軽自動車は事故に弱い?「車屋さん」が教える軽自動車の危険性

納車費用 青い車

今回は、軽自動車を購入する際によく聞かれる

・軽自動車の事故に弱い?
・軽自動車は 死亡率は高い?
・軽自動車はどういう事故を起こしやすいの
・どんな軽自動車が事故に弱い?
・軽自動車より普通車を買ったほうがいい?

などの疑問に答えて行きます。

案内するのは、新車中古車販売・国土交通省/陸運局認証車検工場を営むオートディラーの「長嶋」です。50年の経験をもと実際に起こったトラブルや解決方法を解説します。

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軽自動車は事故に弱い?「車屋さん」が教える軽自動車の危険性

「車屋」をしていると、事故現場に駆けつけたり、事故車のレッカー搬送や引き取りを毎日のように依頼されます。

数年を通してみると、車体の軽い軽自動車は普通車に比べてやはり強度が弱い印象があります。

大きな事故になると普通車では無傷でも、軽自動車の場合死亡事故に発展するので、尊い命を失ったお客様もいらっしゃいます。

反面、軽自動車は修理に関して「大きな不具合」は少なく、普通車より重量が軽く加速や衝撃も少ない利点もあります。

高速道路などの特殊な事故でない限り大きな破損になることはめったにありません。

なによりも、軽自動車の「自動車保険料」が安いのが、その証拠ですね。

では、実際の軽自動車の事故率/死亡率をみていきましょう。

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軽自動車の事故率

交通事故総合分析センターの2019年4月過去1年間の統計(対4輪車のみ)では、普通車より「軽自動車」の方が死亡事故率が高いデータとなっています。

交通事故普通車軽自動車
全事故件数258,035件187,924件
死亡者数422人(0.163%)412人(0.224%)
負傷者数360,265人(13.9%)253,634人(13.5%)

このデーターによると、軽自動車の方が事故数が少ないのに、普通車より死亡者が多いことが解ります。

昔に比べ、軽自動車の性能が良くなったせいか、高速道路を普通車と同じスピードで走る軽自動車をよく見かけます。

車体の軽い軽自動車は死亡事故に発展する恐れがあるので注意が必要です。

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よくある軽自動車の事故と危険性

車の事故

軽自動車に多い怖い横転事故

軽自動車でよくある事故横転事故です。

特に、広くて車高の高い軽ハイトワゴンと呼ばれる車での横転事故です。

若草色の車 スペーシアタントホンダ NBOX

日本交通化学学会会誌でも、軽ハイトワゴンの横転の危険性を発表しています。

◆軽ハイトワゴン横転の危険性

軽ハイトワゴンのような車種は重心が高いため、交差点等で低速度で衝突しただけでも容易に横転する

車両が横転した場合、乗員が車室内に強く二次衝突したり、割れた窓部から車外放出されるなどして死傷することが多い。

実際に調査した横転死亡事故をもとに、実車を用いた衝突実験やコンピューターシミュレーショ
ン解析により事故時に軽ハイトワゴンが横転するメカニズムを解明した。その結果、横転には衝突後のヨー回転速度やローリング共振周波数等が影響することが判明し、さらに走行速度が低いほど横転し易い可能性も示された。

 このため、軽ハイトワゴンが横転し易い車両であることを周知させるとともに、横転に備えてカーテンシールドエアバッグの装着を義務付ける等の方策が必要であろう。

日本交通化学学会会誌pdfより

軽微な事故でも横転する軽ハイトワゴン

当社のお客様の中にも軽ハイトワゴンで横転事故を起こした方がいらっしゃいました。

お客様が乗っていたのはハイトール型のタントで、私が駆けつけた時は交差点でみごとにひっくり返っていました。

一般的に背の高いワゴン車は重心が高いので横転しやすいのですが、軽自動車の横転をまじかに見るのは初めてでした。

お客様によると、青信号で発進したところ信号無視の車と接触。
ハンドルを切ったところ簡単に横転してしまったようです。

幸い、軽いむち打ちで済みましたが
「ぜんぜんスピードは出てなかったのに、びっくり!!」
と、驚かれていました。

最近のハイトール型の軽自動車は「重心」が高いうえに、軽くて背が高いので低速運転中でも横からの衝撃で簡単にひっくり返ってしまうのです。

お客様は、額の傷と腰の打撲で済みましたが、もっとスピードが出ていたら大怪我になったのではないかとひやりとしました。

軽自動車の安全設計は?

スマートアシスト4

現在の車は昔のように鉄の板を使って衝撃を跳ね返す強い車ではなく、燃費を良くするために軽量化された衝撃を吸収させる車に設計されています。

こういった車で、運転者や同乗者のダメージを少なくるには、どのくらいボディパネルから離れているかで決まると言われています。

車のフレーム

軽ハイトワゴンのように室内空間が広く外からの衝撃を受けやすい車より、高級セダンのように中央部に乗車できる車の方が安全性が高いのです。

つまり高級セダン車より、軽自動車のほうが、同じ衝撃の事故を起こした場合、死亡率が高くなるのです。

軽自動車の素材

1980年代ごろまで、軽自動車のバンパーなどの素材は鉄製のものや樹脂のものが多く強度はありましたが、重かったんですよね。

しかし、現在は軽く成形しやすいFRP(繊維強化プラスチック)が主に使われています。

この新しい素材は、軽さに加え衝撃を吸収・軽減し、事故時のドライバーや同乗者、歩行者などを守っています。

また軽くなった分、重量配分が広がり、空間を広げたハイトール車が誕生することができたんです。

軽ハイトワゴンの横転する危険性は無視できませんが、これらの素材はし日々進化しているので期待したいですね。

軽自動車の衝突安全性

JNCAP(独立行政法人自動車事故対策機構)の衝突実験を見ると、最近の軽自動車は5段階評価中「評価4」までとれるようになりました。

しかし普通車はすべて評価5であり、やはり軽自動車の構造上、どんなに改良しても普通車を上回る安全性は得られないことが解ります。

評価5 トヨタ カムリ 三菱 エクリプス クロス スズキ クロスビー ホンダ オデッセイ スバル フォレスター トヨタ クラウン トヨタ カローラ スポーツ ホンダ CR-V
評価4 スズキ ジムニー /ダイハツ ミラ トコット /ホンダ N-VAN
2018年度_衝突安全性能試験結果一覧表(Excel)のダウンロード

また、車の衝突安全性は、正面からぶつかることには非常に研究して作られています。

しかし、横からの追突や、前後で挟まれた場合などは考えられていないので、軽自動車はさらに不安になりますよね。

安全面を考えると軽自動車と普通車どっち?

上記のような観点で総合的に見て、安全を重視すなら軽ハイトワゴンは避け普通車を乗る事をおすすめします。

車屋さんでしたら、車がぺちゃんこになった大きな事故を沢山みてきていますから「軽自動車より普通車に乗る」と考える方が多いです。

しかし、なんといっても維持費が安く小回りが効くのが魅力な軽自動車。

最近では、自動ブレーキなどの安全装置付きの車も充実してきています。

経済的に余裕があるのなら、街のりは「軽自動車」、高速道路は「普通車」と区別して乗るのが良いですね。

最新型安全装置「スマートアシスト4」が付いたダイハツの軽自動車はこちら

まとめ 軽自動車は事故に弱い?「車屋さん」が教える軽自動車の危険性

・軽自動車は設計上ボディパネルに近い為、危険性が増す。
・特に車高が高い軽ハイトワゴンは重心が高く横転しやすい。
・小さな事故では、普通車より重量が軽く加速や衝撃も少ない利点がある
安全装置付きの車でも普通車には太刀打ちではない。

安全面を考えると「普通自動車」がお勧めですが、運転技術や燃費、維持費などを考えるとやはり軽自動車も魅力ですよね。

どちらにせよ、「安全装置付き」の車はとっても高額。

新車が高いなら新古車や中古車も選択肢に入れてみると良いですね。

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それでは、安全運転を心がけ、楽しいカーライフを送ってください。


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