するのもひとつの方法です。

こういった事情を理解したうえで、「納車費用」以外の値引き交渉にもどんどんチャレンジしてみてください。


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