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後付け安全装置は「自動ブレーキ」ではない?正しい「踏み間違い防止装置」の仕組みや機能を解説

車 イラスト 人々が手をつなぐ

高齢者の事故が多くなり、お客様に「後付けの自動ブレーキを付けられないか?」と、問い合わせを多く受けるようになりました。

今ある車に、あとから「自動ブレーキ」装着することはできません。

どうやら、お客様の言っているのはアクセル踏み間違い防止の「後付け安全装置」の事のようです。

「後付けの自動ブレーキ」は、危険を察知すると「車が勝手に自動ブレーキをかけてくれる」と思い込んでいる人が多いようです。

しかし「後付けの安全装置」には、このような自動ブレーキ機能はありません

そこで今日は、正しい「後付けの安全装置」(アクセル踏み間違い・急発進防止装置)の仕組みを解説していきたいと思います。

案内するのは、新車中古車販売・国土交通省/陸運局認証車検工場を営むオートディラーの「長嶋」です。50年の営業経験をもとに解説していきます。

こんな疑問が解決できるよ。

・後付け安全装置ってどんな装置?
・高齢者でも簡単に扱えるの?
・どんなふうに改造・装着されるの?
・警告音だけじゃないよね?
・壁にぶつかりませんか?
・どんなメーカーがありますか?
・どこにいけば付けられるの?
・金額はいくらなの?
・どのくらいの日数でつけられるの?

◆車安全装置(自動ブレーキ)アクセル踏み間違い装置大手5社比較はこちら
◆高齢者にお勧めの軽自動車・購入時の必須ポイントはこちら
◆車安全装置(自動ブレーキ)の補助金についてはこちら

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後付け安全装置は「自動ブレーキ」ではない?正しい「踏み間違い防止装置」の仕組みや機能を解説

「後付けの安全装置」は大きく分けて2つのタイプがあります。

 


1.「超音波センサー」で感知/作動するタイプ

2.「アクセルの踏み込み具合」で感知/作動するタイプ


 

具体的にはどんな装置なんですか?

教えてくれワン。

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1.「超音波センサー」で感知/作動するタイプ

「超音波センサー」を使ったタイプは、車の前と後ろのバンパーに「超音波センサーの装置」を取り付ける事で危険を察知・抑制します。

サポトヨ超音波センサートヨタHPより

「超音波センサー」を使った装置を扱っているのは

◆トヨタの後付け装置「サポトヨ+」
本体税込 55,080円 取付け工賃別

◆ダイハツの後付け装置「ツクツク防止」
取付工賃込み参考59,508円 

の2社になります。
適合車種や機能の詳細、後付け装置の比較はこちらのページ

超音波センサーで「急発進防止」する機能、仕組み

ダイハツ センサーダイハツHpより

超音波センサーは、車の前後バンパーに穴を開けて合計4箇所に取り付けます。

トヨタとダイハツに問い合わせたところ、取付期間は1日~2日との事でした。

穴のセンサーから超音波を出す事によって、前後3m以内にある壁や建物を検知する仕組みです。

アクセルを踏み間違った等で壁に地被いた場合は、センサーが危険を察知し、 コンピューターがエンジンの燃料供給を絶ちます(フューエルカット)。

ガソリンが供給されないので当然車は前に進みません。これにより壁への衝突が緩和され、事故が抑制されると言うわけです。


踏み間違う!!

パニック
アクセル全開(べた踏みしてまう)


壁に近づく危険

⚡⚡センサーが壁を感知⚡⚡

◆◆◆フューエルカット◆◆◆

燃料が絶たれる

自然に減速

事故を抑制

音や、文字表示で知らせてくれるタイプもあります(トヨタ トヨサポ)

サポトヨプラス 超音波センサートヨタHPより

わ~、すごいですね。
これで、踏み間違っても壁に激突しないわね。

これで、俺も車にひかれないな。

いいえ、絶対ぶつからないとは言い切れません。

え? どういう事?

「超音波センサー」が作動しない物とは

超音波は、

◆超音波が反射しにくい障害物
◆超音波を吸収しやすい障害物

を、正しく検知しません。ですから、超音波センサーは、正しく操作しない場合もあるので注意しなければなりません。

超音波センサーが作動しないサポトヨ動画より

超音波センサーが正しく作動しない場合

・壁が斜めになっている。
・壁に傾斜が付いている
・針金
・フェンス
・標識の支柱など細い障害物
・人・布・生垣などの音波が反射しにくい障害物
・スポンジ・雪など超音波を吸収しやすい障害物

わぁ。怖いですね。
システムを過信せず、安全運転ですね。

俺も気を付けて歩くぜ。

「超音波センサー」タイプ取付店はどこ?

超音波センサータイプを後付けしてくれるのは、「トヨタ」と「ダイハツ」の2社しか行っていません。

適合車種がどんどん増えていますが、まだ開発中で着けられない車種も沢山あります。こちらに取付可能な適合車種が掲載してあるのでご確認ください。

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2.「アクセルの踏み込み具合」で感知/作動するタイプ

「後付け安全装置」には、アクセルの踏み具合を感知して急発進を抑制するタイプもあります。

こちらの装置には超音波センサーは付きませんが、ほとんどの車に装着できます。

アクセルペダルを踏む

この装置を代表するのが、オートバックスさんの「ペダルの見張り番」で、東京都の小池知事が試乗したものです。

▶「補助金」に関しての詳しい情報はこちら。補助金を行っている全国の行政・自治体一覧表もあります。

アクセルの踏み具合で「急発進を防止」する仕組み/機能

この装置は、アクセルの踏み具合を5段階で識別、運転者に合わせた踏みこみ方を学習し作動してくれる優れものです。

アクセル信号を常時モニターし、危険を感じたらアクセル信号をキャンセル、ガソリンの供給を絶ち、急発進を防止する仕組みになっています。

危険時には、警告音でも危険を知らせてくれます。

オートバックスさんに行って問い合わせたところ、取付け時間はなんと2時間だそうです。

ブレーキやアクセルを制御できるハーネスを付ける事で簡単に設置できるそうです。

ブレーキハーネスオートバックスペダルの見張り番HPより 取付ハーネス

解り易く展開すると次のようになります。


突然のハプニング

パニック

・慌てて強くアクセルペダルを踏み込んだ
・ブレーキと間違ってアクセルを踏んだ
・ブレーキとアクセルを一緒に踏み込んだ


⚡⚡アクセル信号をキャッチ⚡⚡

◆◆◆フューエルカット◆◆◆

燃料が絶たれる

自然に減速

事故を抑制

アクセルの踏み込み具合で、抑制してくれるのね

そうです。強く踏み込むと、ガソリンがカットされて前に進まなくなります。

でも、坂道だったり、高速道路の追い越しは?
強い踏みが必要ですよねぇ?

この場合も、踏んでも前に進まないって事?

大丈夫です。機能をON・OFFするスイッチが付いています。

ON・OFF機能で通常運転に戻る

この装置には機能をOFFにし通常の運転にいつでも戻す事が出来るスイッチが取り付けられています。

スイッチがONの時は、自分のアクセルの踏み具合で「急発進を防止」してくれますが、次のように不便な時はOFFにして、踏み込むことが出来ます。

上り坂を登る車

・坂道をいくら踏み込んでも、前にか進まない。
・停車時の坂道発進が出来ず、後ろに下がってしまう。
・高速道路などでの追い抜きが出来ず減速してしまう
・雪道・悪路から抜けだせない

せっかく取り付けたのに、坂道発進で後退して、後ろの車にぶつけてしまっては元も子もありませんよね。

その為この装置には機能をOFFにし、通常の運転にいつでも戻す事が出来る「スイッチ」が取り付けられています。

ペダルの見張り番Ⅱペダルの見張り番Ⅱスイッチ S-DRIVE 誤発進防止システム2S-DRIVE 誤発進防止システム スイッチ

坂道や追い越しは、このスイッチを切ればいいのね。

年配の人は、ちょっと慌ててしまうかもしれませんね。

後付け「アクセルの踏み具合」タイプ 取付店

この装置の主な販売店はこちらです。

ペダルの見張り番2・・・オートバックス専売品
◆「S-Drive 誤発進防止2システム」・・・イエローハット、他提携店

価格・適合車種・取付時間など詳しい情報はこちら

後付け「安全装置」は自動ブレーキではない

シルバーマークの車

ここまで「後付けの安全装置」(アクセル踏み間違い急発進防止装置)の仕組みや機能を解説シテきましたが、
「後付けの安全装置」は「自動ブレーキ」ではないことが理解していただけたと思います。

「後付けの安全装置」は、加速が抑制されるだけで「自動ブレーキ」の機能はありません。

危険を察知するとセンサーによりコンピューターに指令が行き、フューエルカット(燃料カット)されます。その為、自然に減速されるだけで「ブレーキ」が作動するわけではないのです。

勢いが良ければ、ぶつかってしまう可能性もあるのです

ブレーキがかかるわけじゃないのね。

そうです。ですから、システムを過信せず、周囲の状況を把握し安全運転を心がける事が肝心です。

まとめ 後付け安全装置は「自動ブレーキ」ではない?

軽自動車税 廃車 

後付け安全装置は、自動ブレーキがかかると思い込んでいる人が多いです。

しかし、機能や仕組みを理解すると、ブレーキがかかるわけではない。あくまでも「事故の抑制」としての機能だと言う事が良く解ると思います。

後付け装置を付けたからと言って、運転を過信してはなりません。自信のない方は、思い切って免許の返納も考慮するべきです。

私の父の車は、ダイハツのつくつく防止/オートバックスの適合車種でした。しかし、次の理由で免許返納することに決めました。

理由その1

バンパーにせっかくセンサーを付けても、ぶつけたり擦ったりするとセンサーはすぐ壊れて使い物にならなくなる。
高齢者の父は平衡感覚や距離感がなくなり、車庫のあちこちにぶつけて車はすり傷だらけです。今の凹みを直してから取り付けるとなると、かなりの金額になるし、またすぐにすり傷をつける可能性がある。

理由その2
オートバックス等の機種は、坂道や追い越しの時にスイッチをOFFにしなければなりません。テレビ録画のボタンの位置も忘れてしまう高齢の父に、このスイッチを押すことが出来るか?疑問に思ったからです。坂道で車がずり落ちて後退し慌ててしまったら、もっと危険ではないかと。

やはり父には、今期で免許証返納をしてもらうという事で親子の話し合いは合致しました。

しかし、車が必需品の地域では高齢者でも車を手放すことはできません。
そんな方の為にも、この装置はとても重要な役割を果たすと思います。ぜひこの装置を付けて安全運転を心がけて欲しいと思います。


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