交通事故で慰謝料をいくらもらったの? 体験談をブログで紹介

慰謝料

長年保険代理店をしていると交通事故に遭われたお客様から知恵を貸してほしいとご相談を受けることがよくあります。このブログでは、

・交通事故で慰謝料をいくらもらったのか?
・むちうちで慰謝料をもらうのは詐欺なのか?
・慰謝料は、最大限いくらもらえるのか?
・慰謝料の効率の良いもらい方

など、実際に交通事故にあったお客様の体験談をブログで紹介、怪我をされ働けない方、示談交渉等で不快な思いをされている方の参考になれば幸いです。

案内するのは国土交通省/陸運局認証車検工場にて「自動車保険代理店」営むオートディラーの「長嶋」です。実際に起きたお客様の交通事故の体験談をご紹介しています。

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交通事故で慰謝料をいくらもらったの? 体験談をブログで紹介

交通事故で慰謝料をもらうのは「詐欺」ではない

交通事故で怪我をした時、

「大したことがないから病院に行かない」
「こちらのほうが過失があるから病院に行けない」
「少しの痛みで何日も通院するのは詐欺みたい」

と大真面目に言う方もいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。

たとえ自覚症状のなくても、交通事故にあったら念のために検査を受ける事はあたりまえですし、たとえ小さな痛みであっても認定期間中は堂々と通院するのが当然の権利なのです。

なぜなら交通事故は、怪我の痛みだけではなく精神的な苦痛や様々な不安が起こります。実際、娘が交通事故を起こした時は、車を見たり大きな交差点を見るたびに恐怖がよみがえり手が震えPTSDと診断されました。しかしPTSDは治療費として支払われません。

今までの穏やかな生活リズムが崩れ、家族にも迷惑・心配をかけてしまいます。

こういった交通事故が起こった時のリスクを補償するために、自賠法があり、この法律によって車に乗るすべての人が強制保険(自賠責保険)に加入し守られているのです。

あなたも車検の度に高額な「自賠責保険」や「任意自動車保険」に加入しているはずです。

この保険を使って十分な補償を受ける事は当然の権利であり、詐欺と考えるのは間違っているのです。

自賠責保険 傷害による支払いの基準

自賠責保険の「傷害」による損害に関しては、「積極的損害(治療費)」「休業損害」「慰謝料」が支払われます。

慰謝料の基準は加害車両1台の場合、被害者1名につき120万円が限度となります。(後遺障害は4000万まで/死亡は3000万円まで)

限度額の120万円を超えた場合は、任意保険(自動車保険)の人身傷害保険から支払われます。

基本の考え方

◆被害者 男子・会社員・27歳
◆治療費関係費等の合計 270,000円
◆休業損害 
     1日当たりの収入減 12,000円(源泉徴収などで立証)
     認定休業日 58日
  12,000円×58日=696,000円
◆慰謝料 対象日数・・・・70日 1日4200円
  4,200円×70日=294,000円

上記の場合、

治療関係費270,000円+休業損害696,000円+慰謝料294,000円=1,260,000円
1,260,000円>保険金額1,200,000円
したがって、120万円が支払われます。

注意)被害者に重大な過失がある場合は20%の減額が引かれますが、任意保険の人身傷害保険に入っている場合からはこちらから補填されます。

それでは、実際にあった交通事故での慰謝料金額を紹介していきます。

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慰謝料をいくらもらったの?

35歳A様の慰謝料・・むちうち/全治2週間の場合

赤信号で停車中、後ろから追突されました。

 26歳男性の会社員A様は通勤時、赤信号で停車中、後ろから追突されました。

首と肩に痛みと違和感を感じ、直ぐに病院に行くと「全治2週間」のむちうちと診断されました。翌日も痛みがひどかったので会社を休み通院。翌日から出勤したものの完治まで1カ月かかってしまいました。

実際に支払われた慰謝料
◆治療期間 30日
◆実際に病院に通った日数 10日
慰謝料の計算 
30日×4200円=126,000円
10日×2×4200円=84,000円
どちらか少ない方なので、慰謝料は84,000円が支払われました。

慰謝料以外でおりた保険金額
◆休業補償 2日 19,200円
◆人身傷害保険20万円・・・自分の自動車保険の人身傷害保険からの傷害一時金から(むちうち/5日以上通院の場合)

交通事故/むちうちの治療日数の目安

診断書は全治2週間なのに30日も通院して良いの?

交通事故におけるむち打ち(頸部捻挫)の治療期間の目安は3カ月と言われています。目に見えない痛みでも神経症状を伴うので打撲よりも長い治療期間とされています。また、交通事故の治療期間としてDMK136という考え方があります。

治療日数 DMK136とは
D➡ 打撲/1カ月
M➡ むち打ち/3カ月
K➡ 骨折/6カ月

当初A様は全治2週間と診断されましたが、痛みが長引いたので保険会社に続けて通院したいと申し出たところ、許可が下りたので30日の通院になりました。

ですから、まだ痛みがあるのに、2週間の診断書だからといって通院をあきらめる必要はありません。むちうちは、3カ月くらいまでなら超過して通院しても良いということになります。

ただしJAなどの共済では、「複数の部位の治療(首+肩+腰など)でないと診断書日数以上の通院を許可できないと」言われたお客様がいらっしゃいます。

また医療免許をもたない整骨院では保険がおりない場合もあります。事前に保険会社と連絡を取りながら十分な治療を受けるようにしましょう。

慰謝料の計算の仕方 少ないけどなぜ?

お客様の中には、保険会社からの慰謝料明細を当社にお持ちになり、

悩む人・これで損してない?
・示談にしていいの?
・金額が少ないけどどうして?

と、計算方法を聞きに来られる方もいらっしゃいます。

A様の場合も、「1日4,200円で、治療期間30日なのに何故84,000円なのか?」と、聞きに来られました。

自賠責保険は、「治療期間」が支払い対象になるわけではありません。

実際に通院した日数の2倍と比べて低い方が支払われるので少ない金額が支払われたのです。

慰謝料 どちらか低い方が適用される
◆4200円×入通院治療期間
◆4200円×実際に入通院した日数×2

慰謝料/効率の良いもらい方

慰謝料の効率の良いもらい方をズバリ言うと

・毎日通っても満額もらえない
・治療期間の半分の日数を通えば満額もらえる

という事が言えます。

A様の場合でいうと、

◆治療期間 30日
◆実際に病院に通った日数 10日

ですので、本来満額ならば30日×4200円=126,000円をもらえたはずが、治療日数が10日だけだったため、少ない方の10日×2×4200円=84,000円しか支払われませんでした。

痛みや治療期間が長かった割に、金額が少なかったとA様がぼやいたわけですね。

慰謝料/満額もらうためには

満額の金額をもらうためには、

満額・・・30日×4200円=126,000円

30日÷2=15日
15日×4200円=126,000円

つまり、「治療期間の半分の日数」を通院すれば満額もらえることになります。

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まとめ 交通事故で慰謝料をいくらもらったの? 体験談や効率の良いもらい方をブログで紹介

交通事故で怪我をされて大変な思いをされている方もいらっしゃいます。
しかし軽度な怪我なのに、せっせと毎日通って慰謝料をもらおうという「ふとどき者」もいる様ですから

「入院しない限り、いくらなんでも治療は毎日必要ないだろ~」
「治療は、せめて1日おきが妥当だろ~」

ということですね。

無駄に毎日通っても慰謝料は半分しか出ませんのであしからず。

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